幼稚園の始まり。覚書。

娘の幼稚園が始まりました。前夜から他人事の夫と娘。つい怒る。どう言えばよかったのか。信じればよかった。穏やかに準備をして、少し手伝ってほしいんだ、と伝えてあとは信じる。もうただそれだけ。自分のできてなさを大丈夫だ、と信じて動く。

1日目は、ニコリともしないで顔が緊張していて、動きも止まっていて、もっとのびのび自由でいいんだよ、と、心で思うが、シャドウだから状況を見守るのみ。リュックもおろさずに人が来たら遠ざかり、わたしがシートに座ったら、おかあさんいいね、と、わたしの横に座っている。石で遊ぶの好きなこと覚えてくれてた先生が相手しに来てくれるけど、すぐに終わる。ハンモックがあいて、そこでゆーらんして、年中さんが来ても、あとで、と小さな声。その子は優しくて私にいろいろお話ししてくれる。舌足らずな喋り方が可愛い。帰りはオタマジャクシ!と嬉しそうにみて、ようやく自分でリュックも降ろせるようになって。芝生で解放されてて、お友達が滑ったのをみて、自分も坂でころがったり。もう少しだよーの声を聴いて歩いたり。

強くなるね、と。先生。

私は付き添いしないつもりだったけれども、森の中ですごす子どもたちはキラキラとどこまでも自由に駆け抜けていて、活き活きとしていた。生活と聞くと、日々のことだけど、活き活きと生きる、と感じる。

死んでるように生きてる人もいるんじゃなかろうか。私は時々自分にそれを感じる。生きてるように生きていたい。森の子どもたちのにように私の世界はこんなに美しいのだ!と輝かしく生きていたい。



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