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Farming is my calling 長野県で農業をしています

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今年の冬はグンドゥルックをつくろう

池袋のネパール料理屋で食べた「乾燥発酵野菜の漬物」なるものがめちゃ美味かった。 赤いソースの右隣にちまっとあるのがそのお方。ネパール料理は日本人の口に合うような、スパイスがマイルドで、滋味深い料理が多い印象。 口に残る感じがあるものの、噛めば噛むほど野菜のじんわりとした旨味が広がって、とってもおいしかった。 調べてみたら、グンドゥルックというものらしい。青菜を干して、ぬるま湯で乳酸発酵させて作る酸味のあるお漬物。塩も何も入れないらしい。 日本でも、大根葉やカブの葉っぱ

    • 今年できるようになったこと。備忘録。

      今年はなんだか、生まれたばかりの赤ちゃんが、1日1日変わっていくような、この前まで笑わなかったのにもう笑うようになったんだ、みたいな、 文字通り1日単位で学びと変動がある、そんな1年でした。 箇条書きでつらつらと綴っていこう。 今年、私ができるようになったこと、学んだこと。・「人に期待されていること」の通りに行動しないこと。 時間ある?興味ある?〇〇できる?と聞かれたら、「いえ、今日は〇〇時までに帰ります」「お誘いはありがたいけど、興味はないです」「もう少し待ってください

      • "感覚的"に頭を働かせる

        お久しぶりな投稿です。 一気に寒くなって、空が澄んでいるので月がキレイに見えますね。冬の夜空を見るのは大好きです。 ここしばらくは、コロナの影響を受けざるを得ない研究テーマに思い悩んだり、投稿論文の査読者コメントにひいひい言ってました。とりあえずはひと段落しそうです。やったね。 秋学期は授業でアカデミックライティング(英語)を取っていて、そこで英語論文・エッセイの文章構造のポイントを学びました。 というのは、 まず、自分の主張(thesis statement)がある。

        • 「捨てられたデータ」は無駄なのか

          たまには、院生っぽいことを。 先日、研究室の議論の中で、 「行き当たりばったりで、発表の時に使わなかったデータがたくさんあった。もっとちゃんと計画して『捨てるデータ』をなるべく少なくなるようにしたい。効率よくデータが使えたらいいよね。」と発言した人がいた。 わたしにはとても新鮮な意見に感じたので、ふーん、そんな考え方もあるんだ、くらいに聞いていた。けど、後になって「うーーん、本当にそうなのかな?」という気持ちも湧いてきた。 社会学(みたいなもの)を専門として学んでいると

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          13年越しに、沖縄に逢う

          灰谷健次郎が1978年に発表した小説「太陽の子(てだのふあ)」 沖縄が日本に復帰した6年後の著作とあって、とても生々しい「戦後を生きる沖縄の人々」が描かれている。 現在進行形の、不公平と構造的暴力に気づくきっかけとなる本。 この本は、私がまだ小学6年生の頃、沖縄の離島出身の母親が「読んでみて」と手渡してきた本だった。普段は戦争の話も、沖縄の歴史のことも何も語らない母だったから、不思議に思ったのを覚えている。読んだ後も、なんだか照れてしまって本の感想を伝える事はなかった。

          13年越しに、沖縄に逢う

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          朝の光と野菜の花

          朝の光と野菜の花

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          微笑んでしまう、という病

          怒るほどのことではない、けれど、心がチクっとする言葉。 本当は声に出して注意したいけど、勇気が出なくて流してしまうひとの言動。 流してしまった方が、「オトナな対応」なんだ、「めんどくさいひと」にならなくて済む。そんな言い訳をして、自分の大切にしたい価値をほんの少し大切にできなかった自分を、ごまかそうと笑ってしまう。そして、密かに心は沈んでいる。 あるいは 「あなたなら大丈夫」 「期待してるよ」 「さすが〇〇さんだね。」 そんな期待に応えようと、期待に応えられなかった時が怖

          微笑んでしまう、という病

          走りながら、考えること。

          もともと朝型のわたし。暑くなると早起きが加速します。毎日目覚ましがなくても5:30には大体目が覚めます。笑 鳥が優しくさえずる、太陽も起きたて、みたいな時間が大好きです。 最近は、走りながら考える、そういうふうに生きていくことに妙な納得感を覚えています。 一つの目標を掲げたり、綿密な「人生設計」や「キャリアプラン」を描くのではなく、今まで培った経験とそこで育んだご縁を頼りに、経験をつなげ続けて生きていくこと。想像もしなかった展開も、楽しんでしまえるような柔らかな生き方。

          走りながら、考えること。

          しなやかに生きるためにわたしは学ぶ。

          変化が激しい不確実な時代だからこそ、学ぶことは大切だ。そう、強く思う。 そんなかっこつけたことを言ってるけど、わたしが大学院進学した理由はぶっちゃけ、「ちょっと、まだシューカツする心の準備できてない、、」って思ったから。 表向きは「敷かれたレールになんかのらねーぜ!」って見栄はって、必死に代替案を探してたけど、結局は「学生から社会人へ」という急激な変化が怖くて仕方なかっただけだった。 結果論にはなるけど、院進学という選択をしてよかった。「敷かれたレールが否か」という判断基

          しなやかに生きるためにわたしは学ぶ。

          こんにちは、noteはじめました。

          ただの自己満足のために、そしてなかなか日常生活で関わりのない「お勉強好き」な大学院生の生態を知って、面白がってもらうために、noteをはじめました。 私はとても感覚的で情緒的な人間で、いつも湧き上がる感情の表現方法を無意識に探してきたな、と最近気づいたので。その手段として、写真や文章で表現していきたいなあ、と思います。 【最近自分の中でとてもしっくりきたこと】 今年度から大学院修士課程1年目で、森林と人間の関わり(環境保全と開発)について学んでいます。すごくざっくり。

          こんにちは、noteはじめました。