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間違いを認めない車選び

こんにちは徳小寺無恒です。

今日は皆様にオススメの車をご提案させていただきます。ちなみに『外国車』は排除していく『国産車絶対主義』でいきます。

なおどこかのK沢さんのように不正を庇うような腰巾着や不正な評価をもっと飛び越えボコボコたこ殴りにした超個人的でワガママな評価をしております。


①高級感を味わいたい貴方へ

ユーノスコスモ(マツダ 1990~1996)

日本で一番女にモテる高級車と言い切っても問題ないマツダが作り上げた『超弩級直線番長クーペ』である。

なんと同時期に発売されていたクラウンGS141型よりも全長が長いのに2ドアで後部座席は子供サイズしかない、完璧なまでに無駄を取り入れている素晴らしい車体だ。

内装は最上級グレードTYPE-ECCSはシートからダッシュボードまで本革、高級な木材を使用したダッシュボードなどで独特の包まれ感を演出する。

非常に足元のスペースがゆったりしており、エレガントな女性が着座しても違和感の感じない上質な空間である。

高級車らしい広々とした雰囲気ではなくちょうど良い『窮屈さ』で全てのものが手に届く範囲に収まっている。スパルタンまではいかないが車内子作りは少し難しいだろう。

またノーマル車高がアホみたいに低いのでミニスカならば間違いなくチラるので男子はよくチェックすること。

静粛性には欠けており、ロードノイズは大きい。空気の切り裂き音等は少ないがデザインと空力で抑え込んでいるだけで速度が上がればそれなりの衝撃音や振れが出る。がそんなことはどうでもいい。


エンジンはマツダが誇る最強の20Bエンジン・・・・だがこれも調べれば燃費が悪いとか馬力があるとか書いてあるので各自調べるように。


ATしか設定がなく皆一様にMT換装されてしまいがちだが、実は間違いである。

ユーノスコスモの魅力、それは『生まれながらのゼロヨンチャンプ』であるからだ。


コーナリングなどはもちろん同世代の車の中でもいい方ではあるが、マツダのロータリー搭載車としてはあまり優秀ではない。

むしろ『ノーマルなら32GTRよりも出ている』その鬼トルクで地面を蹴り飛ばし、あらん限り直線の加速を叩き込むのがこの車の本領発揮である。

そうなると下手なシフトチェンジよりATのほうがロスは少ない。

とうぜんまっすぐ走らないほどヨレるのでハンドルは両手でしっかり、殿様ポジションでイキって乗ることは不可能である。

と言うか、普段のタウンスピードでもかなり路面のギャップに反応するので片手運転はオススメしない。またパワステも手ごたえのあるタイプであり、手のひらでクルクルと回すのはむしろ似合わない。

ちなみに悲しいことに8875台しか生産されていない。

これは2ローターも含めての台数であって3ローター搭載車は半数もないと思われる。

しかもエンジンだけを摘出されボディがポイポイ捨てられたことにより現在書類で確認できるのは1000台無いとも言われる。

もちろん改造をすれば海外だと2000馬力越えもいる、それほどのエンジンではあるので気持ちはわかるのだが、

あまりに車体が軽んじられすぎて中古値段の割りに出会いが少ない絶滅危惧種でもある。


ちなみに現在中古で程度の良いモノは280万以上、しかし純正のナビ(破損するとエアコンも使えなくなる。修理はかなり難しい&高額。あきらめたほうが早い)自動ドアロックやパワーウインドウの不良(直せない場合もある)など個体差が大きく、

まず絶望的に部品は無い。あっても高い。そして中古でゴミのような状態でも高値で取引されているので維持にはベンツポルシェ以上の情熱と金額が必要だ。

自分で作業できない人は一戸建てを建てるくらいの金額を用意しておこう(本気で)

ちなみにウチでエンジンは18万からOHできる。くそ安いぞ。しかし部品代は最低で60~かかる。


しかしそれでも所有することをオススメする。

この車にはちんちんを奮わせるロマンが詰まっているからだ。


投げ銭を旅費にして旅をしてレポートしたり、リクエストを受け付けて作曲をしたりしています。