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嫌なものは嫌

私は根本的に駆け引きというものをしない。好きな人には素直に好きと伝えるし、気持ちを隠そうとすることもない。

明日死ぬかもしれぬのに、そんなことをしている暇はない。

しかし彼は違う、しょちゅう「もう会わない」だの「好きじゃない」だの「他の人を探して」などと言う。ハッキリ言って苦痛である。

ほんとうにそう思っているのなら仕方ないが明らかにそうではないのに何故そんな言葉を使うのか。おそらく私を試しているのだと思う。

あらあらしょうがないわねえ、などといなすことなどできないので真顔で問い詰めたりしてしまう。私にとって言葉は言葉だ。

彼と関わって気付いたが、私はかなり物事の一貫性にこだわりがあるようで嫌いになったものを好きになることはほとんどなければ好きなものを嫌いになることもほとんどない。

そして心理的な迷いを口に出すことに抵抗がある。例えば私が彼に「もう会いません」と言ったらそれはもう私のなかで覆されることはない決定事項なのである。

こういった本音と違うコミニュケーションでごちゃごちゃ(私にとっては)とやり取りするのがもしかしたら醍醐味なのかもしれないがそういったことをやってきてないので、今になって右往左往しててちょっとみっともない。

バツイチ年増へのサポートっていやらしい響きですよね。それが言いたかっただけです。