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続・高校生の時に買った物が出て来た

先日記したカーペンターズのレコードと共に、他にも出て来た物がある。
先頃、他界された松本零士先生のドラマレコード「ザ・コクピット」や劇場版「銀河鉄道999」のポスター、映画「日は沈み日は昇る」のサントラ盤レコードなどなど。

劇場版「銀河鉄道999」ポスター

「銀河鉄道999」は説明するまでもない松本零士先生の代表作のひとつ。
このポスターはパネル張りしてあるのだが、どうやら自分で作業したようだ。
当時の自宅というか実家は機密性が低かった為なのか、ポスターを壁に貼っていると湿度の変化でたるんで来たりする。B1サイズだとそれなりに大きいので、たるみも大きく見苦しいのでパネル張りしたのだと思う。
そのおかげでこのポスターが、唯一捨てられずに残っていたのだろう。
他には「風吹ジュン」!や「JPSロータス」(F1)のポスターもあったはずだ。

「ザ・コクピット」ドラマレコード
ジャケット裏面。帯に宇宙戦艦ヤマトのサントラが載ってる

「ザ・コクピット」は松本零士先生の「戦場まんがシリーズ」で航空機の登場したマンガを音声ドラマ化したレコードだ。「宇宙戦艦ヤマト」のアニメでもお馴染みの声優、富山敬氏や神谷明氏が演じている。
このレコードは私がバイクで骨折して自宅療養中、SR 500乗りのKTさんがお見舞いに持って来てくれた。療養期間中だけ拝借するとの約束だったと記憶しているが、返さず仕舞いで既に40年以上も経ってしまった。

「日は沈み、日は昇ぼる」サントラ盤
サントラ盤中面。走破したルート図が載っている
サントラ盤裏面。CB500Fと750Fが写っている

「日は沈み日は昇ぼる」は1973年公開の日活映画で、オール海外ロケを敢行した大作だ。
フランスのパリからインドのベナレスまでを日本人レーサーの乗るCB500FOURと米国人ヒッピーの乗るCB750FUORが旅をするというロードムービーだ。
音楽は巨匠ニーノロータが担当している。
主人公である日本人青年は、現在でも時代劇や企業モノに渋い脇役で出演されている大林丈史氏が演じている。
本作は興行的には大成功とはいかなかったようだが、個人的にはバイクが非常に重要な小道具として扱われている点と、当時バイクの免許を取ったばかりの事もあり大好きな映画のひとつだ。
この映画に触発された一般ライダーが、実際に同じコースをバイクで走破した手記がバイク誌に掲載された事もあった。
私はこの映画の影響でCB500FOURが大好きになり、いつかは乗りたいと思っていたが、結局手に入れられないまま現在に至っている。
CB500FOURのような端正で美しいと思えるバイクは、もう二度と現れないように思う。特に水冷化されたバイクのエンジン周りは、空冷エンジンの美しさとは比べるまでもない。

大変残念なことに、本作のビデオ・DVD化はされておらず、現在では鑑賞することが叶わない。日活にDVD化のリクエストを出してはあるのだが。


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