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テーラーメイドスーツ@ハノイ

日本はだいぶん涼しくなってきたと方々より聞こえて参ります。
10月ですもんね。上半期が終わった事に驚きを禁じ得ません。
取りも直さず、私がベトナムに移駐してきて半年経った事になるわけで。。

11月に親友が東京で結婚式を挙げるとのことで、海外にいる弊員にも丁重な案内が届きました。
参加!を決めた後、スーツの類を1着も持ってない事に気づきます。
サマージャケットとスラックスくらいならあるのですが、11月の結婚式に参加できるようなものでは到底なく。
そもそもインド・ベトナムに結婚式出れる程の重厚な礼服を持ってきてませんでした。

という訳で、せっかくなら現地で作ってみようと思い作ってきた次第です。
会社のベトナム人上司にオススメない?と聞いて教えてもらったうちの一つがここです。

Chuong Tailor、ハノイに5店舗・ホーチミンに1店舗あります。
服屋さんとしては珍しくハノイの方が店舗が多いのは、ハノイが政治の要であったり
スーツを着る機会が多いからかな?とか思います。
(普通はどのブランドもホーチミンの方が多い)

店構えはこんな感じ。

雑然としたHanoiに似合わず英国調の店構え

中に入ると綺麗なお姉さんと、サイドをバッチリ刈り上げたイケイケお兄さんが接客してくれます。
あまり流暢ではないですが、英語もOK

私はジャケットとパンツを作る事にしました。
生地のブック帳を見ながら、どれにしようか、これで仕立てたらどんな感じになるかー、と
妄想を膨らませていきます。この時点でもうすでに楽しい。

生地は上下同じのスーツ仕立てでも、上下分けてジャケパンでもOK。
私はジャケットをウール80+ポリ20の濃紺地、パンツをウール+スパンデックス(混率忘れた。。)のチャコールグレー地にしました。

Made in Samsung が気になりますが
こちらパンツ

生地を選ぶと採寸、件のイケイケお兄さんが肩幅・身丈・裄丈・・・と手際よく測ってくれます。
それを隣で綺麗なお姉さんが書き取って残していく。いいチームワーク。
この2人出来てんじゃないかとか余計な詮索…はしてません。

ある程度店に置いてる既製品も試着しながら、フィット感なんかも調節してくれます。
「スリムフィットがいい?余裕ある方がいい?」みたいな所から
「タック入れる?」「裾の長さは?」みたいなディテールまで。
お兄さんがとにかく「OK?OK?」みたいな感じで先に進めようとpushしてくるのですが笑、
せっかくのテーラーなので、ちゃんと自分のこだわりを伝えたらやってくれます。
一通り採寸とこちらの希望を伝えたうえ、この日は終了。

納期は生地在庫にも左右されますが、大体10-20日くらいとのこと。
私の場合はジャケットが20日、パンツが15日でした。
まとめて引き取っても10末にはもらえるので、11月の結婚式にも間に合います。深謝。

で、お値段ですがこんな感じです

意外と、というか結構いい値段です。
ジャケットが1,530万ドン(9.5万)、パンツが550万ドン(3.4万)なので、上下で大体13万。
冒頭にも書きましたが生地による所が大きいです。一番安い生地だと上下で1.300万ドン(8万くらい)で作れたはず。

当然もっと安く作ろうと思えば、ローカルの仕立て屋さんとかで安くあげられるのですが、
折角の機会なので、ね。大事に着てあげれば、それで良いのだと思います。
服はいいものを買って、10年くらい着たい派(だからクローゼットがパンパンなのか、、)

ピックアップは10/29とのこと。完成した上下で街を闊歩するのが楽しみです。
それまでに、体重落とさないとなあ。。これ毎回言ってる気がします。
あと結婚式なので、ちゃんとした革靴と、クラッチバッグと。。
お金はかかります。が、こうして何かに向けて妄想しながら、準備していく瞬間が人間楽しいんだと思います。

ジャケットとパンツ、完成したらまた写真載せます。
良い服買ったら、また頑張らないとって思いますし、悪くないですね。


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