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好きなアーティストとかその遍歴とか、とにかく音楽について語ってみる


100の質問から引っ張ってこようかとも思ったのですが、なんかわたしが今書きたいことが書ききれないような気がしたので、頑張ってイチから書いてみることにしました。

幼少期

まず、わたしの家族はみんな音楽が好きで、もっと言うと、歌うことが好きだった。
若い母親に連れられて普通のカラオケに行くこともあれば、じいちゃんばあちゃんに連れられて老人会のカラオケに行くこともあった。
この、じいちゃんばあちゃんに連れられて行くカラオケがまあ楽しくて、というのも、「老人会」とは言っても周りはまだお孫さんがいない人が多くて、わたしはモテモテだった。ちょっと歌うと、「上手ねえ」とみんな褒めてくれて、「もっと歌って」と言われたりして。
今でも薄っすらと記憶があるのは、うちのじいちゃんばあちゃんがその想い出を何年も楽しそうに聞かせてくれたからだろう。「~~って曲を歌わせたらねえ、〇〇ちゃんに、『あんた、何て曲を歌わせとるんや!』って怒られてねえ~」って、ばあちゃんに何度も聞かされた。

そういう経験があって、わたしは歌うことが好きだった。
「音楽が好き」の前に、「歌うことが好き」だったと思う。

そんなわたしが、初めて特定のアーティストを好きになったのは、4~5歳の頃。浜崎あゆみが大好きだった。
キッカケは忘れてしまったけれど、母親の影響が大きかったのだと思う。ただ、母親は浜崎あゆみの「ファン」というほどではなくて、漠然と好きだった感じで、気付いたらわたしのほうがあゆを好きになっていた。
幼いながらに、あのカリスマ性に惹かれていたのか。とにかくあゆに夢中で、初めて買ってもらったCDもあゆだった。
そして、あゆに憧れて、将来の夢は歌手…というか、「あゆ」になったほどだった。

しかし、わたしは気付く。「あゆ」にはなれないと。それは「歌手になんてなれない」という意味ではなく、「あゆ本人にはなれない」という意味であって、「歌手になりたい!」という夢自体は諦めていなかった。
そこで出会ったのがモーニング娘。である。というか、ハロプロ。『ハロー!モーニング。』という番組をたまたま観て、それがキッカケでモー娘。とかハロプロ全般に興味を持って、気付いたらめちゃくちゃ好きになってた。
わたしがこの『ハロー!モーニング。』を見始めた頃には辻ちゃん加護ちゃんたち4期生はもう加入したあとで、最初は同じく4期生の石川梨華ちゃんがめちゃくちゃ好きだった。あからさまに、「可愛い」を全面に出してる女の子がすごく好きで。いわゆる「ぶりっ子」。それがすごく良かった。
でも次に5期生が加入してきたときは、物凄い衝撃を受けた。高橋愛ちゃんの顔がまじで好み過ぎた。なんて可愛いんだろう、って思った。今でもとてつもなく可愛いけど。
そんな、タイプの違う「可愛い」を持っている石川梨華ちゃんと高橋愛ちゃんに夢中だったわたしは、「”あゆ”という存在になることは不可能だけど、モー娘。は特定の1人というわけじゃないから、なれる!」と思って、モー娘。になることが将来の夢になった。
けど、それはほんとに「小さい頃の夢」というやつで、「お花屋さんになりたい」「ケーキ屋さんになりたい」みたいなことと同じで。具体的に、オーディションを受けたいだとか、ボイトレに通いたいとか、そういう現実的なところはまったく見ていなくて。ただただ、あゆとかモー娘。の歌を毎日毎日聴いて、歌って。それが楽しくて好きだった。

わたしの夢の話はおいといて、もう少しモー娘。について掘り下げて語ると、単に「可愛いお姉さんたち」に夢中だったというわけではなく、曲もほんとに好きだった。
でも当時は、歌唱力とかまではまだよくわかっていなくて、誰が歌が上手いか、なんてことは意識していなかったし、「モーニング娘。」という全体として歌が好きだった。ユニットとかもたくさんあったし、色んな歌が聴けるというのも、わたしには魅力的だったのかも知れない。
今になってみると、大好きだった高橋愛ちゃんの歌唱力って良い意味でえぐいし、あとミキティとかあややとかもほんとにすごい。今でもなんか定期的に『シャボン玉』のMVを観たくなってYouTubeに飛んでいくんだけど、石川梨華ちゃんの語り部分がもう、最高。そもそもあのメンツ豪華過ぎない?っていつも思う。あの頃のモー娘。とかハロプロをリアルタイムで見ていた過去の自分が、なんだか羨ましく思えるくらい。(笑)

以上で幼少期編は終了。あ、最後に特に好きな曲とかカラオケでよく歌う曲とか、その他なんか諸々列挙していこうと思います。

特に好きな曲(当時とか関係なく)
・Sunrise~LOVE is ALL~/浜崎あゆみ
・A Song for ××/浜崎あゆみ
・End roll/浜崎あゆみ
・シャボン玉/モーニング娘。
・Memory 青春の光/モーニング娘。
・Do it now!/モーニング娘。
・CRAZY ABOUT YOU/ミニモニ。
・好きすぎて バカみたい/DEF.DIVA

当時(小学校低学年くらいの頃まで)よく聴いていた曲
・A Song for ××/浜崎あゆみ
・vogue/浜崎あゆみ
・TO BE/浜崎あゆみ
・Do it now!/モーニング娘。
・AS FOR ONE DAY/モーニング娘。
・CRAZY ABOUT YOU/ミニモニ。
・好きすぎて バカみたい/DEF.DIVA

カラオケでよく歌う・歌ってた曲
・MOON/浜崎あゆみ
・Virgin Road/浜崎あゆみ
・赤い日記帳/あか組4
・FIRST KISS/あぁ!

