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ネ申。を使わずに

神。という言葉は便利だ。

先日、MPV視聴後の興奮冷めやらぬうちに、“神すぎる”とSNSで拡散しかけて、やめた。
拡散したかったのは↓こちら↓のMPV。

だって、アヴちゃん、女神というか、か…み。はいっ、だめぇ!曲がりなりにも、言葉を扱う人間が“神”一言で済ませようというのは、怠慢にもほどがある。ということで、拡散を思いとどまった。

女王蜂やアヴちゃんについて、語るか…長文だと、途中で飽きられる可能性もあるし、共感ポイントがずれた場合は空振りだ。

心震えた。感動。感激。涙が自然と。美しい。…どれも、軽い。

とりあえず見て。と相手に丸投げすることもできる。

日々、言葉は生まれて、消える。

“神”という言葉そのものが持つ重厚感、無二。無宗教だからこそ、崇拝という感情が曖昧で、使用しやすいのか。神道でいったら、八百万だから、特別感が薄まる…唯一の神を崇拝するイスラム教圏の方には説明しづらい日本語だ。

“神”が名詞から動詞になって、日は浅い。広辞苑に載ったあかつきには、ぜひ索引したい。

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