見出し画像

遅ばせながら2022の振返り

2022年も古座川町民として生活した。その中でたくさんの古座川感を、時に山中から時に水中から時に人から感じていた。春は桜が一瞬しか咲かないから満開時を独り占めしたりした。夏は神戸から毎年遊びに来る我が弟たちを僕が知る古座川町のとびっきりの秘境へ連れていった。秋は毎日夕陽を眺めた。冬はなんと一枚岩が雪化粧した。

自然が相手だから旬はあろうとシーズンはない。毎年いつどこでくるかわからない旬を追いかけ、それを毎年集めてトータルでみたシーズンを考える。
よく、「古座川町のいいところ教えてください」と言われる。そりゃあそうだ古座川町の観光案内所にいるのだから。でもその時、僕の内心はこうだ。

「しゃべりだすと長いし、結局どれがいいかわからんで〜!」

でも、そんなこと言ったら観光案内所らしくないので、恐らくその人が知りたいであろうその日の旬をここ数年のシーズンも含めて話す。その上で次に繋がるように人物・歴史の話をする。
例えば、虫喰岩と一枚岩が " 弧状岩脈 " としてだけでなく、民話としても繋がっていること。そこにはそれ以外の多くの岩も付いてくるってことも。

僕は高校生のとき、古座川町が綺麗なところだなからきれいで面白い話がいっぱいある町だなという印象に変わったから。

まだまだ振返りは色々あるけれど、次回投稿からは2023年の記事を書こうと思います。


古座川町最高

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?