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噺家の手ぬぐい 柳家小春

「数年前まで二足の草鞋で芸事をしながら雑誌などでちょこちょことイラストの仕事をしておりました。売れませんでした」

なるほどねぇ〜、流石です!

昨年春、落語協会に正式に協会員になった粋曲の柳家小春さん。ちょっと不思議ちゃん…っぽい?お正月に「小春さん、手ぬぐいって作ってるの?」と聞いたところ「はい、ありますよぉ」と交換した手ぬぐいがコチラ

とても良い♥好きです。当人曰く『ゆるゆる脱力系』。子供の頃から悪戯書きが好きでセツ・モードセミナーにも通っていたという小春さん。確かにこの画、カケそうでカケない、プロの腕ってことなのかなぁ〜。

「師匠である柳家紫朝から教わった寄席の曲で大津絵の両国風景にも出てくる『両国の花火』を柄にしました。浮世絵に描かれた花火を参考にさせていただいてます」

色も素敵だし、両国風景をここまでヌイてカケないヨ。紙切りのようなタッチの筆使い、基礎があってからこそできる技。真似したいなぁ〜。

また、イラストの仕事すれば良いのに。寄席芸人の絵描き…古今亭志ん五?『古今亭志ん五水彩画展』は3月18日までやってるよ。玉の輔画伯のポストカード貰えるかもです。イッてあげて。

…小春さんも『柳家小春ゆるゆる脱力系絵画展』ヤったら良いと思うヨ。お願いいたします。

小春さんより一言。
「昨年より落語協会正会員にさせていただきました。三味線弾唄いしています。寄席でお目にかかりましょう」…だってサ。よろしくねェ〜。

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