誰も知らない

最近、今のうちに映画とか本とかいっぱい見とこうキャンペーン中で
是枝監督の万引き家族が地上波で放送されると知ったからその前に
昔の作品「誰も知らない」を見てみようと。

評価されるのは納得といった作品。でも私はもう見ないかな。
悲しすぎて何度も明るいBGMと太陽に救われる。

若いシングルマザーと戸籍のない子どもたち

母親の家出 貧困 孤立 命 子ども同士の薄い友情 成長

一番見ていて辛かった

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遅れてする映画評論『そして父になる』

是枝裕和『そして父になる』(2013年)




 子供をエクスチェンジされるなどという事態に自分は到底耐えられないだろうと、子供の顔見て「切ない」で停止して以来放置していたが、『万引き家族』が「そこで止まるな」と言って来たので、勇気を出して視聴断行。



 自他への厳しさと、克己をひたすら生きる者たちは、強いからその軒昂さを示すわけではない。逆だ。弱く、何かと向かい合う勇気がないからそうせざる

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万引き家族を見て

普段あまり重厚な映画を見ないので、久々のヘビーなストーリーに腹の底がずしんと重くなった。

生き方とか、家族の形とか、色々の問題が複雑に絡み合っているんだけど、常に問いかけてくるのは「幸せとは何か」ということ。

それも人それぞれで、決まった正解なんかあるはずもないんだけど、どうしてもマジョリティの形が世の中の基本になってくるから、それ以外の幸せの形を幸せとは認めないこの世界の器の狭さに、違和感が

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週末レビュー:韓国→日本帰国、米国学生ビザ取得

今週は韓国旅行(うまい店に行った話&戦争記念館に行った話)、米国ビザの取得、友人と会って感じた事、最後にその他雑感をまとめた。

- 韓国旅行(ご飯屋)

先週、Japan, China, KoreaのMBAに通う学生のケースコンペ(正確にはCKJ Field Trip)を終えて、3日間韓国を旅行した。観光は戦争記念館以外一切せず、美味しいお店を探して行きまくるというシンプルな旅だった。絶対おすす

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2019.7.20(土)くもり のち 雨

【この日の出来事より】

TVで「万引き家族」を観た。

「そして父になる」を観た時と同じで、あまり印象に残らなかった。
治(リリー・フランキー)と息子の祥太(城桧吏)の関係は切なかった。

#是枝裕和 #リリーフランキー

【私的記録】

「エイリアン」メイキング写真集

制作から40周年!
現在のCG使った映画より遥かに生々しくリアルに宇宙が描かれている。

https://designyou

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【映画】空気人形

是枝裕和監督の映画「空気人形」を観た。ラブドールが心を持ったら…という話であり、明確なストーリーが有るとは思えなかったが、考えさせられる1作であった。

以下、ネタバレを含みます。

キーワードは代替可能性かなと思った。主人公は心を持ったラブドールであるが、彼女は心を持った後にラブドールの持ち主から離れていく。しかし、持ち主はまた新しいラブドールを購入する。その意味で、主人公は代替可能な、a ラブ

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フランスを代表する女優がご出演。
面白いかは別にして、これは凄い映画ですね。
→ 是枝裕和監督構想8年の渾身の最新作『真実』!主演はカトリーヌ・ドヌーヴ!共演ジュリエット・ビノシュ、イーサン・ホークらを迎えついに公開決定!http://cinefil.tokyo/_ct/17288085

『万引き家族』(2018年)映画評

※この文章は2018年6月に書いたものです。

【はじめに 予告のミスリード】

 カンヌでパルム・ドールを受賞し国内の注目度も高い
是枝裕和監督の最新作「万引き家族」。連日予告CMも流れてます。
しかし実際に映画を鑑賞した人の多くは
「え?こういう映画なの?」と思ったかもしれません。
 実は映画を観る前から予告のある部分に引っかかっていました。
それはリリー・フランキーの

「内緒だぞ、俺たちゃ

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空気人形

是枝裕和監督の「空気人形」という作品が10代のころ好きだった記憶がある。時々、こうして思い出す日がある。

近年有名になった「万引き家族」を撮った監督のそれより何年も前の作品で。

R-15くらいだったから、高校生くらいになって解禁されるような映画。

簡単にあらすじを説明すると、ダッチワイフだった人形の少女がある日、心を持ち実態を持つところから物語は始まる。

人間と同じような形になるんだけどっ

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