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DTMドラムの打ち込みで悩んでませんか?

こんにちは、678Stylesです。
近年、沢山のドラム音源が増えてきましたね。
しかも、音質が良い。
そこで、宅レコで生ドラムを録音する人は少ないと思いました。
ドラム音源使っている方のほうが多いと思ったのでヒントのような記事にしてみます。
なので、”こういう考えがあるんだ”と思っていただければと思います。
それでは、始めます。

打ち込むのは奥が深い…

DAWソフトでピアノロールなどを使い打ち込みをしていると思いますが
ここでポイントを書いていこうと思います。

まず、プレイヤーを観察する。

打ち込みを人間が叩いてるように近づける為には、
人間がどう叩いているか観察する必要があります。

人間は全てを同じ大きさで叩くことはとても難しい、どうしても音に強弱が付いてしまう。
逆にノリを出す為に強弱を付ける

音の強弱それこそが、人が叩いてるような打ち込みの鍵になるんだと考えています。

そこでただ打ち込んでしまうと全て一定の音量になってしまい、機械っぽいドラムが出来てしまいます。なのでベロシティを使ってみましょう。

ベロシティ

ベロシティとは簡単に説明するとMIDIノートの音量感を操作できるパラメーターです。
※実際の音量も変わりますが、ドラムだとニュアンスとか叩き方、アクセントの操作が近いと思います。

例えば楽曲が静かな時、ドラムだけ大きければおかしいと感じることもあります。
そこで活躍するのがベロシティ、
静かにしたい音をベロシティで弱くドラムを叩いてる音にするなど。

最近のドラム音源は正確にサンプリングされていますので弱く・強くの表現がとても生っぽいです。
※他のドラムソフトでは効果が異なる場合がありますが基本同じです。

ベロシティを使う。

MixWave Luke Holland

ここではMixWave社のドラムプラグイン、
Luke Hollandモデルを使います。
※今回はソフトの使い方については書きません。

全て強弱を付けずに、
8ビートを2小節打ち込んでみます。

StudioOne6で打ち込み

↓こちらを聞いてみて下さい。

どうでしたか?機械っぽい感じがすると思います。
次に、ベロシティを調整して強弱を付けました。

赤枠がベロシティを操作したもの

音の強弱がつき、一つ前で書いた機械っぽい感じに表情が付いて人間が叩いてるような感じに近づいたと思います。

重要!人の腕は2本しか無い。

別に冗談を言っている訳ではありません。
いたって真面目なのですが。
下記の画像は過剰に加えたドラムノート。

ハイハット、クラッシュ、タム、キック

※赤枠の部分は
クラッシュシンバル、ハイハットシンバル、タム、
キック。 

聞いてみてください。
ハイハットとスネアが鳴っているのにシンバル1とタムも一緒に鳴っているのは明らかに不自然です。

例えば、一人のドラマーが右手でクラッシュシンバル、左手でスネアを叩いてるとすれば、チャイナシンバルも一緒に鳴っているのはあり得ないことです。
腕が四つある設定なら大丈夫か。

つまり、人間は腕が2本しかないので、人間で出来ることを意識するだけで変わります。
※でもDTMは自由なのでありえないのも有り!

少しだけ音符をずらす。少しだけ

全ての音符ではなく、数箇所(ハット、スネア)とか、少しだけです。

本当に少しだけずらす。

正直違いはそんなに感じなかったと思います。
しかし自分の考えでは、
完璧にクリック通りに叩ける人も世界にはいると思いますが、ちょっとだけの走り感が人間ぽさを出すと思うんです。

違和感というノリ(グルーブ)に繋がる部分でもありますが、正直ここまでしなくても良いかとは思いますがね。微調整過ぎて大変です。

ポイント
ズレ過ぎても気持ち悪くなり曲としては破綻すると思うので気持ちだけです。
正確に拍に合わせられるのがdawソフトの利点でもありますが、機械っぽさも残ってしまいます。

ドラムも詳しくなるべき

ギターを弾いたらギターに詳しくなるのは必然ですが、他のパートを打ち込みでこなすなら各楽器にも知識は必要になってくるんですよね。

ドラム以外もそうですが、打ち込みをする上である程度は楽器のことを知るのはとても大切なことですし、打ち込みが楽しくなりますよ。

実際ドラムを叩けなくてもyoutubeでdrum coverとかで検索すれば叩いてみたが沢山出てきます。
好きな曲を聴いたり、ドラムレッスン動画を見たりするだけで打ち込み技術はかなり上がるんだと考えています。

最後は

自分のオリジナル楽曲のデモですが作りかけなのでイントロのドラム、ベース、ストリングスのみですが慣れればこんな感じに打ち込めますよ。
※イントロだけで短いです。

いかがでしたか、少しはヒントになりましたかね?
ずらーと書きましていつも言っていきたいことがあるんですが、DTMは自由です!
自分が思うままに表現できるのもDTMです、今回は機械っぽさを無くす方向で考えましたが、機械っぽくても良いじゃん!
これが正解とか無いし!
楽しくやってきましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

後日談。

本当は違うドラム音源にしたかったんだけど、別の記事で書きたかったんだとさ。お楽しみに…
書きたいとだけ言っておく…ます。

一言だけ。
ずらすって漢字あるのかな?

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