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噺家の手ぬぐい くま八改め四代目山遊亭金太郎

さて、今回も落語芸術協会の新真打手ぬぐいの紹介です。🎵鉞担いだ金太郎ぉ〜 熊に跨りお馬の稽古…ということで熊に跨った…あらら、能天気に寝ちゃってるけど金太郎さんです。
三代目金太郎師匠に入門、現在は桂南なん師匠門下のくま八さんが亡き師匠の名前を継いで四代目山遊亭金太郎を襲名して真打昇進します。おめでとございます!『三遊亭』ではなく『山遊亭』です、金太郎だからネ。

うわぁ~、幾らかかったのかしら 笑?
とにかく見惚れるねぇ~。

この手ぬぐいは二代目桂小南師匠(1920〜1996)が二ツ目の頃『山遊亭金太郎』を名乗っていた時のモノ。昭和20年くらいだそうです。それを三代目金太郎師匠が受継ぎ四代目に。素晴らしい!師匠の柄を引継ぐってのはあるけど、三代はなかなかない。…玉の輔の記憶だと『桂三木助』手ぬぐいは三代目から五代目の現三木助まで繋がってるくらいかなぁ〜。
画は『河童』という方らしいけど詳しくはわからないそうです。色使いが素敵だけど…高そうだねぇ〜笑。最近、見たことない高級感溢れる手ぬぐい。
「先代のデザインは型が二つで二度染め、四色ということで大変な手間がかかります。そこで原画を活かしつつ工程を簡略化し、さらに色数を豊富にしたデザインにならないかと工夫してたどり着きました。元々デザインの勉強をしていたので職人さんと話合いながら楽しんで作りました」
なるほどねぇ〜、値段的にも大変だしネ。さすが東京造形大学出身、お見事です💮

「今日一日精一杯頑張って、それを積み重ねていけたらいいなと思います。俯瞰して自分を見るのが苦手なので広大な落語界でどこにたどり着けるのか全然わかりません。海に漂っているクラゲみたいな気持ちです」

五月からの御披露目、頑張ってねぇ~。
詳しい情報は落語芸術協会ホームページまで。

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