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夏の青森へ 4

夏休みに家族旅行で1週間青森を旅行した記録の第4弾。これまでの投稿は以下の通り。
 Part1 奥入瀬渓流 十和田湖
 Part2 青森市(1日目) 三内丸山遺跡 県立美術館
   Part3 青森市(2日目) 八甲田山 市内観光(駅前ビーチ周辺)
今回は奥入瀬渓流(2泊)、青森市(2泊)に続き、弘前での観光を投稿。公共交通機関での旅行したので、参考になればと各行程とリンクを貼っています。

弘前へ、そして弘前城へ

青森から弘前へはJR奥羽線で移動する。これまでJ Rバスや青森市の市バスではモバイルSUICAで料金を支払ってきたが、なんとJR青森駅から弘前駅間でもまだ交通系ICカードが使えない。来年(2023年)あたりには対応するらしい。青森〜弘前間の電車の本数は時間帯によって1時間に1本〜4本。ゆっくりと朝食をとって、10時前の電車に乗る。青森駅は改装中で新しく駅ビルが立つようだ。駅舎のエレベーターもまだ新しいように見えた。

弘前駅に到着しホテルに荷物を預ける。弘前での宿泊は駅に隣接のアートホテル弘前シティ。駅が近いため、観光の足となるバス停もすぐで便利。市内の主な観光地を回る循環バスが100円と優れもの。観光客だけでなく、市民の足としても活躍している様子。まずは弘前城公園へと向かう。追手門をはじめ、いくつかの門が改修中のため囲いで覆われていて残念。城内には桜並木や、まるで盆栽を大きくしたかのような立派な木々があり、樹齢何百年とも言われる名木が目を引く。桜祭りの時期に是非来てみたい。

天守のあたりの石垣も重機を使っての大掛かりな改修が行われていた。天守閣はさほど大きくはない。幕府に櫓を増築するとの申請で許可されたものを転用したらしく、なるほどそれくらいの大きさだし、位置も櫓のように角にある。現在、天守閣は石垣改修のため、別の場所に移動している。移動の際には、大掛かりな市民参加型のイベントとして行なったようだ。弘前城情報館ではそんな情報も楽しく知ることができる。

天守閣 2025年まではこの場所に移動中
石垣の改修中

昼食は天守閣から鷹丘橋を渡った北の廓の食堂で津軽そばを食べる。食後は追手門方面へ引き返し、弘前市立博物館に入館。弘前の歴史やねぷたの展示を見学後、藤田記念庭園へ。岩木山を借景にした庭園が見事。入場料を払う価値ありだ。隣接の洋館、大正浪漫喫茶室でお茶を飲んで休憩をする。

大正浪漫喫茶室 テラス席から藤田記念庭園を眺めながらお茶が飲める

弘前城公園付近を後にして、今度は徒歩で禅林街を目指す。この街区は禅寺が道の両脇に並ぶ様が壮観だ。藩の方針で1箇所に集められたそうだが、こんな通りは他ではなかなか見当たらないのではないか。この禅林街の最奥に国の重要文化財で津軽家の菩提寺長勝寺がある。立派な山門や梵鐘が目を引く。

長勝寺の山門 仁王が両脇に控える

弘前1日目の夕食はオステリア・エノテカ・サスィーノを予約していたため、観光は早めに切り上げて、土手町循環バス(100円バス)でJR弘前駅まで一旦戻り、ホテルにチェックイン、その後着替えて再び、レストランへ向かうことになった。

<5日目の行程>
 9:10  青森ホテル発 徒歩(7分)
 9:17  JR青森駅着
 9:53  青森駅発   
JR奥羽本線(44分)680円 ICカード不可
 10:39  弘前駅着 
                 ホテルに荷物預け
 11:03   弘前駅前バスターミナル発 
土手町循環バス(18分)100円
 11:21  弘前市役所着 徒歩にて観光
      ・
弘前城公園  大人320円
      ・
弘前市博物館 大人300円
      ・藤田記念庭園 大人320円
      ・禅林街(
長勝寺
 16:29  弘前市役所発 土手町循環バス(17分)100円
 16:49  弘前駅前着
      ・
アートホテル弘前シティにチェックイン、休憩
 18:37  弘前駅前発  弘南バス(8分)170円
 18:45  本町着
 19:00  
オステリア・エノテカ・サスィーノ
     食後は徒歩にてホテルへ

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