空き缶

とにかく自分の好きなことを好きなように書けたらいいなーというやつ。

空き缶

とにかく自分の好きなことを好きなように書けたらいいなーというやつ。

マガジン

  • 【日記体小説】夢中散歩 ※完結済

    ”私”が見た夢の記録…という形式の創作小説です。また、夢十夜のオマージュ的な物。完結済です。

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【エッセイ】「顔が好き」は果たして悪なのか。

「久しぶりの投稿」という前置きをするたびに、なんだかろくでもないことを書いている気がするのは、この際置いておいて。 仕事以外でそれなりの文章を書くのも久しぶりなので、文体とか口調が定まらない気もするけど、そんな言い訳もほどほどに。 批判的な感想を持つ人は多いかも知れないけれど、わたしはルッキズムの鬼だと自覚している。とは言っても、別に指差して大声で人様を罵るわけはなく、ただただ「美しいモノが好き」という意味であって。つまりは面食いである。 でもそれは自分自身が「美しいモノ」

    • 好きなアーティストとかその遍歴とか、とにかく音楽について語ってみる

      100の質問から引っ張ってこようかとも思ったのですが、なんかわたしが今書きたいことが書ききれないような気がしたので、頑張ってイチから書いてみることにしました。 幼少期まず、わたしの家族はみんな音楽が好きで、もっと言うと、歌うことが好きだった。 若い母親に連れられて普通のカラオケに行くこともあれば、じいちゃんばあちゃんに連れられて老人会のカラオケに行くこともあった。 この、じいちゃんばあちゃんに連れられて行くカラオケがまあ楽しくて、というのも、「老人会」とは言っても周りはまだ

      • 映画好きな人に100の質問

        「久々投稿」=「3ヵ月振りの投稿」になりつつあり、なんとも言えない気持ちになっている空き缶です。 映画感想とかたくさん書きたいのあるんですけど、ここのところ忙しくてなかなか…(言い訳) というわけで(?)、リハビリがてらたまにはこういうのも良いかな、と思って。 映画好きな人に100の質問 https://100mon.jp/q/846 年齢 28歳 邦画派?洋画派? どちらも観るには観るけど、洋画派 字幕派?吹き替え派? ものによる。 コメディ系は吹き替えで観るこ

        • 【映画感想文】彼女がその名を知らない鳥たち ※ネタバレ注意!

          ※サムネイル画像はイメージです。 ※この記事はネタバレを含みます。 ※「Filmarks」でも、空き缶の名前でレビューを書いています。似通ったレビューが見つかる場合がございますが、同一人物ですので悪しからず。 記録鑑賞日:2023年5月4日 鑑賞方法:Hulu 評価:3.7/5.0 見事なまでに、全員クズめちゃくちゃ久しぶりにnote書きます。 本作はずっと前から気になっていたのですが、やっと観た映画。そんなんばっかですが。(笑) 先に評価の「3.7」というのは、ほんとに

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        【エッセイ】「顔が好き」は果たして悪なのか。

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        • 【日記体小説】夢中散歩 ※完結済
          7本

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          【映画感想文】ジョゼと虎と魚たち(2020年・アニメ版) ※ネタバレ注意!

          ※サムネイル画像はイメージです。 ※この記事はネタバレを含みます。 ※「Filmarks」でも、空き缶の名前でレビューを書いています。似通ったレビューが見つかる場合がございますが、同一人物ですので悪しからず。 記録鑑賞日:2023年1月29日 鑑賞方法:U-NEXT 評価:4.5/5.0 ジョゼの性格の悪さも、また良い。だけど舞は許さねえ。()実写版からずっと気になっていたのですが、長い年月が流れ気付いたらアニメ版と韓国版も出ててビックリ。(笑) そんなことはまあ良いので

          【映画感想文】ジョゼと虎と魚たち(2020年・アニメ版) ※ネタバレ注意!

