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噺家の手ぬぐい 柳家花緑

2007年ミス・ユニバース世界大会で日本代表の森理世さんが見事第一位に輝いた時の斬新的なナショナルコスチューム、そして相撲九重部屋の浴衣。丸と線だけのデザインは画期的で玉の輔は「あっ、コレ好き♥」と一目惚れ。どちらも同じデザイナー高橋理子(ひろこ)さんによるものでした。実は以前手ぬぐい屋さんで高橋さんの手ぬぐいが売っていたので買った覚えがあります。そしたら花緑ちゃんが風呂敷やら手ぬぐいをたくさん楽屋で広げてた。聞くとお知り合いらしい。

2007年六本木ミッドタウン内にある21_21DESIGN SIGHTのオープニングイベントで公演頼まれた花緑ちゃんが総合プロデュースのイッセイ・ミヤケさんから紹介されたのが高橋理子さん。仲良くなって落語会にも足を運んでくれているうちに「花緑さんの着物が年寄りクサイ!!」と言われたンだってェ笑。それじゃ、ってンで花緑家に呼んで着物箪笥を見てもらうコトに。マネージャーでもある旦那さんと二人でコーディネートしてもらって花緑ちゃんは大満足!それ以来半襟は白、全体的な色味も変わって若々しくなりましたとさ。

「そういえば手ぬぐいのデザインしてもらってなかったよね?」ってことで今回作ってもらうことに。

青海波のような丸にローマ字で『YANAGIYA KAROKU』。やったね!!

最近の花緑ちゃんはおじいちゃん、五代目小さん師匠の色紙を真似して描いたものをSNSに載せたりしてる。コレがなかなか上手いンだよねぇ〜。
この『柳家花緑』も自分で書いたの?と尋ねると「コレは三十年前、真打になる時に師匠に書いてもらった字です」だって。
なんか、新しいデザインに小さん師匠の文字が映えます。

今回はとても◎◎◎な花緑ちゃん手ぬぐいでしたぁ〜。

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