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健康の為やったら変わった 習慣にしていること 8

8.人間ドックでも最近増えてきた頸動脈のエコー検査

 健康の為、自分の身体を定期的に観察する習慣について書いてきました。自分で体重計・血圧計で測れるもの。医療機関での健診や人間ドックで各種の検査を定期的にしてもらうこと。最後に一番重要と思うのがこの血管の超音波検査(エコー)検査です。

 ◎血管の詰まり具合を映像で確認できる血管超音波検査

  血管超音波検査は,この10年あまりで急速に普及してきた領域と言えます。理由としては,人口の高齢化とともに動脈硬化疾患が増加したことや,脳梗塞や心筋梗塞の原因となる血栓による疾患予防の観点から需要が増えたことなどが挙げられます。高精細の断層像,微細な血流まで可視化できるさまざまな新技術が登場し,血管疾患に対して利用価値が高いものです。

◎血管の状態が悪化することによる疾患

 血管の状態が悪くなっていても痛みは無いため見過ごしてしまいます。 血管が固くもろくなったり、血管の内部にプラークが溜まりそれが厚みを増すと血流が悪くなっていきます。細くなった血管に血栓がつまると様々な症状が現れます。もろくなった血管が破裂することもあります。 

 脳梗塞・脳出血・一過性脳虚血発作・心筋梗塞・狭心症・虚血性心疾患など重篤な症状になってから救急車で運ばれることになります。

◎脂質異常症・高脂血症・脂肪肝の人は頸動脈エコーで血管の検査を

 これだけ重篤に事態になるまでなぜもっと早くわからなかったのかと入院する事態になって初めて気づきます。その時はもう手術を待つしかないという状態になっていることが多いでしょう。

 血管内部の状態が事前に分かれば悪化する前に対処することが可能です。 検査機械も高度化しそれを導入している病院も増えてきました。  頸動脈エコーができる病院を探しぜひ検査することをお勧めします。

 既往症がある場合は、治療目的で検査申し込みすると健康保険が使えます。 コレステロール値が高く気になる人はこの検査ができる人間ドックを受診するといいでしょう。

◎頸動脈エコー検査は定期的に習慣化することが大切

 血管のプラークが発見された場合、1年に1回定期検査することが大切です。 現在の常識ではプラークを解消することは困難とされています。

 それならばなおのこと予防することが重要になるはずです。しかし、そのような動きは見えてきません。よって、定期的に検査することで自己防衛するしかないのです。

◎血管のプラークの映像や状態の説明書を受取り記録保存する習慣を

 私のかかりつけ医が血管エコー検査の機械を導入していました。あるとき血液検査結果では血管のエコー検査までする必要はないがその超音波検査機械ならあるよとのこと。是非検査してくださいと言うと、では念のため検査しておきましょうと軽い動機で検査しました。

 なんと、それで判明しました。厚くプラークが溜まっていると。もしその超音波検査機械がなかったらきっと近いうちに救急車で運ばれていたでしょう。半身不随か歩行障害か言語障害か死亡か、考えるとゾットします。検査して頂いたかかりつけ医に感謝しています。

 以後、毎年の定期検査とその検査結果の説明書を記録保管し改善に向かって治療する方法を自ら調査することにしました。今回はここまで。

※ 頸動脈エコー検査ができる病院(東京版) 特に既往症がない方向き


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