校了祝いはまた今度。
さきほど、校了した。5月に2冊、担当した新書が出る。
最後に、あらゆる確認をして、印刷会社にデータを渡す。このあらゆる確認に、たくさん躓いた。
転んで「うわあああ」となるわたしに、DTP(印刷するためのデータをつくり整えてくれるお仕事)の神である紺野さんがぜんぶ付き合って、解決してくれた。無茶振りだったと思う。いくつものメッセージが飛び交う。
紺野さんがあまりに優しくて頼りになるので、会議室にこもって作業をしていて誰にも見られていないので、泣いた。迷惑かけてすみませんの気持ちと、ありがとうございますの気持ち。
泣きながらも、まったく譲らずしつこく修正をお願いする自分に呆れた。わたしって、こんなしつこい人間なんだ……!
いまできる、すべてを注ぎ込んだ。一緒につくってくださったみなさまのおかげで、いい本になったと思う。
日付が変わるころに校了して、飲みに行こうかとも思ったけど、やめた。
紺野さんや、お世話になった人たちと会える日まで、お祝いはとっておこう。だって一緒に祝いたいから。
さいごまで読んでくださり、ありがとうございます! サポートしてくださったら、おいしいものを食べたり、すてきな道具をお迎えしたりして、それについてnoteを書いたりするかもしれません。