見出し画像

大人が歌うクラス合唱の祭典、再延期

 2021年1月7日、新型コロナウイルスの感染拡大により緊急事態宣言が発出されました。それを受け、2021年1月11日開催予定の「大人が歌うクラス合唱の祭典」は中止とさせていただきます。
 来場予定だった方、出演予定だった合唱団、スタッフ予定の方、スターツおおたかの森ホール、講評をお願いしていた田中先生、そして関係の皆様にお詫び申し上げます。前回の企画に引き続きの直前中止となり大変申し訳ありませんが、どうかご容赦下さい。

 国から提示されたはイベント開催に関する制限は大きくありませんでしたが、ここ数日の新型コロナウイルス陽性者の急激な上昇と各知事からの都県をまたぐ移動の自粛は強いメッセージであり、これを重く受け止める必要があるとの結論に至った次第です。
 もちろん、直接的に禁止されている訳ではないのですから、この状況下でも開催するという判断もあり得たでしょうし、実際に開催する演奏会もあるでしょう。私には、その「開催の決断」が出来ませんでした。

 そして「中止の決断」をしました。その決断はもちろん辛いことでしたが、そのことよりも、もしかしたら「中止の連絡を回すこと」の方が辛かったかもしれません。特に初報(邪/飴)のLINEは書き終わってから送信ボタンするのに20分くらいかかったように思います。各団、講評の田中先生、Web申込みをして下さった方、スタッフを依頼していた方、スターツおおたかの森ホール、そしてSNSでの周知が終わり、得も言われぬ感情に包まれていました。私はこの気持を表す言葉を知りません。
 自分のわがままに付き合わせてしまった申し訳無さ、前回に続いて開催を断念した悔しさ、運の無さを嘆く気持ちや、もしかしたら政治や社会やコロナへの恨み、といったネガティブな感情が渦巻いていたけれど、その一方で、この企画に最後まで協力し応援してくれた人たちへの感謝、最後まで検討したという自分自身の納得感、そして今回諦めても次回またリベンジしようという決意、そのリベンジに友人たちも再び寄り添ってくれるだろうという期待、といったポジティブな気持ちもありました。感情は混沌としながら、どこかでスッキリしていたような気もします。

 リベンジするにはまたホール抽選から、と思うと気が遠くなる話ですが、ほどよき時に抽選に行き、当選したらまた企画したいと思います。どうか、その際も懲りずにお付き合いいただけると嬉しいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?