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鹿児島旅行 1日目

空路鹿児島へ

久々に家族三人で旅行に出る。行き先は鹿児島。初日は神戸空港から鹿児島空港へ飛び、バスで霧島のホテルに向かう。神戸と鹿児島は新幹線で行くと4時間くらいがかるが、飛行機なら1時間余り。空港から市内までバスでさらに時間はかかるが、それでも飛行機の方が早いし、神戸から鹿児島までスカイマークが就航していて、値段も新幹線より安い。

神戸空港からスカイマークで鹿児島空港へ

上野原縄文遺跡

1日目は霧島の上野原縄文遺跡の見学がメイン。早朝に出発、鹿児島空港からバスでホテル京セラへ。まずは荷物を預けて、ホテルの縄文遺跡の展示を見る事にする。ホテル本館と別館を繋ぐ3階の長い通路に日本全国の主だった縄文遺跡の展示があり、系統だっておりわかりやすい。

この長い連絡通路には縄文遺跡の展示がある


目指す「上野原縄文の森」は市街地から離れた山の上にあり、その施設を含め周囲には食事をする所もない。そのためホテルのカフェで少し早めのランチにし、見学は午後からにする。

見学に便利だということでホテル京セラにしたが、それでもタクシーで20分の距離。その20分間、年配の運転手が絶え間なく話しかけてくる。
 「縄文遺跡へお客さんを乗せるのは初めてです。」
 「遺跡に行って、何をするんですか?」
 「山の上には他に工業団地しかありませんよ。」
タクシーを降りるなり、無口な息子が「よう喋るなぁ」と呆れるほどだった。

上野原縄文遺跡は小さな集落跡だが、時代としては古い部類になる。そのため住居の規模も小さい。集会所のような大きな共同施設や埋葬施設も見つかっていない。そもそも人骨が発掘されていないらしい。展示内容は復元された住居、発掘された品、実際の住居跡地、地層断面などだ。霧島という土地柄、火山の噴火による降灰で年代が特定できるのが面白い。一昨年訪れた青森県の三内丸山遺跡に続き、2回目の縄文遺跡訪問となった。

国の指定遺跡
復元された住居 3人家族用?
実際の住居跡地
地層の断面

ホテル京セラ

ホテルに戻った後は、ゆっくりと寛ぐ。部屋の窓からは雄大な桜島が見える。ホテル京セラは大浴場を備えており、地下から汲み上げた温泉に入ることができた。また、夕食のブッフェも充実していた。郷土料理を含め、品揃え豊富で美味しかった。久々にお腹が苦しくなるほど食べてしまった。

ホテルは吹き抜けでリゾート感漂う

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