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要領の良い人になるには #92

こんにちは。
私は、すごく要領が悪くて、要領良くなりたいと常々思っています。
先日、料理をしながら要領の良い人ってこういう人か!と気づいたことがあったので、言語化したいと思います。

今回の結論です。
要領の良い人になるには、抑えなければならないポイントはきちんと抑えて、そこに集中することで、最短距離でゴールを目指す。そして、そもそもの目的を理解することが大事!だと思いました。


料理ができる人


あなたは、普段から料理しますか?得意ですか?

私はほとんど自炊をしないので料理は不慣れです。
たまに料理をするときは、レシピなしでは作ることができません。
手際も悪いので、すごく時間がかかってしまいます。しかも、その割に慣れてないせいか、あまり美味しくない。。
だから、余計に料理が面倒と思ってしまうんですよね(笑)

料理がパパっとできる人はすごいなと思います。
先日、そんな私がカレーを嫁さんと分担しながら作っていたら、私が1人で作るときと全然違うことに気づいたんです。
全然違うと思ったのは、作業をどんどん省いていたり、良い意味で雑なところです。

私は先ほども書いた通り、料理に慣れてないのでレシピ通りにしかできない。
でも、レシピ通りに忠実に作ったつもりでも、必ずしも美味しいかというと、そうでもなかったりしますよね。
レシピにも寄るかもしれませんが。どちらにしても上手くいくかどうかがレシピ次第になります。

レシピによっては、説明がけっこうアバウトだったりしません?
例えば、何センチ角で切ると書いてあるときに、その大きさをどのぐらいの精度で切れば良いか分からないですし、レシピに書いてある煮る時間が鍋やコンロによっては、適切でないことはあるあるですよね。

私のような料理に慣れていない人と慣れている人との違いは、レシピの工程で、最終的な味や出来映えに、どこが重要で、どこが重要ではないかが分からないことではないかと思いました。

そのため、私の場合、適当で良いところを丁寧にやりすぎたり、大事な煮込む時間がレシピ通りでは時間が足りなくて火が通ってなかったり、なんてことが起こります。(足りない分には足せば良いですが)
なので、余計な時間がかかるし、大事なところが抑えられなくて、美味しくできない(笑)
そもそも思考停止でレシピに頼り切っていることが問題かもしれませんが。

一方で、料理に慣れている人なら、どこの工程は省いて良くて、どこを抑えなければならないのか?
感覚的かもしれないけど、それが分かってると思うんですよね。

だから、早く美味しく作れる!

要領の良い人との違い


レシピの愚痴みたいになってしまいましたが(笑)
言いたかったのは、このようなことが仕事でも発生してませんか?ということです。

仕事でもマニュアルが決まっていることがあると思います。
ただ、それぞれのプロセスの目的は何で、良品条件が何か?
なぜそれをやらなければならないのか?
どこの設定や入力を間違えると、後々面倒なことになってしまうのか。
などなど。

そのようなノウハウや勘コツに当たるところまで完璧に説明されていなかったり、理解していないことありませんか?
場合によっては、ブラックボックスとなっていることもあるかもしれません。

他には、例えば同じ資料やデータを見ても、その仕事に慣れている人や勘所が分かっている人は、すぐに重要なポイントに気づくことができて、ミスを指摘したり、的確なアドバイスをすることができると思います。

一方、慣れていない人だと同じデータや資料を見ても、どこか大事で、どこはどうでもいい情報か区別をつけられないことがあるのではないでしょうか。
そうなると、やることの優先順位も変わってしまい、余計な時間がかかってしまうかもしれません。

このように目的やゴールを達成する上で、重要となるポイントを的確に抑えて、そこに時間と労力を集中することができる。
これができる人が要領の良い人なのだろうなと改めて思いました。

似たようなことが、越川慎司さんの本「AI分析でわかった トップ5%社員の習慣」でも書かれていたことを思い出しました。

その作業は何のためにやっているのか、何をもって成功とするのか。
この2つの質問を問い続けてみてください。

著者:越川慎司「AI分析でわかった トップ5%社員の習慣」より引用

ゴールに対して、早く良いアウトプットを出すためには、進めていくプロセスのどこが重要なのかを抑えることが大事だと思います。
それさえ分かれば、そこに時間や労力を集中すれば良いわけですから。

この重要となるポイントを見極めるために必要なことが、各プロセスや作業が何のためにやっているのか。これを事前に把握したり、しっかり腹落ちさせることではないかと思いました。

重要なポイントが分かれば、簡略化したり、不要なことをどんどん減らしていけるようになると思うので、効率化にも繋がると思います。

また料理の話に戻りますが、
例えば、柔らかくなるまで煮込むという工程は、煮る代わりに電子レンジで加熱するでもOKですよね?
このような簡略化や機転を利かせることも、レシピの工程の目的が分かってないとできないことだと思います。

最短距離で良いアウトプットを出すことが目的であって、プロセスを忠実に実行することは目的ではないんですよね。
すべてを完璧に実行する必要はなくて、最終的なアウトプットに影響が小さい部分は雑でも良いし、飛ばしてしまっても良いわけです。
その代わり、抑えなければならないポイントや確認項目は、しっかり集中する。そのために、各工程の目的を把握することが大事になると思います。
そうやってメリハリをつけて、要領良くやっていきたいものですね。

おまけ


話し変わりますが、学生時代には、授業中に寝ている人ほど成績が良い。なんてことありませんでしたか??
今考えると余計なことに時間をかけずに、テストでポイントとなるところをしっかり抑えていて、そに時間を集中できていた人だったのだろうと思いました。もちろん素の頭の良さもあると思いますが。
ちなみに、私は授業中ちゃんと起きていたにも関わらず、赤点でした…w

今回も最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。

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