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【ビジョンポエム】ライブ!

「ビジョンポエム」とは

「ビジョンポエム」とは、なごみが提案するサービス及びその作品です。
セッションを行い、なりたい自分や叶えたい夢を潜在意識から浮かび上がらせ、あなたの本当の望みを明確にします。
そして、それを実現した未来の自分や世界を、詩とイラストで感性豊かに視覚化し先取り体験できます。
さらに、その作品を身近に置いていただくことで夢の実現をサポートします。
あなたの夢にカタチをあたえ創造しましょう。

【ビジョンポエム】ライブ!

《Hiromiさんの場合》

彼女が作り出す場の雰囲気が、私は好きだ。
穏やかで落ち着いているのに軽やかで、小気味よく弾むようでいて柔らかい。
そして、彼女は小さな小鳥のようだとも思う。
そのさえずりは歌うように心地よい。けれど、時が来ればその小さな翼で大海原を渡ってゆく。
みんなが可憐な彼女の冒険を応援するし、彼女が笑顔と苦悩とともに語る冒険譚に耳を傾け一緒に涙し、一緒に笑う。

実は、当初は全く別の想を練っていた。
以前聞いた、将来彼女が造りたいと思っている、夢の音楽ホールのイメージだった。
吹き抜けのロビーは開放感にあふれ、大きな窓から明るい陽射しが差し込み心地よい。大規模ではないけれど、自由でアットホームな雰囲気でリラックスして心から音楽を楽しめる本格的なホール。そこにはいつも人々の笑顔と美しい音楽が満ちている。その光の陰影、空気の手触り、流れる音楽の香り。
そういったものが、私の中で徐々にカタチを成しつつあった。

私がそのイメージの中でのんびりうたた寝している最中も、彼女の人生は転がり続けていた。人一倍繊細で心優しく、傷つきながらもそれにめげず、何度でも立ち上がって持ち前の知性と行動力を発揮して、彼女の中の冒険心に正直に生きていた。
そんな彼女の可憐でたくましい姿に接して、彼女の夢のホールのイメージもとても素敵だったのだけれど、応援歌というか、私が感じている今の彼女を詩に書きたくなってしまった。

彼女はクラッシックに親しんできたのだけれど、人生がジャズだなぁと感じていた。私たちは彼女の人生が奏でるジャズライブを一緒にワクワクドキドキしながら共有させてもらっている、と。
誰もがそれぞれの人生のプレイヤーだし、それぞれがそれぞれ素晴らしい演奏をしているわけだけれど、誰もが彼女のような、客席が巻き込まれるようなライブができるわけじゃない。だから、彼女にしかできないそのワクワクするライブを、演奏している彼女こそ、楽しんでほしいと、心から願っている。

ところで後日、彼女が教えてくれた。この詩を見た時、『ラプソディ・イン・ブルー』が思い浮かんだ、と。
音楽に疎い私は、グリッサンドや音色の一部やそのテンポ、それを聞いた高揚感はイメージしていたものの、具体的な曲はイメージしてはいなかった。
けれど、『ラプソディ・イン・ブルー』を聞いた時、あぁこれだった、と改めて驚きと納得がない交ぜになったような感覚を抱いた。クラッシックとジャズの融合、上品なのに気さくで親しみやすく繊細なのに少年のように冒険好きな多面的な彼女の魅力を、体現しているようだった。
私は彼女に書かせてもらったのだ、と改めて気付いた。

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