小学1年生~4年生

小学1年生の頃、わたしの好きなアーティストは変わらずあゆとモー娘。だった。
が、その後、新たな出会いをした。KAT-TUNである。まったく別ジャンルだけど、キッカケはわかりやすく『ごくせん』。
最初は赤西くんの顔があまりにも好きで、そこから曲を聴くようになったので、今となってはまあごくせんから入ったファンが良く思われていなかった気持ちもよくわかる…。それはおいといて。
女性アーティスト・女性アイドルが好きだったわたしが、見事に男性アイドルの虜になってしまい、この頃はほんとにKAT-TUNばっか聞いてた。
CDも何回も聞いたし、音楽番組の録画もビデオテープ擦り切れるんじゃないかってくらい見直してた。(小学校中学年くらいでDVDになったかな…?)
まだ小学生だったし地方住みということもあって、ライブには一度も行ったことがなかったけれど、ライブのDVDを誕生日とかクリスマスとか特別なときに買ってもらって、何回も見た。
KAT-TUNが好きになると、もちろん他のグループの曲もよく聞いていたけれど、KAT-TUNは他とは違う魅力がとにかくたくさん詰まっていることが、小学生のわたしにも理解できた。当時から異色とはよく言われていたけれど、今振り返ってみてもよくわかる。唯一無二の男性アイドルグループだと思う。
そんな感じで小学生の頃のわたしの「好き」という気持ちの大半を占めていたKAT-TUN。でも小学4年生までで区切ったのは、決してそこまでで好きじゃなくなったとか聞かなくなったとかではなく、6年間は赤西担だったことをしっかりと記憶している。
けど、小学5年生の頃にあることをキッカケに、好きな音楽のジャンルがまた増えたので、ここで一区切りとしました。

特に好きな曲
・NEVER AGAIN/KAT-TUN
・LIPS/KAT-TUN
・RUSH OF LIGHT/KAT-TUN
・ムラサキ/赤西仁
・1582/亀梨和也

当時よく聴いていた曲
・NEVER AGAIN/KAT-TUN
・BUTTERFLY/KAT-TUN(赤西仁・上田竜也)

カラオケでよく歌う・歌ってた曲
・喜びの歌/KAT-TUN
・DON'T U EVER STOP/KAT-TUN

小学5年生~小学6年生

小学5年生の頃、新たな音楽ジャンルを開拓するにあたって、最強のアイテムを手に入れた。それは、携帯電話。
今でこそ小学校低学年の子でもスマホを持っているのがもう当たり前な時代になってきているけれど、わたしの頃は小学生で携帯電話を持っている子は周りにほとんどいなくて(田舎だからというのもあったからかもだけど)、持ち始めたキッカケは、塾に通っていたからだった。
ありがたいことに、良いモノと悪いモノの区別は自分でつけられるだろう、と親から信用してもらっていたので、わたしの携帯電話には閲覧制限が一切かけられていなくて、そこでハマったのがモバゲータウン。ちなみに親もやってたし、”友達”になってたから、こそこそやっていたわけではない。
このモバゲータウンで、音楽に関するサークル(掲示板的なやつ)にたくさん参加していて、そこで色んなアーティストを教えてもらった。

そして出会ったジャンルが、V系だった。わたしの今後の人生を大きく左右するというか、もはや決定する?くらいの出会いだった。
具体的には、Janne Da Arcとシド。アリスとかナイトメア、ガゼット、R指定、彩冷えるとかも一応ほんの少しかじってみたけれど、ハマったのはJanne Da Arcとシドだった。

Janne Da Arcの曲で初めて聴いたのは『Dry?』と『DOLLS』で、今思うと小5でなんてモン聴いてんだ、って感じだけど、刺激的なものに惹かれちゃうお年頃だよね。仕方ない。
シドにいたっても、初めて聴いたのは『蜜指』とか『汚れた指』とかだった。
わたしは割りとませた子供だったと自覚しているので、ある程度歌詞の意味も理解してた。さすがに全部ではないけれど。
だから、この2組の歌詞と世界観と、あとなんといっても歌声に惹かれて、そして文字通り「ビジュアル」にも惚れた。
これまで比較的正統派なJ-POPとかアイドルとかを聴いてきたから、そことのギャップもまた良かったんだと思う。もちろん、J-POPやアイドルの良さは、またそれはそれとしてずっと良いモノとして感じたままだし、好きですよ。

でもV系は、「わたしが求めていたモノはもしかしてこれだった!?」って思っちゃうくらい、ほんとハマった。

それで、Janne Da Arcについては、初めて聴いたのは『Dry?』と『DOLLS』と前述したばかりですが、「Janne Da Arc」ってちゃんと認識していなかっただけで、実はこれより前に出会ってた。
というのも、小学1~2年生くらいの頃に観ていたアニメ・アソボット戦記五九のED曲をJanneが歌っていたから。『霞ゆく空背にして』はめちゃくちゃ好きな曲で、正直アニメの内容は一切覚えていないけど、この曲だけはずっと覚えていた。
でもまだ幼かったから、当時は曲名もアーティストもわかんなくて(まあ、サビの歌い出しがまんま曲名だけど)、CDとかも探せなくて、それでも歌詞だけはずっとずっと心の中に残っていて、そのくらい好きな曲だった。
それを数年越しに、「あれってJanneの曲だったんだ!?」と気付いたときの感動といったら、もう…。なにより、またあの大好きな曲を聴けるという喜び。もうほんとに、運命といっても良いと思った。そりゃ好きになるのも必然だわ、ってね。『霞ゆく空背にして』は、高校の文化祭で歌ったという超個人的な思い出もあったりして、とても好きな曲です。
ちなみにこれ逆パターンもあるのが自分的にはすごく面白いと思っていて、Janneと言ったらやっぱり一般的には『月光花』が一番有名だと思うのですが、この頃のわたしはまだ月光花を聴いたことがなかった。で、中学生の頃にアニメ・ブラックジャックにハマって、そこで「ブラックジャックのOP、Janneが歌ってるの…?」ってなった。そこまで知らんかったのもはや奇跡だろ、一体わたしは何を聴いてきたんだ。

そんなわたしがJanneの曲で一番好きなのは、『ヴァンパイア』。それこそ何を聴いてきたんだって思われるかも知れないけど、ほんとに色々聴いたうえでヴァンパイアがやっぱり一番好き!!!これは譲れない。今でもずっと聴いてるし、カラオケでもずっと歌ってる。ほんとに大好き。

