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ライアン・ガンダー われらの時代のサイン

受付でもらう作品リストは、この展覧会の場合非常に重要な役割を果たす。
(もっとも、これがなければ確実に作品を見落とすけれど)
リストの最低限の情報と作品を鑑賞することで紡がれる、来場者一人一人の物語の生成。たのしい時間が持てる展覧会だった。

素材の選択:黒鉛は、柔らかくしっとりとしている
ウェイティングスカルプチャー
25のカテゴリー想像力をかきたてる。
アニマトロニクスとは!!
イスの呼応、座面は青と赤、夏と冬


鏡面の使用は、見ているものとその背後を取り込むので、作品と展示空間が関係性を持ちやすい。


上階には、ガンダーセレクトの寺田コレクションが。これらも2階の展示と呼応してガンダーの仕掛けた関係性の網に見事に掬い取られると言う見事な展示構成。


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