          【映画感想文】エスター ※ネタバレ注意!

          ※サムネイル画像はイメージです。 ※この記事はネタバレを含みます。 ※「Filmarks」でも、空き缶の名前でレビューを書いています。似通ったレビューが見つかる場合がございますが、同一人物ですので悪しからず。 記録鑑賞日:2023年1月9日 鑑賞方法:U-NEXT 評価:4.0/5.0 2023年一発目に観た映画今年初めて観た映画なうえに、今年初めてのnote投稿がこちらです。 何年も前からずっと気になっていたのですが、実はラストのネタバレをなんかの拍子に食らってしまった

          【映画感想文】エスター ※ネタバレ注意!

          【エッセイ】推し事のために、お仕事を辞めた。※と言っても、無職ではない。

          まず、これを2022年最後のnote投稿とするのですが、もうひとつ書きたい内容の候補がありました。でも、やっぱこれかな~という感じで、この題材にしました。 わたしには、元バンドマンの推しがいます。「元」というのも、今年の11月に「卒業」という名の脱退をしたからです。これから書く内容で、推しが誰なのかピンとくる人も多分いるかと思いますが、わたしのほうからは名前は伏せて書かせていただきます。 推しを好きになった瞬間のことは、今でもよく覚えています。去年の1月末頃、初めて推しの

          【エッセイ】推し事のために、お仕事を辞めた。※と言っても、無職ではない。

          【エッセイ】コンペに出す予定の小説を、書きかけで長らく放置していた。久しぶりに書こうと思ったら…

          2022年もいよいよあとわずかとなりましたね。 わたしは長年「文章を書く」ということが好きだったのですが、今年の9月からnoteに小説やエッセイ、映画感想なんかを投稿し始めたことで改めて、文章を書くことが好きだなあ、と実感できる瞬間が、たくさんありました。 そんな中で、12月31日が締切のとあるコンペに小説を出そうと思っていまして、1週間程前に無事応募が完了したのですが…。 その小説、今年の8月末から書きかけでとまっていました。 その結果何が起きたのかというのが、タイトル

          【エッセイ】コンペに出す予定の小説を、書きかけで長らく放置していた。久しぶりに書こうと思ったら…

          【映画感想文】すずめの戸締まり ※ネタバレ注意!

          ※サムネイル画像はイメージです。 ※この記事はネタバレを含みます。 ※「Filmarks」でも、空き缶の名前でレビューを書いています。似通ったレビューが見つかる場合がございますが、同一人物ですので悪しからず。 記録鑑賞日:2022年12月6日 鑑賞方法:映画館 評価:4.0/5.0 「猫好きにはしんどい」というちょっとしたネタバレを食らった状態で観た公開から1ヵ月ほど経っているものの、なるべくネタバレを食らわないように注意していたので、見出しタイトルに記載の内容以外はほぼ

          【映画感想文】すずめの戸締まり ※ネタバレ注意!

          【エッセイ】わたしが作詞を始めた理由と、一向に完成しない曲の歌詞の供養的な何か。

          長ったらしいタイトルのうえに、多分エッセイと言ってはいけないような内容になる気しかしていませんが。 ずっと前から、いつかは何らかの形で、わたしが作詞を始めた理由を語りたいと思っていたのですが、別にその道のプロというわけでもなく、ただの自己満足なので、どこで語るねん、という感じで持て余していました。 あと、理由が理由なだけに、大っぴらに語るのも憚られていたのですが、もう良いかな、という頃合いと言いますか。 前置きはこのくらいにして、前述通り一番の理由は「自己満足」のためです

