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脳神経外科部長といってもプレイングマネージャー。この1年をどうやって乗り切ったのか

2022年の6月に、千葉県の成田富里徳洲会病院 脳神経外科部長の職を拝命して1年と4カ月が経ちました。部長とはいえ、常勤の医師は1名、つまり私のみ。当然ながらプレイングマネージャーです。診察、手術といった通常の業務をこなしながら、マネジメントの仕事も加わり、研究や発表もしなければならず、さらに、まだ医師8年目では各専門医資格取得のための勉強も必要です。

ただ、多くの方々のご協力のおかげで、成田富里徳洲会病院脳神経外科での年間手術件数は2022年6月以降の1年では183件、今年度はさらに増え続けています。

とはいえ、1日は全ての人に平等に24時間しかないなか、すべてをこなし、より医師としても精進するためにどうしていけばよいか、大変悩みました。自分なりに部長拝命から1年間取り組んだことを書いてみたいと思います。


院内外にナンバー2をつくった

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