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同じ鞄ばかり使ってしまうんだから。

毎日会社に通うのに、かばんを変えることはない。「今日はこんなコーディネートだから、こっちのにしよ」なんてことはズボラなので皆無。いつも同じ、無難なピンクベージュのかばん。洋服にも合わせやすい主張しすぎないカラーだ。

つねに同じかばんなんだから、かばんなんていくつも要らない。

だいたい、使ってるのは3つか4つくらいだ。そして当たり前だけど、使用率にはかなりの差がある。会社用が7割だ。

わたしは、いくつものモノを同時に大事にすることが苦手なように思う。

例えばツイッターの裏垢を持ってるひとは多いと思うけど、わたしの場合は鍵付きの大学生のころに使ってたアカウントはもう動いてないどころか見てもいない。

アクセサリーも、ほぼ同じものばかり使っている。いくつもあっても認識できてないから「あ、これ持ってったんだっけ」となる。

カメラのレンズも、せっかく一眼レフカメラはレンズを変える自由があるのに、同じレンズをつけっぱで使ってる。

だから、モノが多くても、どうにもならない。

断捨離してると、そんなことを考える。
「生きる上で、これほんとうにいる?」って考えると、そんなに要るものって多くない。

いっぱい認識できてないものを持つくらいなら、じぶんが気に入ったいいモノをちょっと値段が張っても長く持っていたい。

とは言いつつも、まだ断捨離が完全には終わらないんだよなあ。そこそこきれいなんだけど、スッキリ感がない。未だなにか迷いがあるのだろうか……。ってこんな話を前にも書いた気がする。

捨てたらそのぶん、いまのじぶんに合った新しいモノが入ってくる余地ができる。

みなさん、使ってないかばん、ありますか?
かばんじゃなくてもいいんですけど。

ふと、安部公房さんの書いた「鞄」を思い出したりしたのでした。

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