感謝をあらわす日は自分で決めたい

中間試験期間中の息子が、昼過ぎに帰宅してきて、暇だから(おい、勉強しろよ!)といって、徒歩10分の場所にある実家にテレビを観に行ったときのこと。(ちなみに、我が家にテレビはあります。アマプラも観られます。)

実家の母からこう言われたそうだ。

おじちゃん達からは母の日の贈り物があったのに、お母さんは何もしてくれなかった。○○を返してもらおうかしら。

・・・。

さらに息子から「おばあちゃんにいつも世話になっているんだから、母の日くらいしてあげなよ」と諭され、複雑な感情が芽生えた。

数ヶ月前に起きた出来事を機に、私は母のLINEをブロックしていて、連絡を絶っている。それなのに、なぜ母の日に贈り物をするのだ。

母の発言を息子経由で耳にして、母がそういった一連のことに無自覚であると知ったこと、子どもに見返りを求めていること、影響を考えずに孫に言った浅はかさに対して、怒りを通り越して呆れて脱力してしまった。

いつもは実家と距離をとっているくせにポイントだけ押さえる弟夫妻に対しても「ズルい」と思ってしまう自分を観て、自らの器の小ささにも辟易する。

母の日と父の日とか敬老の日と、なんならバレンタインデーとかホワイトデーとか、廃止してほしいと願う。

感謝したい人には自分のタイミングで感謝をあらわしたいのだ、私は。

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