で、Janneはこの15年以上もあとにもわたしの人生を大きく左右するし、いや、さっきも書いたけどわたしの人生を決定づけてた。それはまたあとで書きます。

シドはというと、ちょっと時系列無視した内容にもなるのですが、『嘘』あたり、アルバムでいうと『hikari』を最後に、メジャーデビュー後の曲は正直に言うとあまり追わなくなってしまって、昔の曲をずっと聞き続けていた感じなのですが。
2年くらい前に「メジャーデビュー後の曲も聞いてみるか」とふと思い立って聴いてみたら、『S』にドハマリした。これを書くにあたってちゃんと調べてみたら、2012年にリリースされてたのビックリしたけど、それ以上に「これだよ!!!これこれー!!!」っていう衝撃と感動があった。『S』がキッカケで、前よりシド聴く頻度が確実に上がった。
そしてシドの一番好きな曲は『眩暈』。これ即答できる。未だに一番聴く頻度が高いのは眩暈です。
シドの好きなところって、ざっくり言ってしまえば歌声、歌詞、もちろん曲も、って感じだけど、もっと具体的に言うなら歌詞に出てくる言葉遊び。ただ単に聴いてるだけだと見逃しちゃうけど、しっかりと歌詞を見てみると、同音異義語だったりとか、あとは漢字で上手く遊ばれていて。この単語とか漢字のチョイスがまた良いんですよね…。それが眩暈とかSとかには特にふんだんに使われていて、ほんとに大好きです。

そんなこんなで、小学生編おわり。

特に好きな曲
・ヴァンパイア/Janne Da Arc
・sister/Janne Da Arc
・HEAVEN/Janne Da Arc
・ナイフ/Janne Da Arc
・Rainy~愛の調べ~/Janne Da Arc
・ROMANCE/Janne Da Arc
・ダイヤモンドヴァージン/Janne Da Arc
・霞ゆく空背にして/Janne Da Arc
・-救世主 メシア-/Janne Da Arc
・眩暈/シド
・妄想日記/シド
・妄想日記2/シド
・サーカス/シド
・罪木崩し/シド
・御手紙/シド
・ミルク/シド
・Sweet?/シド
・S/シド

当時よく聴いていた曲
・ヴァンパイア/Janne Da Arc
・ダイヤモンドヴァージン/Janne Da Arc
・Dry?/Janne Da Arc
・DOLLS/Janne Da Arc
・蜜指/シド
・汚れた指/シド
・妄想日記/シド
・罠/シド

カラオケでよく歌う・歌ってた曲
・ヴァンパイア/Janne Da Arc
・sister/Janne Da Arc
・ダイヤモンドヴァージン/Janne Da Arc
・Dry?/Janne Da Arc
・月光花/Janne Da Arc (Janne知らない人もこれは知ってるので…)
・眩暈/シド
・モノクロのキス/シド (月光花と同じく、シド知らない人もこれは知ってるので…)

※このあと「中学生」でABCを聴き始めたことをちょこっと書いているのと、「20代前半」でもABCについて語るので、ここではJanneだけ。

中学生

中学生になってから、また好きな音楽のジャンルが一気に増えた。ので、ここはめちゃくちゃ長くなります。

情報源は相変わらずネット。
中学生にもなると友達とカラオケに行くことも増え(というか、遊びに行く=カラオケだったと思う)、周りから音楽の知識を得る機会も少なくはなかったけれど、ひねくれものなのでどうも友達からすすめられる音楽というのには、あまり惹かれなかった。自分で発掘したい、というか。

この頃、引き続きずっと好きで聞き続けていたのはJanneで、その延長でAcid Black Cherryももちろん聞いていた。(ちなみにABCが活動を開始したのはわたしが12歳の頃で、でもわたしが聴き始めたのは中学に入ってからだったと記憶している。ちゃんとデビューしたタイミングで聴けていたわけではない。)
カラオケでもだいぶ歌った。というか、Janne・ABCはアラサーになった今でもずっと聞き続けているし、カラオケでもよく歌う。

10年以上ずっと聴き続けているのはJanne・ABC、そして、中学生の頃に新たに出会った天野月子さんくらい。(他にも10年以上前に出会って好きで聴き続けているアーティストはたくさんいますが、ずっと聴く頻度や熱量が変わらないという意味で。)
今の名義は「天野月」さんだけど、ここでは月子さんと呼ばせていただく。
初めて聞いた月子さんの曲は、『聲』だった。今でもハッキリと覚えてる。
中学生というと、ちょっとダークな世界観とかに惹かれるもので、言葉を選ばずに言うなら中二病というやつなのですが、わたしも発症していたと思う。
月子さんの曲はとにかく暗い。『聲』なんて、ホラーゲームの曲だから余計にだよね。誤解のないように念のため言っておきますが、褒めています。そういう独特な世界観に強く惹かれたし。何より月子さんの歌声がめちゃくちゃ好みだった。声色自体もすごく好きだし、あの芯のある力強い声が、とても好きです。
暗い曲ばかりじゃないことは知っているけれど、この頃は暗い曲ばっか聞いてた。これは、当時のわたしには、月子さんの明るい曲の歌詞の意味が、理解できなかったからだと思う。今は明るい曲も好き。それはまたあとで書きます。

同じ頃に出会ったのが、椿屋四重奏。この出会いも衝撃的だった。今でも鮮明に覚えてるし、思い出して鳥肌立つレベル。
初めて聞いたのは、『恋わずらい』。ストレートな歌詞じゃないのに、とんでもなく官能的で、すごくドキドキした。それは歌の雰囲気だけじゃなくて、中田さんのあの色気のある声もあってのことだと思うけれど、とにかく「色気!!!」ってなった。

そして、この頃の出会いはまだまだたくさんあった。ALI PROJECTに出会ったときも衝撃的だった。
アリプロも初めて聞いた曲をちゃんと覚えていて、『欲望』だったんだけど、この曲は初めて聞いたときにめちゃくちゃ刺さったというよりは、この曲をキッカケに、「お、良いかも。他の曲も聞いてみよ。」ってなって、一通り聞きつくした頃に一周回って「いや、神過ぎんか…?」ってなった記憶がある。今も特に好きな曲のうちのひとつ。
あと、アリプロにドハマリするキッカケになったのは、アニメ・コードギアスのED『わが﨟たし悪の華』を耳にしたことだった。これはたまたまコードギアスが好きで見ていたら「アリプロ!?」って気付いて…という感じ。
そこからわたしのアリプロ好きは加速した。

