本のようなコンサート~Hey! Say! JUMP Fab! -Live speaks-~

友人がジャンプ君のことが好きだったことがきっかけで、
Hey! Say! JUMPの配信コンサートFab! -Live speaks-
最終公演「style J」の生配信を見た。

当日もすごいの見ちゃった…楽しかった…と感想を書きたかったが、
円盤が出たので重い腰を上げて今ある思いを書こうかなと。

こんなにBlu-rayを待ちわびた配信ライブはあったかな?
この演出もっと細かくきれいに見たいな!と待ちに待った。色んな人に見せたい!そんなコンサートだった。

前置きとして、2020年はジャニーズ関係を中心に、配信ライブをたくさん見た。

配信ライブの難しさもたくさん感じる中で、私的にいいなぁと思う配信ライブは2つある。

一つ目は、配信ライブというやり方しかないからやろうではなく、
配信ライブだからこそ挑戦をやってみようと感じること。

二つ目は、見えない画面の向こうに伝えたいという気持ちが伝わってくること。

簡単なようで、それが本当に難しい。

この二つが合わさったライブはもれなくよかったと感じたし、
円盤が出たら買った。今回のFabに関してもそんなコンサートだった。

「配信ライブだからこその挑戦って?」


Fabで特によかったなという演出が何点かある。

まずは、会場をこだわることなく、やりたいことを実現できる箱を選んだのは潔く好きだ。

続いて、三日間の予定が「style H」「style S」「style J」となっていた点。
これは公演内容も少し変わってるのかなとは思っていたが、
まさかの、オープニングそのものが違うとは…

Hは王道
Sはバラード
Jはダンサブル

それぞれの良さを殺すことなく共存し、毎日見るファンへの配慮もあるという内容。
そして、円盤を見て知ったのは全日舞台装置が異なる点。あっぱれすぎでした。素晴らしい。

あとは、Lairでのうその終わり。まだスタート30分ほどだったが、圭人の卒業の内容もあるので本当に終了するのかと思って、
もっとFab見たかったなぁ~と本気で思ってしまった。
あの時間を返せ!!!!となったが、それも無観客じゃないとできないなと。
本当に騙されてしまった(笑)(笑)お恥ずかしい。
それほど没頭してみてしまったし、だまされる演技力さすが

そしてなんといっても、Fab-ism-~狼青年の早着替えは、
カメラワークなくしてはできないし、有観客では難しいからあっぱれ!ってなったし、
AR演出や、知念さんのお家の演出は、配信ライブならではという内容で、
見ていて飽きないし、次はどんなことが起こるんだろう!とワクワク感が止まらず、
気づいたらすぐに終わっていた…という感じだった。

AR演出は、This is 嵐 LIVEを思い出さずにはおられず、
嵐イズムを感じることができて、嬉しい気持ちになったのは、嵐のファンだったからかな…うれしいね…

「画面の向こうに届ける思い」


持論ではあるが、アルバムコンサートはいかに「アルバム」を表現するかが重要で、
童話がテーマであるFabは、ある意味配信向きだったのかなと外野としては感じたのだった。

観客がいないからこそ、8人だけの空間が広がっていて、
そんな状況が本のページをめくるような非日常感を助長させて、
私は、Fabが持つ「童話」という世界観に没頭することができた気がする。

無観客であることをも、一つの世界観としてパッケージ化してくれることで、
画面の向こう側の自分たちも一つの映像作品として楽しめる。
そんな空間や思いを感じることができて、とてもよかったのだった。

Hey! Say! JUMPは、「世界観」から音楽を喚起させることがとても上手なグループだと思っている。
アルバムごとに「世界観」を構築し、それを演出で何十倍も膨らましてくれる。
だからなのか、いつも新しいHey! Say! JUMPを知ることが出来る感覚があり、

コンサートをみるのは楽しいし、外れることがないから安心してみれる。
これは、他担ではあるがうらやましいし、かっこよくHey! Say! JUMPでしか見れないという特別感さえもある。

これからも、そんな「世界観」を色んなやり方で見せてほしい。
そして、周年ライブで「Hey! Say! JUMP」をどう表現するのかが本当に楽しみなのだ。
今のHey! Say! JUMPはどう自分たちを演出するのかを見てみたい。

内容、宣伝の出し方、円盤のアートワークも本当に完ぺきでした。
楽しいコンテンツをありがとう。脂乗ってるグループを見るのは本当に楽しいね。


P.S.
ドキュメンタリーで、伊野ちゃんがそれでもいち早く有観客でできるように調整したいよね。と言ってたのは「愛」の深い人だなと感じたのだった。

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