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【映画感想メモ】The Truth

是枝監督の「The Truth」という作品を鑑賞。先日観た「アメリ」がとても良かったので、よし!フランス作品、もっと見てみよう!と思い、フランス映画に詳しそうな知人におすすめいただいたのがこの作品。

カトリーヌ・ドヌーヴ演じる、映画スターであるフランス在住のファビエンヌのところに、出版のお祝いのため子供を連れてアメリカからやってきた娘夫婦と孫娘。そこから物語は展開。

ひたすら女優であることを最優先し、家族を蔑ろにしてきた!という娘視点の思い出と、物語の終盤に明らかになる母としても思い。

観た直後も、観てから少し経ってからも、ふと思い出してしまう。心に残る作品でした。

映画に登場する描写の中で特に印象的だったのが、行きつけの中華料理屋さんで一人で食事をとるファビエンヌと、同じ店内で大勢の親族にお誕生日のお祝いをされている女性客との対比でした。

形容し難いほどに、寂しい気持ちになってしまいました。(また常々、気を抜くと自分のキャリアのことで頭がいっぱいになってしまう自分への警告かしら、、と少し考えこんでしまいました)

鑑賞後に色々と調べてみたら、なんと!日本語吹き替え版は、娘役を宮崎あおいさんがされているとのこと。大好きな女優さん!いつか、日本語吹き替え版も観て見ないと。

またまた今回も、素敵な時間!と、心から思えた映画鑑賞となりました。

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