さらにもうひとつ。ボーカロイドにドハマリした。この頃はニコニコ動画全盛期で、とにかく新たなボカロ曲を探し求めて日々さまよっていた…。
でも世間的にはいわゆる「オタク」というのは、この当時かなり肩身の狭い思いをしていて、わたし自身もイジメまではいかないんだけど、心ない悪口を言われたり、笑われたりすることも正直少なくなかった。けど、だからって好きなものは変えられないしねえ。
それはさておき、ボカロにハマったキッカケは、最初はカバー曲だったんだけど、というのも、ミクがカバーしている=一般的によく知られていて好かれている曲、という認識をしていて、そこでまた新たな出会いがあったりしたので、そういう意味で活用させてもらっていた部分は、ある。
けれど次第にオリジナル曲もたくさん聞くようになって、好きになっていった。
ボカロは最近の曲はあまりついていけてないけれど(多分、わたしと同年代のひとの大半は、今頃同じことを言っていると信じたい…笑)、当時好きだったPの曲は、今でも最新までなるべく追うようにしてます。

他にも、ほんとに色んなジャンル・アーティストに出会った時期だったけれど、特に衝撃が大きかったり、未だに好きで聴いているとか思い出深いとかは、このくらいかな…?

特に好きな曲
・鮫/天野月子
・HONEY?/天野月子
・箱庭/天野月子
・螺旋階段/椿屋四重奏
・LOVER/椿屋四重奏
・朱い鳥/椿屋四重奏
・共犯/椿屋四重奏
・欲望/ALI PROJECT
・黙示録前戯/ALI PROJECT
・薔薇獄乙女/ALI PROJECT
※「天野月」名義のお話しをまたあとでするので、ここでは「天野月子」名義時代に出された曲のみで

当時よく聴いていた曲
・聲/天野月子
・蝶/天野月子
・銀猫/天野月子
・鮫/天野月子
・LOVER/椿屋四重奏
・シンデレラ/椿屋四重奏
・恋わずらい/椿屋四重奏
・薔薇獄乙女/ALI PROJECT
・聖少女領域/ALI PROJECT
・跪いて足をお嘗め/ALI PROJECT

好きなボカロP(曲挙げたらキリがないので…)
・DECO*27さん
・Keenoさん
・蝶々P

カラオケでよく歌う曲(当時も今もあまり変わらない)
・鮫/天野月子
・蝶/天野月子
・銀猫/天野月子
・胡蝶夢心中/ALI PROJECT
・北京LOVERS/ALI PROJECT
※ボカロはキリがないのでこちらも割愛…またなんか別の機会に語りたいな…

高校生~ハタチくらい

多分中学のときに好きな音楽がどっと増えたからだと思うけれど、この頃ってそんなに新規開拓できていない。

しっかり語れるのは、というか語りたいくらい好きなのは、EGOIST。
EGOISTを初めて聴いたときは、正直衝撃的な出会いというほどではなくて、語れるほどの特別なキッカケもないけれど、例によってネットでまた新規開拓を、と思って行きついた感じだった。
初めて聴いたのは『キミソラキセキ』とか『LoveStruck』とかそのあたりだったんだけど、「お、ええやん!」という感じ。で、そこまでめちゃくちゃハマったわけではなかったのですが、色々と聴いていたら『Fallen』にぶち当たって…これが…ほんとにすごかった…。それまで割りと静かめな、つまりバラード系ばっかり聴いていたので、「そんな激しいのもいけるんですか!?」という感じで、見事に心を掴まれた。なんせ声が良い…。あの、高音を出すときの危うさが(でも絶対ちゃんと出る。)、たまらなく好き…。

こうしてまたわたしの好きな音楽・アーティストが増えたわけですが、EGOISTにいたっては、22~23歳くらいのときに、またさらに好きになるキッカケができた。それはアニメ・ギルティクラウン。2011年のアニメなので、わたしが観た時期はなんとも今更、って感じではあるけれど、これを観てさらにEGOISTが好きになった。「いのり」と「chelly」はもちろん別の人格なわけだけど、でも「EGOIST」という部分で密接に繋がっていて、とてつもなく愛しくなった。

そんなEGOISTは2023年の10月に活動終了したわけですが、配信ではあるものの、ファイナルライブを見届けました。もう、1曲目のイントロから大号泣で、終わったあと過呼吸になるかと思うくらい泣いてた。ほんとに最高のライブだった…ありがとう…。

特に好きな曲
・Departures 〜あなたにおくるアイの歌〜
・Fallen
・Planetes
・英雄 運命の詩

当時よく聴いていた曲
・Fallen
・キミソラキセキ
・LoveStruck

カラオケでよく歌う曲
・The Everlasting Guilty Crown
・英雄 運命の詩

20代前半

音楽の好みは11~14歳くらいで形成されるとはよくいったもので、この頃になるとほんとに新しく好きな音楽ってそうそう増えない。(笑)
曲単体では好きだなと思うことがあるけど、「アーティスト」となるとまた別で。

でもそんな20代前半でも、特に好きと思えるアーティストが1組だけできた。それはμ'sだった。

キッカケは、なんとなく「音ゲーってやったことないな」という軽い気持ちで「スクールアイドルフェスティバル」をインストールしたこと。これがとんでもない沼だった。(笑)
「曲めっちゃ良いやん!」に始まり、アニメも観ちゃったらもうハマるしか道はない。はい、大好き。
よくよく思い返してみればわたしは過去にモー娘。という最強の女性アイドルにハマっていたわけで、こんなんハマらんほうが無理な話だった。
ちなみに第一印象ではエリチカ推しだったのですが、気付いたら立派な真姫ちゃん推しになっていました。
ラブライブ!とかμ'sによりハマるポイントとしては、やっぱりアニメのストーリーが大きく歌詞にも反映されていることで、より一層感情移入して聴き入るというか、そういうところに魅力があると思っていて。
曲自体に関する個人的な思い入れみたいなモノはないけれど、やっぱり、ひとつひとつにかけがえのない物語がたくさん詰まっているという印象が大きいです。あと、畑亜貴さんの歌詞がほんとに、素敵すぎる。どうやったらあんなに素敵な歌詞を思いつくんだろう。やっぱり何人もいらっしゃるんですかね。(もちろん冗談ですよ。)
実際のライブに足を運んだことはないのですが、DVDやBlu-rayはいくつか持っていて、中の人たちのことも大好きで、ほんとに好きになる要因がたくさんあるグループでした。
今でも時々曲を聴くけれど、なぜ時々なのかというと、アニメの内容やファイナルライブのことを思い出して、泣いちゃうからです(笑)
だからその「時々」も、ユニット曲を聴くことが多い…。

