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電車の揺れに振り回されない身体の作り方。

「1曲歌い終わった時の疲労感がなくなりました。」
とピラティスを続けているオペラ歌手さんに感想を頂きました。

ピラティスを通して効率的な身体の使い方が出来るようになると、楽に良い姿勢を保てるため、無駄なエネルギーを使わなくなります。それで以前より疲れにくくなったのだろうなあと思いました。

そして、
「そう言えば最近、電車の揺れに強くなったんですよね〜。」とも伺い、お客様の身体がそれだけ整って来たのだなあと嬉しく思ったものです。


実は私自身同じような気づきを過去に経験した事があります。

私がピラティスの勉強を始め、身体の使い方を学んで半年ほど経った頃に電車に乗って遠出した事がありました。

その日は席が空いておらず、しばらく立っていました。
普段乗っている地下鉄と違い、線路がクネクネしていたのですが、
吊り革を持たずとも電車の揺れに振り回されてない自分がいる事に気付きまして。

地味〜に感動したのを覚えています。

以前はお尻をギュッと締めて立つのが良い姿勢を保つコツだと思っていたのですが、ピラティスの勉強を通してそれが間違いであることを知り、お腹周りのインナーマッスルで姿勢を保つトレーニングを続けた結果、いつの間にか電車の揺れに合わせて楽に姿勢を保てるような身体になっていたのです。


理由はこうです。

立ち姿勢を横から見た時、骨盤が床と垂直になっているのが、衝撃を吸収して動きやすいポジションになっています。

骨盤が前にも後ろにも傾いていない状態ですね。(骨盤のニュートラルと言います。)

この状態に持っていくにはお腹周りのインナーマッスルが働いている必要があります。お腹周りに帯状に付いている腹横筋や腹斜筋で身体を支えるイメージです。

ただ、骨盤を床に垂直に立てるだけなら、他の筋肉を使っても出来ます。それがお尻の筋肉を使う方法です。肛門を締めるようにお尻にギュッと力を入れる事でも、見た目には姿勢が良くなります。

お尻をギュッと締めて骨盤を立てるクセがついている人は、ただ立っているだけなら問題ないです。見た目も綺麗に見えるかもしれません。
でもそれだと、動き出した途端にお尻の筋肉は脚を動かすことに使われるため、姿勢が崩れてしまうんですよね。そしてお尻を締め続けるのって結構エネルギーを消耗するので、立ってるだけで疲れるという弱点もあります。

電車に乗っている時も同様で、お尻の筋肉で姿勢を保とうとすると、揺れに対して踏ん張る力を生み出すお尻の筋肉が既に使われているため、とっさの揺れに対応できないと言うわけなんです。

なので、骨盤の安定はお腹周りのインナーマッスルでやり、お尻の筋肉はフリーにしていつでも使えるようにしておくのがポイントです。お尻の筋肉が本来の仕事に集中出来るような環境づくりをしておきましょう。

いかがでしたでしょうか?

お腹周りのインナーマッスルが使えるようになると、力まずとも良い姿勢が保てるようになり、その分疲れにくくなります。

ピラティスでインナーマッスルの再強化をしてみませんか?

こちらも参考になさってください。

ではまた!

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