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2024年の抱負は「育む」。抱負の「負」は、背負うこと。

皆さん2024年の抱負は決めましたか?そもそも決めますか?

1年の始まりや誕生日を迎えた時などに「抱負」と言うことが多いように感じますが、そもそも「抱負」ってよくよく見ると字面が不思議だと思いませんか?「抱く」はわかるけど「負」…?と無性に気になってしまったので、すこし調べてみました。

集英社の国語辞典によると、「抱負」こんな感じ。

抱負:心の中に抱きもっている計画や決意。

集英社『国語辞典』第3版(なぜあえての集英社)(なぜか手元にあった)

あれ?「負」はどこ行ったんだ?と思いますよね。
どうやら「負ける」ではなく「負う」の意味らしい、ということで「負う」の意味も調べてみました。

負う:
①人が背中や肩に物を乗せる。
②自分のものとして引き受ける。
③(傷などを)こうむる。

集英社『国語辞典』第3版(そして微妙に古い…)

ここまで調べてようやく納得です。「抱負」の「負」は、二つ目の意味として挙がっている「自分のものとして引き受ける」という意味からきているようです。

まとめると、抱負とは、心の中に抱きもっている計画や決意を、自分のものとして引き受けること。心の中に抱くだけではなく、しっかり背負って進め!という意図が含まれている、結構パワーがある言葉だということがわかりました。

2024年の抱負は「育む」

さて、「抱負」の語源に納得できたところで、私の2024年の抱負は「育む」です。

これまでの関係性、自分自身の強み、2023年末にひっそりと立てた会社、ライフワークとして取り組んでいるオンラア未来会議の各プロジェクト、コミュニケーションを伴走しているチームの取り組み、家族や大切な人たちとの時間などを、大切に、でも着実に、育んでいく1年にしたいなと思っています。

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1月2日、2024年初めての買い物として大きなグリーンを購入しました。生活のそばにあるといいなぁとすこし憧れでもあった、自分の背より高いグリーンです。

新たに仲間入りしたグリーンを育みながら、その度に自分に背負わせた「育む」という目標を思い出して進んでいく1年にしようと思います。

決して軽くはなく、重たい抱負かもしれません。でも、えっちらおっちら山あり谷あり、そこでしか見られない景色も味わいながら、歩んでいくことを楽しんでいきたい。

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最後に。新年早々に大きな地震、大きな事故が発生しました。2023年は私にとっても、今ある命、そして生きていることの尊さを体感する出来事がありました。

ふとすると心がざわつきますが、健康な身体と暖かい家があること、そして支え合える人がいることに感謝しながら、決して当たり前ではない今日という1日を大切に、自分にできることを自分の場所でやるのみだと心に刻んでいます。


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