そして相変わらずJanne・ABC、天野月(この頃にはもう名義が変わっている)を愛し、聴き続けているわたし。
天野月さんについてはこのあと「20代半ば~」で語るのですが、ここではABCについて。
2015年のフリーライブ大阪ファイナルに参戦しました…!!音楽のライブに行くのは実はこれが初めてで、それもあってすごく感激したのを今でも覚えています。
位置的にはすごく後方だったので、yasuが米粒くらいの大きさに見えたけど(笑)、それでもめちゃくちゃ楽しかったし感動した。「生」の良さというか、あの臨場感は直接この目で見て、この耳で聴いて、ってしなきゃ、味わえない。会場の一体感みたいなものも、すごく好き。
初っ端、『黒い太陽』のイントロが流れた瞬間の高揚感といったら…10年近く経った今でも、忘れられないですね。
大阪に向かうまでの新幹線の中でずっとABCを聴いていたんだけど、ライブに行くにあたって今まであまり聴いていなかった曲も聴いていたので(好きな曲を鬼リピして偏りがち)、そこで新たに『エストエム』の魅力に気付いた。「いやこんなもん、わたし絶対好きやん」ってなった。だからライブで、しかも終盤にエストエムがきたときは、まじでテンションえげつなく上がって、しぬかと思った。
他にも語り尽くせないほどの思い出ができたライブだけど、そんなライブの映像が公式にYouTubeにあがっているの、感謝でしかない。今も少なくとも2年に1回くらいのペースでフルで観てる。あの瞬間の感動を超えることはどうしても映像だとできないけれど、それでもあのとき感じたモノを思い返すことはできて、それはとても幸せなことだと思った。
でも、すべてのライブが円盤やYouTubeなどの媒体に必ずしも残るわけではないし、カメラにはおさまっていない瞬間もたくさんあるし。
だからわたしは、ひとつひとつのライブに全力で挑むし、一瞬一瞬を大切にしようと思っている。けど、記憶というものにも限界があって、正直その瞬間をめちゃくちゃ楽しんでいるので、終わったあとの記憶がとてつもなく危ういことも少なくない。
でも「その瞬間」を全力で楽しんで、全力で生きてるな、と感じられるとこも、わたしは嫌いじゃない。元々、良くも悪くも「今が楽しければ良い」というタイプの人間だし。
記憶しておくことに必死になって全力で楽しめないのは嫌だし、だからって全力で楽しみつつも記憶を保持するというのは、わたしには出来ない神業です。それが出来たら、どれだけ素晴らしいことか…。
だから、記憶ブチ飛ばす覚悟でその瞬間を全力で楽しんで、それでも最後まで残っている記憶を、大切に両手に抱えております。

まあ、こんなことを語っていながら、この頃はまだ全然ライブ参戦できていないんですけどね…。こんなふうに考えるようになったのは、もっと最近になってからのことなのですが、初参戦の話をしたのでこのタイミングで語らせていただきました。

そんな感じで、ここにきてまたABCというかyasuに関する思い出深い出来事があったわけですが、わたしの人生を決定づけていたと感じた出来事はまださらに後のお話し。

特に好きな曲・よく聴く曲
・そして最後のページには/μ's
・No brand girls/μ's
・友情ノーチェンジ/μ's
・LOVELESS WORLD/μ's
・ダイヤモンドプリンセスの憂鬱/BiBi
・Cutie Panther/BiBi
・夏、終わらないで。/BiBi
・NO EXIT ORION/Printemps
・Love marginal/Printemps
・春情ロマンティック/lily white
・scar/Acid Black Cherry
・愛してない/Acid Black Cherry
・眠れぬ夜/Acid Black Cherry
・KEDAMONO/Acid Black Cherry
・エストエム/Acid Black Cherry
・CRISIS/Acid Black Cherry
・少女の祈り/Acid Black Cherry
・少女の祈りⅢ/Acid Black Cherry
・I'm not a ghost/Acid Black Cherry

ライブで特にぶち上がる曲
・Snow halation/μ's (生で見たことはありませんが、あの会場が一体となって作り出す光景が最高です)
・エストエム/Acid Black Cherry
・黒い太陽/Acid Black Cherry
・楽園/Acid Black Cherry

カラオケでよく歌う曲
・LOVELESS WORLD/μ's
・ラブノベルス/BiBi
・愛してない/Acid Black Cherry
・CRISIS/Acid Black Cherry
・少女の祈りⅢ/Acid Black Cherry
・INCUBUS/Acid Black Cherry

