古座川ローカル

ヤングでチャリ野郎の古座川町な休日

古座川ローカル

ヤングでチャリ野郎の古座川町な休日

最近の記事

散らばった春

桜が散り新緑となった今、今シーズンはっきり言ってぐちゃぐちゃだった古座川町の桜を振り返ってみようと思います。 まずは順番。古座川町ではおおよそ〈河津桜、クマノザクラ、オオシマザクラ、ソメイヨシノ、ヤマザクラ〉という順番で、それぞれ1週間ちょっとずつずれて開花が進みます。例年は河津桜の開花が2月下旬、クマノザクラは3月中旬、ソメイヨシノは3月下旬。 これが今年どうなったかというと、河津桜が1月下旬、クマノザクラが2月下旬、ソメイヨシノが4月上旬に開花。新年早々に紀南地方へ流れ

    • 奥熊野とはこういうことなのかも。

      • でっかいクマノザクラ

        古座川町は毎年3月の中頃、クマノザクラ(2018に国内で約100年振りに発見された新種の桜)が満開を迎える。 クマノザクラ第1号や枝垂れクマノザクラ、群生地、4姉妹クマノザクラなど注目を浴びる個体や群生地が町内各地に点在している中、一際存在感の大きい木がある。その名も「峯のクマノザクラ」。HITACHIのCMを彷彿とさせる美しい樹形。さらに近くで見れる特典付き。クマノザクラは自生の桜であるため、山肌に咲くことが多い上に花の数がソメイヨシノなどに比べ、少ないためなかなか手の届

        • 80歳と12歳

          3/14 古座川町のあらゆる場所でクマノザクラが咲いている。 写真は池野山タイプ標本木。クマノザクラを代表する1本です。新種の発表に伴い必要となる論文を書くために標本が採取された木。つまりクマノザクラである根拠を裏付けた木。樹齢推定80歳。 そんな標本木の前で3/14と3/15の2日間、13:30〜15:00の1時間半、年に2回の自然学習が行われる。 "高池小のクマノザクラガイド" 今年は10名の6年生が務めた。見物に訪れた人々を古座川・クマノザクラの沼に引き込んでい

          春だよ、古座川に集合。

          2018年、古座川町ではやっと名前をつけてもらえたサクラがある。 クマノザクラ 2018年に国内約100年ぶりの新種のサクラとして認定された『クマノザクラ』。このサクラはやっとの思いで名前をつけてもらえただけで、古くから山で存在感を放っていた。まさに「見つけてよ…」と言わんばかりに。 そんなサクラが今(3/13)古座川町で満開である。 植物学者が疑問に思ったのは、「早咲きの山桜がある」という地元住民からのリークなどが元になっている。クマノザクラを研究する樹木医(植物

          春だよ、古座川に集合。

          いつまでも古座川町に目をキラキラさせたい

          15歳。20歳。 紀南地方に独り身で移住した15歳。 今では20歳になる5日前。 この5年古座川町では発見発見発見。発見だらけ。 人のいない山から人のいない山を見つめる休日。 なにか思いついて、熱弁する休日。 ちょっと暖かい気がして、自転車のる休日。 ずっと魚を追いかけてたいけど、もう1回古座川町から離れてもいいかなって思うときもある休日。 どんだけ遠くてもどんだけ不便でもみんなに教えたい町。 知らないうちに故郷だと思い込むときもある

          いつまでも古座川町に目をキラキラさせたい

          真っ白やがな

          全国的に訪れた大寒波が古座川町にも来ました。積雪は今季2回目(12/24.1/25)。ここほぼ本州最南、南国のはずなんですけど。 面白いなと思ったのが、西も東も道路は通行止めで完全に陸の孤島。大人が困る中こどもは大喜び。 平井行ってスノボできそうだな🤔

          真っ白やがな

          遅ばせながら2022の振返り

          2022年も古座川町民として生活した。その中でたくさんの古座川感を、時に山中から時に水中から時に人から感じていた。春は桜が一瞬しか咲かないから満開時を独り占めしたりした。夏は神戸から毎年遊びに来る我が弟たちを僕が知る古座川町のとびっきりの秘境へ連れていった。秋は毎日夕陽を眺めた。冬はなんと一枚岩が雪化粧した。 自然が相手だから旬はあろうとシーズンはない。毎年いつどこでくるかわからない旬を追いかけ、それを毎年集めてトータルでみたシーズンを考える。 よく、「古座川町のいいところ

