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落語と花街艶っぽナイト(落語鑑賞覚書)

亀有リリオホール

桃太郎 り助
愛宕山 菊之丞
浅草夜遊びトーク 小里ん、菊之丞、やきもち女将
踊り 浅草芸者衆
お座敷遊び 小里ん、菊之丞、浅草芸者衆

仲入り

居残り佐平次 小里ん

(敬称略)

最近、おっきなホールばかり行ってるナァ…まあ、たまたま続いただけですが。やきもちは秋葉原勤務時代に良く通っており、本所勤務に移ってからは浅草見番をうろうろするようになった僕としては、これは行かざるを得まい、嘘です、頼まれなくても行きます(笑)

開口一番はり助くん。ちょっと見ないうちに落ち着いた高座になってきたなあ。若者は変化が早いや。ぶっきらぼうな雰囲気は変わらず。続けて菊之丞師匠。浅草で遊んでるだけあって内情に詳しい。細かいことだけど、未だ幇間さんの人数間違ってる噺家さん結構いるもんなあ。とんとんとテンポ良い口調はさすが。

幕間で小里ん師匠、菊之丞師匠、やきもち女将のトーク。小里ん師匠のお座敷遊びの話が面白かったです。なんでも昔、小里ん師匠、馬楽師匠、志ん橋師匠、扇遊師匠の噺家さんよったりと、寄席文字の右ノ吉師匠、右橘師匠で(記憶違い、聞き違いだったらゴメンナサイ)毎月一人五千円ずつ貯めて年一回、お座敷遊びを10年くらいされていたそう。手銭で、お忍びで!いいなあ。僕もやりたい〜!

幕が開いて、浅草芸者衆の踊り。立方が千乃さん、あづはさん、千歩さん、地方が紫沙さん、こま晶さん。曲目は以下の通り。

浅草まいり 千乃、あづは、千歩
浅草暦・春 千乃
明治は遠く あづは
浅草育ち 千歩
浅草名物 千乃、あづは、千歩
さわぎ 千乃、あづは、千歩

(敬称略)

慣れないお座敷踊りに最初は硬かったお客さんも最後は大盛り上がりでした!

そのままお座敷遊びのコーナーに。菊之丞師匠は黒門付から縞の着流しにお色直し。「黒門付でお座敷遊びする訳には行かないから…」ヨ、遊び人!最初はお座敷遊び代表格のトラトラ(和藤内)、これは小里ん師匠がチャレンジ。おばあさんの仕草が可愛い(笑)次は、よりを戻して、これは菊之丞師匠がチャレンジ。この遊びは初めて拝見しましたが、メチャクチャエロ、もとい、色っぽい遊び。観てるこっちがドギマギするわー。

やりたいわー(笑)

終わったら写真撮影コーナー。結構舞台が明るくて色が飛んでしまったので加工してます。

仲入り後、トリは小里ん師匠の居残り佐平次。やっぱ貫禄が凄いわ。布団部屋から一転、活き活きと廓を飛び回る佐平次が本当に楽しそうでした。こんな佐平次ならついつい騙されてしまいそうです。

楽しかった!もし次回も続くなら、また伺いたいです。

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