「クソが」「あれ?思ってたより面白くないかも…」

朝、電車。背中合わせに立っている他人のリュックが2回当たる。私は次にドアが開いた瞬間、リュックを蹴ってそいつを突き飛ばす想像をする。クソが。その次にくる感情は決まってる。「こんなことで腹を立てない人間になりたい」。満員電車の中で「今日のお昼ごはん何にしよっかな〜」と考えられる人がうらやましい。私だってそういう人間になりたかった。でももうなれないことも知っている。まぁ心の中だけでクソがって言うくらい許してぴょん。

朝井リョウの「そして誰もゆとらなくなった」を読んだ。(図書館で借りて)。面白くて2回読んだ。本当に面白くて、こんなに面白おかしい文章を書ける才能に嫉妬した。嫉妬がひと段落すると、前2作も読み返したくなった。ずいぶん前に図書館で借りて読んだのだけど、内容は忘れている。こんなに面白いなら電子書籍で買おうと思い、購入した。さっそく1作目をダウンロードして読み始める。…思ってたより面白くない。(まだ1章しか読んでないけど)なんていうか文章が堅い。3作目のような軽快で軟派な感じがない。プロの作家でも書き続けることによって文章って上手くなるんだなぁ〜継続って大事なんだな〜と、1章(10ページ)読んだ時点で思った。私はせっかちで思い込みが激しい。そしていつも期待値がでかすぎる。ハードルは低くてなんぼ!

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