20代半ば~

くどいくらい、そうそう新規開拓なんて…と書いていますが、なんだかんだで、出会う。(笑)
しかもこの頃は、今までの音楽との向き合い方を覆すような出来事があった。

でも、その出来事を語る前に、まず1人。川谷絵音。ここはあえての敬称略というか、彼はなんかそう呼びたい人です。
存在自体はもっと遥か前にもちろん知っていて、世間でゲスの『私以外私じゃないの』が流行っていた頃、わたしは高校生くらいだったのですが、このときはまだハマらなかった。
でもあるとき、バイト先の有線でindigo la Endの曲が流れていたのを耳にしたときに、「これってゲスの人の声だよな?こんな良い声してたっけ?」と、不意にわたしの琴線に触れてきたんですよね。
それで、帰って調べて、聴いてみたらこれがもう、やはりハマった。このとき聴いたのは『夜漁り』。有線では声だけに意識がいっていたけど、歌詞も意識しながら聴いてみたら、ほんとに「天才」という言葉しか浮かばなかった。あまり「天才」という表現は、個人的には多用したくないタチなのですが、川谷絵音に対してだけは、「天才」とかあるいは「鬼才」という表現が一番適していると思ってしまった。
そして川谷絵音に対するわたしのこの感情を言葉で表すのであれば、「好き」とか「推し」とか、そういう次元をこえて、「敬愛している」というのが、正しい気がした。そのくらい、彼の作り出す歌詞や世界観にどっぷりと浸かった。
そこから、indigo la End、ゲスの極み乙女、ジェニーハイをとにかく聴きまくった。(ちなみに礼賛は未履修です。)
それで、ゲスの極み乙女のライブは、今までに一度だけ生で観たことがあるのですが、正直「あ、この世に実在していたんだ…」と思った。とても色が白くて華奢なヒトですが、そういう見た目だけの話じゃなくて、なんというか、透明感があって、とても神々しいと思った。運よくけっこう前方で拝むことができたので、その姿にも、声にもとてもドキドキして、うっかり恋してしまうかと思った。けど、彼に対する感情はそういうのじゃない。危ない危ない。
このときのライブでは終盤に『キラーボール』を歌っていたのですが、実は『キラーボール』にまつわる個人的な思い出があって。もう何年も前にしゃべくり007に出演されていたときに、キラーボールが取り上げられていて、そのときはまだ「『私以外私じゃないの』を知っている」程度の時だったので、他の曲は存じ上げておらず。でも番組でキラーボールを聴いたときに、「めちゃくちゃ良い歌詞だな」と思った記憶があって、一時期キラーボールはけっこう聴いていた。けど、その特定の曲にだけハマって、アーティスト全体としては、このときはハマらなかった。
だから、数年越しにその魅力にしっかりと気付けて良かったと思うと同時に、「なんでもっと早く気付かんかったんや」とは思った。
よく、アーティストに対して「もっと早く知っていれば・出会っていれば」という感情を耳にするけれど、わたしは「このタイミングだったからこそ、ハマった」と感じることが多いので、「もっと早く知っていれば・出会っていれば」と思ったことは、川谷絵音に対して以外は持ったことがない。(曲単体に対してはよく思うことあるけど。)
でも、川谷絵音が例外だったのは、「このヒトの曲は、いつどのタイミングで出会っていても絶対に好きだっただろ」と思えるからである。というか、出会ってはいたんだけど、その良さに気付けるのがほんとに遅かったな、と思う…。その分を取り返すべく、今日もまた彼の曲を聴くのでしょう…。

次に語るのは、わたしの音楽との向き合い方というか見方・聴き方とかを変えたキッカケについて。この出会いもわたしの人生において、間違いなく大きくて、重要で、そしてかけがえのないモノ。
それは、夕闇に誘いし漆黒の天使達との出会い。入りはYouTubeだったけれど、このときわたしは、まあ…かなり個人的なことでなんやかんやあって、それはそれは病んでいた。
そんなときだったからこそ、彼らがYouTubeで届けてくれる笑いにわたしは助けられていて。彼らの音楽に触れたのは、もう少し先だった。とはいえ、そんな何年も期間が空いていたとかではないのですが。
もちろんYouTubeを見ていたときからバンドマンということは知っていたわけですが、「これは曲聴いたら確実に沼るな…」という妙な確信があった。だから、変に自制していたというか、あえて曲を聴いていない時期があったのです。
でもなんか、不意にそういう気持ちを吹っ飛ばしたくなるというか、「あ、聴こ」ってタイミングが、訪れて。聴いた。『猫サンキュー』を。そして見事に沼にハマった。
このときに、わたしの音楽の聴き方が大きく変わった。それは、初めてボーカル以外に着目したということ。
今までの20数年間、わたしは音楽を「歌詞」と「歌声」で聴いていた。楽器に関する知識が皆無で、漠然と「楽器できるヒト=すごいヒト」という認識で、曲を聴いても「このギター、なんかカッコいいかも…?」と感じることがチラホラある感じで。
そんなわたしが、夕闇のギタリストにハマってしまったもんだから、そこからわたしの音楽の見方・聴き方は変わって、今までよりもとてつもなく視界が広くなった。
楽器に関する知識とか、「曲」というものの楽しみ方を知ったことで、今まで何百回、あるいは何千と聴き込んできた曲が、わたしが今まで思っていたよりももっと素晴らしいものであることに気付いたし、この出会いは本当に特別なものになった。
「ラウド系コミックバンド」というジャンルにも初めて出会ったけれど、こういう世界もあるんだな、という驚きと、感動と、とにかく色んなプラスの感情を持った。
それで、夕闇に出会ってからライブに行く頻度がわたし的にはすごく増えて、今まで勝手に「地方だしな」と自分の中で決めつけていたけれど、行ってみたら「え、意外と近いんだね…」みたいなことも思ったり。まあそのへんは、自分が大人になったからそう感じられるようになった、というのもあるんだろうけど(今までも他県のライブに行ったことがなかったわけではないし)、一度経験してしまえば、みたいなとこも大きかった。

そんな感じでわたしの見ている世界を広げてくれた夕闇ですが、ただ単に今まで触れてこなかったジャンルに出会って真新しいモノに惹かれたからとか、そんな単純な話ではなく。
純粋に曲が好きだと思ったし、ライブがはちゃめちゃに楽しいし。聴けば聴くほど、ライブに行けば行くほど、「好き」を実感するバンドです。
めちゃくちゃ好きなところがいっぱいあって、語りたいこといっぱいなんですが、実は他の何本かの記事でもまた別の角度から深く掘り下げているので(名前出してなかったけどもうバレるなあ…)、ここでは出会いのことだけとさせていただきます。

