yukio fukuda

美術家。 展覧会、SEA関連、映画や作品に関することなどアップします。 https:/…

yukio fukuda

美術家。 展覧会、SEA関連、映画や作品に関することなどアップします。 https://www.instagram.com/studio.yf.works/ https://www.facebook.com/yukio.fukuda.125/

マガジン

  • Instagramまとめ

  • artworks by Fukuda Yukio

    yukio fukuda's artworks & planning

  • ART & exhibition

    Artに関するもろもろのこと。時々映像。

最近の記事

2月インスタまとめ

17.feb.2024 一汗かいた 神保町ブックセンター ラウンジトーク シリーズ Vol.1 『アートと人類学の共創―空き家・もの・こと・記憶―』出版記念トークイベントへ。貴重な話を聞くこともでき、いろいろ気づきもいただいた。尾道も面白そう。プロジェクトで本が出版されるまで持っていくのは大変だったろうなぁと。横谷奈歩さん小野環さんともお話ができましたのでよかった。会場には懐かしい人がちらほら。小瀬村さんに久しぶりに会う。 #神保町ブックセンター #コレクティブ #アート

    • 「雲海の舟」坂口寛敏+柳井嗣雄 二人展 宇フォーラム美術館

      国立にある宇フォーラムで開催中の「雲海の舟」坂口寛敏+柳井嗣雄二人展に行ってきた。お二人とは1989年から参加した「白州・夏・フェスティバル」の美術部門でご一緒した。坂口さんは、農場の車検切れのダットラ(日産だったかも)を小川を越えた森の中に引き入れ、土と苔を塗りたくられたトラックの上方には沢から引いたホースが螺旋状に吊利下げられ、ぽたりぽたりと水が滴るように穴が開けられている。苔むして朽ち果てるまで設置し続けると話していた。柳井さんのものは一見石ころのような、あるいは大きい

      • drawing diary Jan.2024 *編集中

        • マツモト建築芸術祭2023

          温泉旅行に出掛けた松本で、マツモト建築芸術祭なるものが開催されていた。市内に現存する新旧の建築をアートと共に楽しむという趣旨で、昨年から開催されていて今年で2回目だという。まだ、知名度はそれほどでもないらしく、宿の人に聞いても何かやってるらしいですねって感じ^^;。 松本には、元々洋館や気の利いた店が多く、好きな街の一つ。 芸術祭の参加メンバーにドローグ・デザインの名前を見つけて「!」、さらに飯沢耕太郎さん、河合政之さん、これは見に行かないと。 地域振興とアートを絡めたイベン

        2月インスタまとめ

        マガジン

        • Instagramまとめ
          1本
        • artworks by Fukuda Yukio
          3本
        • ART & exhibition
          11本

        記事

          「祈り・藤原新也」展  

          藤原新也といえば、メメント・モリの衝撃が思い起こされる写真家。 ニンゲンは犬に食われるほど自由だ  当時、コメントと写真が丸ごと見る側の身体に飛び込んでくると言ったっものを見た経験は初めてで、それは衝撃だった。 水面にそっと手を伸ばし、指先が触れた時のひやっとする感触、 そんな身体性を伴った写真。 展覧会では、展示の構成や概要、作品の解説やキャプションなど、展覧会のガイドとして言葉が点在する。ときには、解説文が、言葉の輪郭に作品が押し込まれるという鑑賞を妨げる場合もあるので

          「祈り・藤原新也」展  

          Daily drawing/手の思考

          手の思考、手は思考する。 学生時代に、S先輩から聞いたフレーズだ。 描くという行為。
 
紙の上に筆を走らせる。はじまりは、言葉によらない手の動き。軌跡が現れると同時に、思考が立ち現れる。言葉は、そのずうっとうしろから追い縋るようについてくる。追いつかれれば、言語の専制の中に放り込まれ、文節化し、解体され、置き換えられて一般化するかもしれないけれど、連続していた自由なイメージの輝きは失われる。

言葉がはじまりに準備されて創作や造形が始まるとすれば、そこから生まれるのは観念的

          Daily drawing/手の思考

          Desk for Atlās_project

          地図帳のためのデスク 異なる様式の結合 二つのデスクの連結=イメージの連結、連続。机上には地図、オブジェクト、ドローイング、手の記憶、痕跡としてのドローイング、絵画 身体と連携したオブジェ。 インスタレーションのためのプランニング。

          Desk for Atlās_project

          野良の藝術2022-さぎ山の現場Ⅲ ファーム・インさぎ山での第3回現場展2022年11月25(金)-27(日)

          野良の藝術2022-さぎ山の現場Ⅲ ファーム・インさぎ山での第3回現場展  に行ってきました。 ファーム・インさぎ山という広大な農場を使っての野外展で今年で3回目。 このあたりは、昔は2万羽くらいのサギが営巣していたという。隣はさぎ山記念公園、昔からの里山がそのまま維持されているなかなか貴重な場所で、普段は農体験などのいろいろなイベントを行なっている。 この場所自体に力があるのだろうか、独特の光の移ろいー時間の流れがある。そこに点在する作品は、土地と作物と人を触媒となって緩や

