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今年できるようになったこと。備忘録。

今年はなんだか、生まれたばかりの赤ちゃんが、1日1日変わっていくような、この前まで笑わなかったのにもう笑うようになったんだ、みたいな、
文字通り1日単位で学びと変動がある、そんな1年でした。

箇条書きでつらつらと綴っていこう。

今年、私ができるようになったこと、学んだこと。

・「人に期待されていること」の通りに行動しないこと。
時間ある?興味ある?〇〇できる?と聞かれたら、「いえ、今日は〇〇時までに帰ります」「お誘いはありがたいけど、興味はないです」「もう少し待ってください」と答えられるようになったこと。

・論理的に文章を書くこと。自分の考えを順序立てて伝えること(noteに関しては必ずしもそうじゃない。笑)

・集団で作業するときに「自分のコントロール下にない状況」をむしろ楽しむこと。手放して、信じること。

・「途中経過」の不完全な自分の考えを人と共有すること。間違いも失敗も、それを指摘されることも歓迎すること。

・思い切って、たくさんの人に頼ってみること、相談してみること。「困っている」と伝えて助けを求めること。

・わからないことを「わかりません」と素直に伝えること。知ったかぶって強がらないこと。(これは修行中)

・自分自身が「消費されたり利用される」ことを避けること。

・情熱を割くべきシチュエーションと人とを選別すること。(これも修行中)

・自分と他人の感情を分けて考えること。

・中長期的な計画を立てること。先を見据えて行動すること。(bullet journal を今年から始めた。おいおい紹介する。とっても良い。)

・「批判」と「解決策」はセットだということをわかった。批判だけなら誰にでもできる。

・私は打算で手を抜くのが苦手だということがわかった。何事も全力投球しちゃう方が、ちょっとカッコ悪くても、効率悪くても、私の「大切なぶぶん」を失わずにすっきりうまくいくということ。

もっとたくさん、ある気がするけども、このくらいにしておこう。
今まで、「私は一人で決断してきた。一人で何か成し遂げてきた。」という変なプライドや自信があって、孤立することが多かった気がする。
それを、「不完全な自分を認めて、むしろそれを愛して、一人よりもたくさんの人と一緒にもっと面白い未来を見ていきたい」というマインドに変わったことが一番の変化かもしれない。
研究も、「自分がプロジェクトリーダーとして責任を持ちながらも、たくさんの人と協働しながら進めていく知的作業」だと思っている。
考えたことを伝えて、一緒に悩んだり、改善点を指摘されながら、寄り道をしつつ前に進んでいく、みたいな。

最後に私の好きな本の引用で締め括ろうかな。今年一年、少し早いけどよく走り切りました。

「わたしは人生に多くを期待しない。むしろいつも人生に驚かされていたい」...未来に期待して、予測して、計画をしていくことで、ヒトも人生も、開発すべき「資源」や「財」とされてしまう...未来にやみくもに期待し続けることから抜け出せなかったら、ヒトはいつまで経っても未来というものの奴隷なんだ...「いつも人生に驚かされていたい」っていうのは、まさにそこからの脱却を語った言葉なんだよね。− 若林恵 "さよなら未来"

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