そんな出会いがあっても、やはり変わらぬ天野月さんへの愛。去年(2023年)、天野月さんのライブに行ってきたのですが、天野月さんのライブに行くのはそれが2度目のことで。今回はその、2度目のときのお話しを。
「水族館」というコンセプトのライブで、今まで月子さん名義で出されていた曲のアコースティックアレンジも含むアルバムも出されていて、このラインナップが個人的に好きな曲がかなり多くて…。「水族館」というコンセプトなので、海の生き物にちなんだ曲でアルバムは構成されていて、『鮫』、『光る魚』、『真珠』などなど、ほんとにわたしの好きな曲が多いこと…。
アルバムには含まれていない曲も数曲ライブではされたのですが、『蝶』のアレンジを聴いたときは震えましたね。そして、すごく記憶に残っているのが『刺青』。「水族館」というコンセプトからはセトリに入っているとは予想できなかった曲なので、すごく驚いたのと、思わず泣いてしまいました。刺青は、今までもよく聴いていたし、もちろん好きではあったのですが、深い思い入れが何かあったというわけではなく、ただ、このときの心境的にとても刺さるものがあったんですよね。それがキッカケで、今まで以上に刺青を聴くようになりました。ライブって、こういうキッカケができるところも、不思議で、面白くて、そして素敵ですよね。
終演後、物販に月さんが立たれていたので、少しだけお話しさせていただくことができたのですが、このライブの数か月前に、実は月さんのYouTubeの企画で相談メールを送っていて、その相談に月さんが応えてくださっていたのですが、そのときのお礼を言ったらすぐに内容をわかってくださって、そこでも温かい言葉をいただいて、泣きそうになりました。
今でもこのとき直接お話しした内容と、YouTubeで相談に応えてくださったときの内容を思い出しては、ひとり泣くこともあるし、とても励みになっていて。

月さんの歌は、ヒトの心の暗い部分とか、時にはとても醜いような部分にも、共感してそっと寄り添ってくれるような優しさであふれていると思っていて。そして、そんな中でも、ほんのわずかでも良いから、希望の光を見出そうとするような側面もあって。
でもわたしは、ほんの2~3年くらい前までは、まだ月さんの歌が見せてくれる希望の光に、気付くことができていませんでした。
「中学生」のところでちょっとだけ前述したのですが、わたしは月さんが書く明るい曲の歌詞の意味を、ずっと理解できずにいました。それはもちろん批評とかではなくて、わたし自身の感性の問題で。今までのわたしはめちゃくちゃ病みやすくて、今思い返すと自分でもゾッとするほど自己肯定感が低くて。そんなわたしには、明るい曲の歌詞の意味なんて、理解できなかった。
でも、こうして今わたしが月さんの明るい歌詞の意味も理解できるようになったのは、多くの大切なひとや大好きなひと・モノに囲まれて、楽しく生活ができているからだと思っています。

そんな周りのひとたちと、月さんの歌に、わたしは今日も支えられて生きています。

特に好きな曲・よく聴く曲
・キラーボール/ゲスの極み乙女
・人生の針/ゲスの極み乙女
・オンナは変わる/ゲスの極み乙女
・ロマンスがありあまる/ゲスの極み乙女
・夜漁り/indigo la End
・悲しくなる前に/indigo la End
・邦画/indigo la End
・通り恋/indigo la End
・藍色好きさ/indigo la End
・不便な可愛げ/ジェニーハイfeat.アイナ・ジ・エンド
・君に届かない声はイタリアにも届かない、故にミラノ風/夕闇に誘いし漆黒の天使達
・Super Ultimate Happy Happy Song/夕闇に誘いし漆黒の天使達
・スプリングサマーオータムウィンターチューン/夕闇に誘いし漆黒の天使達
・忙しい夜が終わる頃に/夕闇に誘いし漆黒の天使達
・なんでやねん/夕闇に誘いし漆黒の天使達
・ビューティフル・デイズ/天野月
・光る魚/天野月
・インビジブル/天野月
・鳥籠-in this cage-/天野月
・真珠/天野月

ライブで特にぶち上がる曲
・キラーボール/ゲスの極み乙女
・猫サンキュー/夕闇に誘いし漆黒の天使達
・君に届かない声はイタリアにも届かない、故にミラノ風/夕闇に誘いし漆黒の天使達
・ラブソング/夕闇に誘いし漆黒の天使達
・ウォウウォウイェイイェイ酒ナイト/夕闇に誘いし漆黒の天使達
・MalibuMonster/夕闇に誘いし漆黒の天使達
・スプリングサマーオータムウィンターチューン/夕闇に誘いし漆黒の天使達
・正義の味方「ジャスティスマン」/夕闇に誘いし漆黒の天使達
・鮫/天野月子
・日曜日/天野月子
・インビジブル/天野月
※月子さん名義のお話しは「中学生」のときにしましたが、ライブに行くようになったのはハタチこえてからなので、こちらで記述。

現在(28歳~)

今年29歳になるのですが、毎度毎度フリの如く「もう新たな出会いはないやろ」と思っていたら、去年28歳になる年で出会いました。
これがすべての伏線回収だと思ってる。
わたしが今一番夢中になっているのは、0.1gの誤算。ここにきて、V系出戻り。まあでも、ずっと聴き続けてはいたしね、yasuのことずっと好きだからね…。