          野良の藝術2022-さぎ山の現場Ⅲ ファーム・インさぎ山での第3回現場展2022年11月25(金)-27(日)

          旅と想像/創造 いつかあなたの旅になる

          東京都庭園美術館で開催中の「旅と創造 / 創造 いつかあなたの旅になる」展にいってきました。 さわひらきさんの映像作品(床に残っていくステップを踏む足の跡、dwelling)、福田尚代さんの書庫の展示、バロウズの本棚はこんなかも(ここは撮影NG)。宮永愛子さんの展示が強く印象に残った。 皇族のお屋敷で行われているせいかもしれないけれど、全体にノスタルジーに覆われた感が強いのだけれど、入り込んでしまえば、ベルクソンの「角砂糖の時間」のような気持ちのいい展覧会です。

          旅と想像/創造 いつかあなたの旅になる

          試展-白州模写 「アートキャンプ白州」とは何だったのか&田中泯「場踊り」のことなど 2022.10.29.SAT.- 2023.01.15.SUN. 市原湖畔美術館

          展示の最後の方に原口さん、高山さん、榎倉さんのドローイング 3人のドローイングが展示されている。泣きそうになる。感慨深い空間に 「アートキャンプ白州」とは何だったのか白州に関わった多くのメンバーも同じだと思うけれど、実にさまざまな体験と発見の連続を生み出した稀有な場だった。その後の制作姿勢の多くをここで経験した。自分としては、初めて野外展示、ボランティアを使っての現場制作。身体気象農場での共同生活にも似た滞在制作。初めの頃は白州・夏・フェスティバル、その後、アートキャンプ

          試展-白州模写 「アートキャンプ白州」とは何だったのか&田中泯「場踊り」のことなど 2022.10.29.SAT.- 2023.01.15.SUN. 市原湖畔美術館

          平田哲朗個展「芸術か科学か」

          3331アーツ千代田で開催されている、平田哲朗個展「芸術か科学か」へ。 圧倒的なというのはこういうことなのだろう。圧倒されて、つぎにはわくわくしてくる。 まだ助手のなりたての頃、彼の在籍した学年を担当した。卒制か大学院の時だったかもう定かではないが、鉄板にシャボンのように泡を吹き付けて弾けた円の連続を定着していたものを前にして、東大だったかほかの大学だったか、とにかく専門の研究者の先生と繋がって、すごいことになってるんですと嬉しそうに今自分のやっていることがどれだけ凄いのかを

          平田哲朗個展「芸術か科学か」

          アレック・ソスGathered Leaves

          夏休みの宿題は、休みが終わる直前に徹夜同然で仕上げてこなしているような人は、その後も同じような行動をとってしまい一生治らないよと言われたことがある。展覧会を行くのも、会期終了間近になってしまうことが多いので、あたっているのかも。今回もその例に漏れず6月末から開催している展覧会にもかかわらず、会期終了1週間前。 つい先日までの夏は退場し、雲が低く立ち込める小雨降る中、車で一走り葉山まで。 アレック・ソス Gathered Leaves 展 http://www.moma.pre

          アレック・ソスGathered Leaves

          ライアン・ガンダー われらの時代のサイン

          受付でもらう作品リストは、この展覧会の場合非常に重要な役割を果たす。 (もっとも、これがなければ確実に作品を見落とすけれど) リストの最低限の情報と作品を鑑賞することで紡がれる、来場者一人一人の物語の生成。たのしい時間が持てる展覧会だった。 上階には、ガンダーセレクトの寺田コレクションが。これらも2階の展示と呼応してガンダーの仕掛けた関係性の網に見事に掬い取られると言う見事な展示構成。

          ライアン・ガンダー われらの時代のサイン

          地球がまわる音を聴く:パンデミック以降のウェルビーイング展

          https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/earth/ 森美術館「パンデミック以降のウェルビーイング展」 オノ・ヨーコのグレープフルーツジュースを狂言廻しとして 撮影はできなかったが目を引いたのはギド・ファン・デア・ウェルヴェ、飯山由貴。内藤正敏も相変わらず強力。 昨年のアナザー・エナジー展、都美観での「世界にふれる、世界に生きる」芸大美術館での「新しい成長」の提起——ポストコロナ社会を創造するアーツプロジェクト展などと同じベクト

          地球がまわる音を聴く:パンデミック以降のウェルビーイング展

          生ゴミ削減。キエーロを制作してみた。

          設置して2週間経過、順調に分解が進んでますが、この2日ほどでアリの巣ができてました。ちょっとかわいそうだけど容赦無く穴掘って生ゴミ投入。

          生ゴミ削減。キエーロを制作してみた。

          ゲルハルト・リヒター展

          ゲルハルト・リヒター展