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さっきゃんがきたら、ひきずりこまれるんよ

学童の外遊び。
公園のブランコで「さっきゃんがきたら、ひきずりこまれるんよ」という。
えー! でたか?? 空想の年代
まだ質問しないで、その子が言うままに聞いている。
そうなの? それで?と相槌を打ちながら。
そのうち、新たな名称も登場してきたので、とうとう堪えきれずに聞いてみた。
さっきゃん?
「おんなのこ、ないふもってる こども。
さっきゃんはね、きさこっていうの」

「めぎーさん
あし、きられる
まあ、人形やけ、ふつうの大きさ。
ほうちょう 持ってる」

さっきゃんやめぎーさんは、お友達も見えるの?
「どこでもくる。
ともだち、言っとった、
“あのなあ、うちんちなぁ
さっきゃんきたんで“」

詩だ、とてもステキな。
作者は、推定6歳か7歳と思われる。

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