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MESSAGE展にお邪魔したアルパカについて

絵のおハナシ

キャンバスはほぼB5サイズと規定があったので、規定内で最大限アルパカを描けるキャンバスを見つけることからわたしのアルパカ制作がはじまりました。


わたしはこういう者です

わたしはアルパカを描く絵描きですよ、ということを全面に出したかったことと、彼らを描く上で大切にしている瞳を印象的に見せられる構図にしたいと思い正面にしました。(サムネのカラフル背景のぱか)

タイトルは「くもりなき眼差し」
たくさんの作品が集結する大規模な展覧会だということで、わたしのアルパカくんがそこのあなた!と目があってくれますように~!と願いも込めています。

「くもりなき眼差し」


彼(アルパカ)は、自分に正直なアルパカです。
そして、とても純粋でそれぞれのアルパカが自由に過ごしている世界にいます。
みんな自由気ままに、食べたいときに草を食べ、眠くなったらお昼寝をする。

そんな、のほほんとした世界にいる彼と対峙して、あなたはどんな感情を抱いてくれるのか。

…きっと、ままならない人生だけど、いつもそっとあなたを肯定していたい、彼はそんなことを思っているのではないかなと思います。


候補はふたつ

展示会に出展するに当たり、もう一作品作成していました。
同じほぼB5サイズのキャンバスで、わたしがシリーズで描いている『劇場ぱか』作品です。

「慈しみのまなざし」

こちらは出展したアルパカくんとは打って変わって、少し神秘的…かもしれません。
わたしは劇場という場所がとても好きです。
一歩足を踏み入れれば、一気に日常世界から切り離される。
そして違う世界線…といってもよいほど、
知らない誰か、場所、できごとを垣間見れるわくわくする不思議体験。

そんな違う世界の入口となる劇場にだいすきなアルパカを忽然と登場させたい、そんな気持ちから『劇場ぱか』シリーズははじまりました。

ですが、今回は【はじめまして】の気持ちを込めて、
見ているだけでも楽しい気持ちになれるカラフルでおだやかなアルパカくんに出陣をお願いした、という次第です。

作品についてあれこれと語る人、そうでない人…おりますが、
わたしはまず先入観無しで作品と向き合い、補助的な位置で作者の想いや意図を知りたい派…なので、

こうして解説をしてみました。

noteに飛んでみて文章を読むことを選択してくださった
あなた、どうもありがとうございました。

また実際にギャラリーIYN様へ訪れ作品を見てくださった方、設営など手続きをしてくださったギャラリーIYNのスタッフ様
本当にありがとうございました。

ろばぱか

今は生活と絵をがんばっています。 「スキ」してくれるとアルパカが出てくるので、ぜひ。 サポートはすべて画材に当てております。 いつも応援本当にありがとうございます。