こんにちは。
最近、ヨルシカの「晴る」を朝聴くことにハマっている634です。

また「葬送のフリーレン」からネタを頂戴します。
一部ネタバレを含みますので、ご注意ください。

前回のnoteで「難しいと感じたらやること」というテーマで、100点を求めない。考え過ぎで難しいと感じてしまうと二の足を踏んで行動できない。まずは行動して、少しでも点数を稼ごう。
ということを書かせていただきました。

ただ、「葬送のフリーレン」アニメ第26話を見たら、前回のnoteで書き忘れていたことがあったと気づいてしまいました。ということで、今回は前回のnoteの続編です。

今回の結論は、難しいと感じたら、自己精神操作魔法「俺ならできる」を唱えるです。

大体なんでも切る魔法

「葬送のフリーレン」アニメ第26話は、受験者たちとその複製体とのものすごい迫力のバトルシーンが見ごたえがあって楽しめました。

特に、フリーレンとフェルン VS 複製体フリーレンのバトルは、ダンジョンが崩壊するんじゃないかってくらい激しいし、そんな状況でもどこか余裕のあるフリーレンはカッコよかったですね。
オチは、もちろんミミック(笑)

そんな第26話の中で、私が難しいと感じたときに、これも大事なことだと気づいたのは、3級魔法使いユーベルと1級魔法使いゼンゼのシーンです。

ユーベルが得意としている魔法は「大体なんでも切る魔法」
この魔法は、術者が切れるとイメージできたものなら、何でも切ることができる魔法。逆に、切れないと思ったら、全く切れない。。

過去に、ユーベルはこの魔法を使って、2級魔法使い選抜試験の試験官を切ってしまったことが回想シーンで明かされました。
そのときの試験官は、1級魔法使いになってから、一度も手傷を負ったことがないほど、ものすごく守りに特化した魔法使いでした。それにも関わらず、ユーベルはその試験官を切ってしまった。

なぜ切れたのかというと、防御魔法の術式うんぬんの前に、布は切れるものであるとイメージできていた。だから、試験官を服ごと得意の大体なんでも切る魔法で切ることができた。ということのようです。

ただ、普通の魔法使いなら、強靭な防御魔法を前にしたら、それが打ち破ることがほぼ不可能だと知性で判断してしまう。
しかし、ユーベルは違ったのです。

ゼンゼのセリフを引用すると、

ということだそうです。

実際に、自分の髪を自在に操る魔法を得意としている1級魔法使いゼンゼの複製体とユーベルとの戦闘では、ユーベルが勝利。
一緒にいたメガネ君ラントからは、他の人デンケンの方が強いと言われていましたが、そんな中でも勝利したのです。

そして、戦闘後のユーベルのセリフは

魔法使いの常識で考えたら、複雑な防御術式を破ることは到底不可能なんだろうと思います。
しかし、ユーベルは、そのような常識をすっ飛ばして、服や髪は切ることができるものだとゴールを具体的にイメージすることができていた。だから、勝利することができたのだと思います。

自分はコントロールできる

ユーベルのこのセリフと感覚は、すごく大事なことだと私は強く思っています。

結局のところ、自分の中でゴールを達成できる具体的なイメージを描いたり、持つことができていないから、これは難しいこと、無理なことだと、頭で判断して、自分で自分にブレーキをかけてしまっているのではないかと思います。

この状態こそ、ユーベルのセリフにあった「頭を使い過ぎ」だと思うんですよね。

それで、このシーンを見て、自分の経験で思い出したのが大学生時代の就職活動のときのことです。

就活で第一志望に就職したいという思いから、研究室の仲間内で流行っていたことがあって、それが本田圭佑さんの名言「俺ならできる」をスマホの待ち受けにすることでした(笑)
最初は半分ネタというか、いけるっしょ！うまくいくっしょ！みたいなノリで待ち受けにしていたんですけどね。

ただ、就活が本格的に始まると、私はかなり苦しいとか不安になることが多くて、すごく辛かったです。
そんな辛いときに、スマホの待ち受けにしていた「俺ならできる」を見て何度も救われたし、すがって「俺ならできる」と自分に言い聞かせるようになっていました。

就活の結果はというと、私を含めて研究室の大半のメンバーが第一志望の会社へ就職することができたんですよね。
当時は、この言葉がどれだけ大事だったのか、効果があったのかは分からなかったですが。

改めて振り返ってみると、壁にぶつかって難しいと感じたり、不安で弱気になって、自分にかけてしまったブレーキを外したり、気持ちを切り替えるきっかけになっていたのではないかと思います。このおかげでうまくいったのかもしれません。

「俺ならできる」と言い聞かせて、成功できるなら苦労しない。と思う方もいるかもしれないですし、実際にそれだけで成功できるとは私も思いません。

でも、難しいと思って自分で自分にブレーキをかけてしまっていたら、行動すらできないですし、他の人から自信なさそうに見えてしまったりして、せっかくのチャンスを逃してしまうこともあるかもしれないですよね。

そうやってチャンスを逃してしまうくらいなら、できる根拠なんか全くなかったとしても、俺ならできる！と自分に言い聞かせることで、そのブレーキを外して行動することができたら、うまくいく可能性は高まると思います。少なくともゼロではなくなると思うので。

自分には無理だとか、難しいと思っているうちは、本当に全然うまくいかないけど「俺ならできる」と自分に言い聞かせると、少しできる気がしてきて、案外うまくいったりすることもあるかもしれません。(私が単純なだけ？w)
他人はコントロールできないけど、自分の気持ちや精神状態なら、ある程度はコントロールできる。

難しいと感じたら、騙されたと思って「俺ならできる」と精神操作魔法を唱えてみましょう！(笑)

葬送のフリーレンは、個人的に刺さるセリフが多いので、これも大人買いしちゃおうかな。なんて思ったりして迷ってます(笑)

今回も最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。