Taker to Giver(幸福ランク最下位の心情)

人間はtaker (=得る人)とgiver (=与える人)
2種類

得ると与えるは、物質的なことに対してだけじゃない。
気持ちや知識、行動なども含まれる。

その2種類で成り立つと仮定される世界では
幸福ランクがある。

その幸福ランクは、

2位 giver

3位 giver にも taker になれる人

4位 taker

そして
5位 taker の周りにいるgiver


1位 giver の周りにいるgiver 



以前、私はtaker の周りのgiverだった。

そのtakerには、私の時間を与えていた。

昼の約束は、寝坊でなくなり、
夕方の約束は、準備していたら遅れ、
夜の約束は、疲れて眠たいとのことでなくなる。

その度に、多くの時間をムダにしてきた。
ただ自分も欠点はあるだろうと思い、
友達だから問題ないと思っていた。

その後、そのtakerが自分は鬱だと言い出した。
正直、信じてはいなかったが、
takerは仕事を休んでいたので、
暇なときの話し相手として支えようと思った。

しかし、ある時、
会う約束ができないのは病気だから仕方がないと言われた。

その一言で、
今までのtakerを待っていた時間は
ムダだったことに気付いた。

自分自身と向き合えていない人とは、
何を話しても無意味である。
なぜなら、言動と行動は伴っていないから。



また元々、相手との約束を守れない人は嫌いだったにも関わらず、友達という言葉で治らない性格を十人十色と受け入れた私も甘かった。

そして、そのことに気付いたと同時に、
私は、このtakerより不幸であると自覚した。


なぜなら、このtakerは自分が
私から時間や気持ちを奪っていることに気付いていなかったからである。

今まで奪った時間について忘れていて、
病気と診断されれば病気のせいにしていたtakerは、
事態の全て外的要因がもたらした結果であり、
決して自分自身の本質に原因はないと言っているようだった。

そして、私はこのtakerにgiveし続けてきたことに気付いてしまった。

幸福ランク5位 taker の周りにいるgiver

自分の置かれている状況を把握することで
不幸だと気付いたとき。

気付かないことが幸せなのか
気付いたことが幸せななのか。

いまの私は気付いてよかったと思っている。

不幸に気付いたときは、
過去を後悔し落ち込んだ。

だが、これからをよくするため
自分で環境を変えていき
いつも会わない人にも会うようになった。

その結果、

giver の周りにいるgiver

になれていて、幸せを感じている。

だから、不幸だと気付いた人には
少し勇気をもってほしい。

こんな人もいますよ。とのこと。