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無料コンテンツが横行するとバカが増える

基本的にテレビを観ている奴はバカだと思う。

語弊がないように言い直すが、
正確には、「テレビを観ている人=バカ」ではなく、「テレビを無料で観れていること=当たり前」だと思っている奴がバカだということである。

もう少し追求して述べると、テレビ制作者は、テレビを観ている視聴者に向けて商売をしているわけではなく、予算の源である広告費を出してくれるスポンサーを相手に商売をしているわけだ。

つまり、わざわざ説明しなくても理解していると思うが、広告主からのアフィリエイト収益などで製作費を回収しているのが無料コンテンツを放送、掲載、発信、投稿している企業が現在依存するビジネスモデルである。

ただし、これは完全出来高といった不安定の極みであり、広告のクリック数やYouTubeの再生数、テレビの視聴者数に応じて対価が支払われることから、単純にビュワー数が多ければ多額の報酬が貰えると勘違いされがちだが、それは誤りで広告費の総額が落ちると供給している制作側に分配される総量も減るので、視聴率が高い=景気が良いとは一概には言えないのだ。

つまり、閲覧数最多!だけど前年度より利益低い...みたいなことが起きるということである。

それは不安定な収益額を第三者の広告主に握らせていて、自身で商品の価格設定をして消費者から利益を回収するという確実性を選択していないからである。

なので、無料で見られる媒体が増えれば増えるほどそこに各企業が広告費を落とすわけだが、その媒体母数が増えりゃ増えるほど分散されていき、ビュワー数も疎になり、無料集落の過疎化を引き起こすわけである。

過疎化基、斜陽になると少しでもビュワー数獲得のための戦略に乗り出すため、無料コンテンツにイチャモンをつけてくる来客者に忖度した方向にテコ入れを始めるのだが、

しかし、そもそもそいつはその店で物を買う「購買客」ではなく、ただ店をふらっと見て回って雑誌の立ち読みだけして帰っていく「来訪客」であり、「立ち読みしづらいから立ち読みスペースを作れ」と言ってそいつに合わせた店内改装を実施したとして、「無料で雑誌を読む来客数」が増えるだけで「利益の源である購買客」が通う店にはならないのだ。

挙句、立ち読み客が通路を邪魔するから別の店で買い物するといった具合に、元いた顧客が消え去り、店に人は集まるが商品が売れないといった事態を引き起こす。

これがアフィリエイト収益に依存した企業の末路であるにもかかわらず、どの企業の社員も目先のビュワー数=成果だと思い込んでいる。

挙句、観ているんだから何コメントしてもいいよねと勘違いした無料コンテンツ受給者が、ヒットした作品や動画のコメント欄、でいいね数獲得のための「いかにうまいコメントできたか選手権」を勝手に開催し、そのためにわざわざ刺さなくていい釘を供給者に刺してくる。

これが誹謗中傷文化の根源。

で、斜陽産業となった広告収益依存企業は、無料で観ている金のない人間に向けてゴマをするのだか、そいつはただ「いかに上手く釘刺せるか」をやりたい奴だから、どんなに手を変え品を変えても、揚げ足取りしかしてこず、利益には繋がらない。

つまりまともなセールスデータが取れないのだ。

無料コンテンツが横行すると、無料であるのをいいことに、誰もが参加できるため、その中で実力のある作品に張り付くノミが生まれて、そのノミを人と勘違いして商売を始めるからバカがバカに向けて商売を始める地獄絵図が出来上がり、バカを量産していくメカニズムにも拍車がかかってしまうのである。



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