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半年携わったコンサート前日に思うこと

長らく日記があいてました。この3週間なかなか濃い日々を過ごさせていただいてました。
劇団の公演稽古と、お芝居のワークショップ、あとはクレアーレミュージックコンサートの映像制作仕上げなどなど。会社では技術職ということで、エンジニアなのかデザインなのか、色々やらせていただいたりしておりました。

アウトプットの多い日々が続いたので、そろそろ自分に余白を持って、インプット期間を作りたいなと思っているところ。忙しい日々に思うのは、忙しくさせて頂いてありがたいと思うのと同時に、何かを他のことを受け入れる余白まではなくしちゃだめだなと。余白がないと新しい事を受け入れられないと思うんですよね、自分的には。
ふと誘われたことに、次のご縁があったりするときがあったりするしね。

さてさて、明日はついにクレアーレミュージックコンサートの本番。雨は少し降るみたいだけど、涼しくて良さそう。
お声掛けいただいたのは確か、半年ぐらい前だったかな。本当に仲良くさせて頂いてる友人から声をかけていただきまして、エンジニアなのかクリエーターなのか、コンサートのサポートをさせていただくこととなりました。
チラシやホームページ、あとはコンサート中に流れる映像制作や当日のテクニカルを担当。
映像制作はちょいちょいやってたけど、こんなに大きい会場でやらせていただくことは初でとても楽しみ。いやー楽しみすぎて今日寝れるかなと感じ。

自分は中学校の自由研究で、アメリカのHIPHOPの歴史について発表したほど、なんというかアンダーグラウンドな感じを好むタイプで。笑 そういうのがかっこいいなと思って生きてきて、今でこそ、そこそこニュートラルな気もするけど、いわゆるキレイな世界に見えるところがあんまり好きじゃなかった、というか苦手で。
だけどその印象を180度ひっくり返してくれたのが、誘ってくれた友人であり、今回のコンサートだと思う。

今回は特に子ども連れも多く、楽しくクラシックを楽しみましょうということで、いろんな仕掛けをしています。それは明日終わったら、色々話せたらいいなと思ったりします。でもね、何回か練習も観させていただいたんですが、なんかグッとくるものがある。どういう感情か分かんないんだけど、なんか心が動くものがあって。ジワーッと染み渡ってくる何かがみたいな。それをほぼ満席のお客さんに明日は伝わればすごく嬉しいなぁと思う。そこに、少しでも映像が華を添えれたら、自分としてはこれほど嬉しいことはないなと思います。お客さんが来てくれて、楽しんでくれて、舞台の人たち楽しんで歌って、会場が一つになる瞬間があったら、こんな幸せなことはないよね。

正直話をいただいたのは時は、どんな感じになるのか想像がついてなくて。ちょっとしたアニメを作るのも初だったり、どのような部分で貢献できるのか、自信がなかったり。だけど、こんな自分にも頼ってくれる時があって。それがたとえ難しいオーダーだったとしても、何か貰ったオーダー以上で打ち返したいという気持ちになってしまって。でも、こういう関係って、高めあってすごくいいよなと思いました。

友人は、いつも自分の芝居を観に来てくれます。同い年だけど、芸事の世界では十年以上先輩。だけど、偉そうなことを言わず、話を聞いてくれて、応援してくれる。自分は役者を目指したのが人より遅くて、正直まだ何もかも全然で、だけど、そんな自分をいつも影で支えてくれます。だから、今回は自分は100%で支えたいと思います。まぁ支えられなくても勝手に立ってると思うけど。笑
続けることってやっぱりすごいと思うので。10年、15年の積み上げてきたものは、やっぱりそれでしかなくて、それを簡単に超えることはできない。なんかそんな大先輩のコンサートを裏で支える気持ちでいます。

明日はみんなが笑顔になればいいな。全力でコンサートを盛り上げて、それが終わったらまた稽古。役者だね。でも、それももちろん楽しみ。

おしまい。

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