出会いは、YouTubeのおすすめに突如として現れたからなのですが、これがキッカケのひとめちゃくちゃいっぱいいるっぽい。みんな仲間です。
元々V系好きだし、軽い気持ちで見てみたら、「ああ…ここは多分沼だ…」という予感。「沼だ」という予感は十中八九当たるのよ。
でももう既に好きなアーティストいっぱいいるし、これ以上はもう沼にハマるの無理だって…と思いつつ、その反面、わたしはとんでもない飽き性を自覚していたので、「今気になっているだけで、すぐに冷めちゃうかもな」という気もしていた。
どのくらいの飽き性かというと…っていう話もたしか他の記事で書いてたはず。なので、説明長くならない例で言うと、「めっちゃ良いと思って徹夜レベルで過去の動画を見漁っていたYouTubeチャンネル、翌日にはチャンネル解除する」くらいの。飽き性っていうか、自分でもビビるほどに熱しやすく冷めやすい。そんなわたしがここまで語れるアーティストがいたことにも、このnote書きながらちょっとビックリしたけどね…。
そんなわたしなので、0.1gの誤算のYouTubeチャンネルは登録せずに、わざわざ検索してちょいちょい見に行ってた。めっちゃ慎重になってた。その時点でもうかなり好きだということに、このときのわたしは気付くわけもなかったのだが。
でもなんだかんだ、知ってからチャンネル登録するまでに3ヵ月くらいはかかった気がする。それまで検索して見に行ってた。まじで。
それからライブに実際に足を運ぶまでにも数ヶ月。
初めてライブに行ったのは、去年2023年の9月、わたしの地元岡山でライブをしたときだった。「地元だから」というだけでなんかちょっと強気になれるのですが、これわたしだけですか?そういう理由もあって、初参戦は岡山で、となんとなく思っていたのですが。
ゆうさんがよくMCとか、あと被告人の曲振りでも言われることなんですが、一歩踏み入れたら最後でした、ありがとうございました。見事に沼にハマりました。
そもそもがV系好きなうえに、ゆうさんもyasu好きでリスペクトだし、そんなもんハマらんわけないのよ…これ言うの何回目…。
しかもこの初参戦のライブで、『鬼悦天』というそれはそれはもう激しく暴れて、逆ダイもしちゃって、「え、一生終わらんかも???」って曲をやられた日には、ハマらないほうが無理だった。簡潔に言うと、楽しすぎた。
誤算はライブの頻度がめちゃくちゃ多いので、その分わたしもたくさん足を運んでいて、現場通い出してからまだ半年くらいなの怖すぎると思うくらいには、今までの自分と比較したら行ってる。だって楽しいんだもん。
誤算の魅力はほんとに語り尽くせないけど、「そこに行ったら絶対に楽しいことが待っている」という絶対の確信があるところ。
当たり前に楽しくないライブなんてないし、事前の期待を裏切られたこともないんだけど、それでも手放しに確信を持つことは容易ではない。というか、そもそも事前の期待の度合いが違うのかも知れない。
でも、誤算に対してはえげつないくらいの期待をしているにもかかわらず、毎回何十倍以上もこえてくる楽しさがそこにはある。そして毎回、「最高だった」と思うとともに、その「最高」を毎度更新していく。そりゃね、一瞬一瞬全力で挑まないともったいないですよ。
あと、度々「宗教」と喩えられるその一体感が、ほんとにすごい。それも、「一体感がすごい」と、自分もその場にいるのにどこか第三者視点で感じるのではなく、「わたしもこのライブの一部になっている」と、本当の意味で実感させてくれる。ここには自分の居場所があるのだと、安心できる場所。まあ、全力で暴れるという意味では安心なんてとんでもないことなのですが。

そしてもうなんせ、歌・曲がとても良い…。なんか、不思議とどの曲もスッと入ってくるのに、でも「0.1gの誤算」の特色がしっかりとそこにあって、中毒性がある。「あの曲もこの曲も良い、あ、なんですかそれ?めちゃくちゃ良いですね…」みたいな、日々発見がとまらない。好きの感情がとどまる所を知らない。
いつもいつも、誤算のライブに行くために仕事を頑張れている。間違いなく、今のわたしの一番の原動力。

そんな最高のバンドに巡り合えたのは、YouTubeのおすすめにたまたま流れてきてくれたからというのもあるけれど、それは単なるキッカケに過ぎず。
やっぱり根底に、yasuとの出会いがあって、yasuを好きになったからだと思ってる。
だからといって、誤算にyasuの影を見ているなんてことはなくて、まあ意識することは少なからずあるけれど、たとえば、絶対にない話だけど、今yasuが療養中で活動を休止しているから、代わりみたいに思っているということはまったくないと、誤算にもyasuにも、ついでに神にも誓えるのですが。
JanneとABCにはそれぞれ良さがあって、愛していて、それと同時に誤算もまたJanneとABCにはないモノを持ってる。誤算が持っているたくさんの魅力を、わたしは愛してる。
でも、誤算がJanneのヴァンパイアを歌っているところを動画で見て、そのときに、Janneの解散を発表したときにyasuが言っていた、「またいつか誰かが聴いて歌ってくれれば曲は死なない。」という言葉を思い出して、泣いたことを今でも覚えているし、これを書きながら今も泣いてしまっています。
わたしはyasuが活動を休止してからも、Janneが解散を発表してからも、ずっと曲を愛し、聴き続けてきていたのですが、そんななかでこうして0.1gの誤算というバンドがJanneの歌を歌っているところを見たときに、改めてyasuが言っていた言葉の意味を理解したし、「曲は死なない」というのは、本当なんだ、って思った。
そう思わせてくれたところにも、きっと惚れたんだと今では思っています。これが誤算を好きになったキッカケに直結しているわけではなくて、でも大きな要因のひとつだったのかな、と半ば後付けみたいなところがあるので、「今では」とさせていただくのですが。これは記憶が正しければ、実は今まで誰にも話したことなかった。ここまでに語ったこと以外にも、他にも好きになったキッカケとか、より深みにハマった出来事とかもあるのですが、それは今回は割愛。

そんな、わたしが長年愛し続けているJanneのヴァンパイアを、大好きな誤算が歌っているところを生で見るのが、今のわたしの夢の一つだったりします。実はまだ生では見たこと・聴いたことがないので。これ聴くまでは死ねないな、って思ってます。まあ、だからって「聴けたら死んでもいい」とは思わないし、しぶとく生きてやるけどな。
そもそも、何回行っても毎回最高を更新してくるバンドのライブなんて、とにかく行けるだけ行かないと絶対後悔するし、それこそ死んでも死にきれないからね!!!

特に好きな曲・よく聴く曲
・if…
・Truth
・オオカミ男と月兎
・フルニトラゼパム
・アルテミスの憂鬱〜銃口とマリア〜
・嘘とシアン
・プラチナ
・murder show time

ライブで特にぶち上がる曲
・フルニトラゼパム
・オオカミ男と月兎
・21gの感傷
・鬼悦天
・利己的メルヘン症候群
・2008年高田馬場AREA
・【L】1126【悲劇】
・混沌的極悪暴曲 -ヴィジュアロックパロディウス-
・有害メンヘラドール
・絶望メンブレガール


以上、わたしの音楽遍歴でした。完全自己満だけど、面白いと感じてくださったかたや、「わたしも〇〇好き!」みたいな共感を得られていたりしたら、嬉しいです。おわり。

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