【少しネタバレあり】劇団四季「美女と野獣」の魅力とは
はじめに
こんにちは。
7月24日(土)舞浜アンフィシアターで「美女と野獣」を見てきました。
感想レポートとアニメ・実写2作・アトラクションを知っている自分が今回の作品をみて感じたことをログって行きます。
早速感想
めちゃくちゃ泣けた。塩分が飛びました。
ベルの衣装が美しすぎて、登場した瞬間と美女と野獣のメロディーが流れた瞬間に涙がドバドバ出てきました。
五所さんのベル本物のベルでした。
注意
光の演出がちょっと、過激なところもあったので「てんかん」持ちの人は要注意。
座先は赤いところ近辺のA席で私は鑑賞しました。
鑑賞ポイント
鑑賞する場合、B・C・Dブロック推奨する。(Aブロック・Eブロックはちょっと見えずらい。)
席番号が1~3列目も煙がすごくて、大変なことになるので、極力控えめな方が良いと思います。
トイレめちゃくちゃ混みます。お茶やコーヒーは控えめでいいかも。(途中休憩はありますが、めちゃくちゃ並びます笑)
休憩するところやタリーズもあるので、飲食系は問題ないです。
この舞台の歴史的経緯
海外で、「美女と野獣」をみた人が日本に持ってこれないか?(できないか?)という流れにもなり、
いろいろあったすえ、
95年の11月、日本で初めての公演日となり、東京・大阪・福岡・名古屋など各地を転々とさせてきました。
20年超も足を運ぶような舞台を作り出す。演出家や脚本家、本当に力入っているなと感じます。
時代の変化とともに、セリフも変えてきたり・楽曲も再構築したそう。
内容を変えすぎず、悪くしすぎないように調整していったのはすごいです。
見どころ
楽曲たち
「強いぞガストン!」
「愛せぬならば」
「Be our Guest!!」
この楽曲はとても最強です。特にオリジナルなアレンジが聞いていて、こんな曲の曲げ方をするんだな。
劇団四季「美女と野獣」でしか聞けません!
ベルの衣装
「美女と野獣」のテーマソングが流れた時に、ベルが登場します。
ドレスを見てください。
美しすぎる。
こんな華やかな舞台を見れるのはこれで満足です。
スタンディングオベーション
毎回の公演でこれが発動するかわかりませんが、観客が立ち上がって、拍手
圧巻です。
一人で行く人も、誰かと感想を共有する気分になります。
「ガストンのシーンコップ欲しいよね」
「ベル可愛すぎだよね」
「泣けるわー」
アニメ・実写をみた上で、ミュージカルの良さを考えてみる
アニメをオリジナルという軸において、実写映画・ミュージカルはどういう立ち位置になるのか、何を見せたかったのか考察しました。
実写映画の見どころ
実写はリアリティがありますよね。
作品も、ベルの過去が語られていました。ベルの母は、病(ペスト)に冒されていたということが描かれていて、モーリスがどれだけ寂しいか、ベルを大事に育ててきたのかがよくわかります。
家庭環境を深掘りしたリアリティが実写のよさだと感じました。
ミュージカルの見どころ
登場人物の感情を歌やダンスで表現するものだと、私は定義しています。
例:🎵私は今楽しい気持ちなのよ〜🎶
だからこそ、観客がどの場所にいても、作品に対しての没入感が必須になってくる。
それをどうやって見せるのか。共感させるようにするには。
「観客にも語りかけるのか」「音楽で表現するのか」
あの手この手で演出しています。
特に印象的だったのは、ベルが野獣と読書をするシーン
「アーサー王物語」はアーサーが王子様だと気付かずに剣を抜くということが物語を味わい深くしてくれる。
※ 剣を抜いた人が王子様だとからしい。(アーサーはその事実を知らない)
「読書って先を自分で推測しながら、展開がどうなるかが面白いんだよ」
ベルが観客に伝えてくれているような気分になりました。
本好きな自分としては、ベルさすがやな、そうだよ〜それそれ。って思いました。
これが共感演出マジック(ふわちゃんマジック)
スタンディングオベーションも共感の1実体なのではないでしょうか
結論
語り尽くせないことがいっぱいある。
みんなにぜひ見てほしい〜。
そして誰かにそれを話して盛り上がってほしい。
毎日の生活を普通に過ごしていると、大事なことにも気付かないで終わってしまうのは嫌だなと感じました。
「真実の愛」の物語をぜひ、舞台でご覧ください。