          【エッセイ】わたしが作詞を始めた理由と、一向に完成しない曲の歌詞の供養的な何か。

          【エッセイ】歌には呪いが宿る

          これは断じてオカルト・ホラー的な話ではないのですが。 まず、わたしはもともと、曲を「歌詞」で聴くタイプの人間でした。過去形である理由は、2年程前からギターを始めて、その頃からは「音」でもしっかりと聴くようになったからです。 当然、物理的に歌詞しか頭に入ってこないということではありませんが、昔から音楽というものが好きでありながら、曲の構成というものや音楽理論なんかはまったく知らない人間でした。ギターを始めてからは「音」も意識するようになったので、かなり世界が広がりましたね。今

          【エッセイ】歌には呪いが宿る

          【エッセイ】素人だけど、作詞するときの強いこだわりをちょっと語ってみる。

          わたしが作詞を始めたばかりの頃。わたしが作詞をするときに持っている強いこだわりに反する行動をしている人を目にして、ついカッとなってしまったことがありました。 とはいえ自分のこだわりをヒトにまで求めるのは違うな、と、今は少なからず冷静に考えられるようになったので、大目に見ていただけると幸いです。 当時、ついカッとなって喧嘩腰になっていたことを思い出すと、自分がとても恥ずかしいくらいには反省してます…。 わたしが作詞を始めようと思ったキッカケは、ここで話すことではないので今回は

          【エッセイ】素人だけど、作詞するときの強いこだわりをちょっと語ってみる。

          【小説】モノクローム・ロマンス #眠れない夜に

          「知ってる?カラーテレビの普及前は、15%のヒトしか、色付きの夢を見ていなかったらしいよ。」 わたしの耳元で、そう囁く彼。別に、わざわざ隠すように話さなくても、ここにはふたりしかいないのに。それに、愛の言葉でもあるまい。面白い雑学だけど、ロマンチックなシチュエーションをつけるような話じゃない。 「そうなんだ。わたしの家、ちゃんとカラーテレビのはずなんだけど。」 そう返したのは、わたしが今いる部屋の内装も、目の前にいる彼も、すべてがモノクロにうつっているから。 「ところ

          【小説】モノクローム・ロマンス #眠れない夜に

          【エッセイ】感情には、消費期限がある

          …なんだか既存のコピーのような気がして、怖くて一応ググってみたら、似たような有名なフレーズ(というか名言)がヒットしてしまいましたが、わたしの伝えたい内容とは異なっているように思えたので、書いてみようと思います。 まず、「消費期限」という喩えを用いたわけですが、似たフレーズにおいては「鮮度」という喩えが使われていました。が、わたしが消費期限と表現したかったのは、それと酷似することを避けるためではなく、それなりの理由があります。 感情、と一口に言っても色々あります。楽しいと

          【エッセイ】感情には、消費期限がある

          【映画感想】空気人形 ※ネタバレ注意!

          ※サムネイル画像はイメージです。 ※この記事はネタバレを含みます。 ※「Filmarks」でも、空き缶の名前でレビューを書いています。似通ったレビューが見つかる場合がございますが、同一人物ですので悪しからず。 記録鑑賞日:2022年10月15日(※2度目の視聴) 鑑賞方法:DVD(レンタル) 評価:4.5/5.0 数年振り、2度目の視聴甲子園出場の際のコピーみたいな見出しでスタートしますが、今回こうして感想を書くために、見直しました。 重要な部分は覚えているのですが、細部

          【映画感想】空気人形 ※ネタバレ注意!

          【小説】メアがいない夜 #眠れない夜に

          ※この物語では、実在の病名と架空の病名が混在しています。また、実在の人物や団体などとは関係ありません。 プロローグ人里離れた田舎に聳える、白い病棟。その3階の一室に、とあるアルバイトのため、満莉愛は向かっていた。 「小夜子さんのことって、どれくらい聞いてる?」 「えっと…すみません、実はあまり、知らなくて…。」 案内係を務める看護師の山崎の問いに、満莉愛は申し訳なさそうに答えた。 「別に責めてるわけじゃないわよ。ごめんごめん。でも、あまり知らないのに、よくこの仕事受け

          【小説】メアがいない夜 #眠れない夜に