          遅ばせながら2022の振返り

          古座川町にハマった

          国道42号線から少し山手に入ったところ古座川町。白浜や那智勝浦に囲まれ、奥熊野と呼ばれるところ。そんな町に僕は高校生時代とびついていた、3歳の頃と同じように。 僕が古座川町と出会ったのは今から17年前、3歳のとき。両親につれてきてもらったのが、最初。両親が「古座川町でキャンプをしよう」と連れてきた。1度来たらそこは楽園(僕たちにとって)※ で、それから毎年年に3回訪れていた。これが1回目のハマった時。古座川で泳ぎたいからプールにも通った。古座川に来て虫が好きになりカブトムシ

          古座川町にハマった

          褒めちぎられる

          今日は 古座川ゆず平井の里 にお手伝いに行ってきた!古座川町内の組合員たちのゆずがたくさん集まる場所。 里がある平井区は全面ゆず畑、たまにオオサンショウウオ。この季節は今までどこにいたのか人がいっぱい集まるし、ゆずの香りが充満するし、めっちゃええとこ。もちろんほかの季節もね! そんなゆずの里での今日の仕事は、加工商品のパッケージ(箱)つくりからの玉選り。 里は高齢化・人口減で手間をなくしたゆず栽培に。 ええのはいっぱいあるんやけど、極上を探すのは至難の業。先輩のお姉さん方

          褒めちぎられる

          光らせてみた

          古座川町には光泉寺という、銀杏の名所がある。 そしてお偉いさんが言った『あそこライトアップせん?』 加えて、冬と夜の集客が少ない古座川町。 やらないわけにはいかない。ということになり、 地域住民にいつもと違う光泉寺をみてほしい!など色々な想いがでてきて準備を着々と進めた。 ついにテストライトアップ。 地域住民の『うおー、結構ええやん。やっぱり光泉寺はいいわ!』 こーゆーのめっちゃ嬉しい。企画って楽しい。 本番もいっぱい喜んでもらえるやろか。 11/26(土)~12/

          近所のおいちゃん集団

          僕の職場は道の駅を運営している。 "道の駅"は全国にマニアがいるほど人気で他府県からの観光客が集まる場所なのだが、 道の駅虫喰岩はそこからひとひねり。近所のおいちゃんたちが談笑する場所へと姿を変える時間帯がある。ズバリ昼食前(11:30くらい)とおやつの時間。 いつも仲が良すぎるくらい喧嘩のような話を展開し、大盛り上がり。 じいA 『あれしたいなあ』 じいB『したらええやないの、Aさん若いんやろ?』 じいC『たぶん、寒いで』 じいA『B一緒にやろよ!』 じいB『あんた文

          近所のおいちゃん集団

          今日は古座川はお休み

          タイトル通り11/6は古座川町ではなく、京都の山中(美山)にいました。中2から始めた"シクロクロス"の2022-2023シーズンに参加しています。 このコースは特にお気に入りのコースで、片道4時間半かけて会場入りしました。現地に着いて2時間でレース開始。極悪登坂ルートからの極楽下坂ルート。 やっぱり楽しいのは美山って感じでした。 ゆるぽたみたいな走りですが、応援してください!!笑

          今日は古座川はお休み

          町内屈指の人気を誇る滝の現状

          11/5 今日は、『中津谷の滝』へ、登山道の確認に行ってきました。 やっぱり最高。 旧登山道が老朽化や周辺自然災害の影響で使用不可に。干上がった川を遡るルートに変更になったので、下見を行ってきたのですが、このルートはルートで極上もの。 ぜひとも滝ファンを案内したい名瀑です👍

          町内屈指の人気を誇る滝の現状

          動力源

          夜は寒いけど昼間は涼しい、最高な季節となりました。物産販売所の閉店作業を終え、真っ赤に染まる虫喰岩とピンクの空を見ると幸せ気分。 あまり調子は奮ってなかったですが、いい1日を重ねています。 最近の動力源は古座川町観光協会公式SNSに寄せられるコメントやDM。古座川町に来て以来古座川ファンになった人、古座川町に来たくて情報収集している人、古座川町出身で古座川町が大好きな人などなど。 "メジャーどころ以外にもこんなとこあるよ!"っていうのを知ってもらいたくて。古座川町マニアが

          赤い虫喰岩

          冬になると太陽が傾き、虫喰岩が真っ赤に染まる時間帯があります。今はちょうどその時間が退勤時間と重なり、毎日見れる幸せ。 朝は小鳥の、夕は人の、それぞれの声が聞こえ趣だらけ。故人が詩を書いた理由やその楽しみがわかるかも。 どんどん寒くなるけど、冬の古座川町の楽しみ方を発掘していけたらいいなあ。 そんな日記を書いてたら裏山で鹿が遠吠えをしていました。昨日はフクロウだったな🤔