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転勤族の夫と一緒に暮らし始めた苦労の話

まず初めに言いたいのは、

これから書くことは夫の愚痴ではなく、

転勤族ならではの苦労を私も経験したという話。

私も、というと仲間がいると思うけど

その時の私には仲間なんていなくって、

ただひたすら仲間や知り合いを作るのに必死だった。

まず妊娠するまでのお話。

私は前していた仕事を辞めて新しい土地、福井県にやって来た。

妊娠を望んでいたので、失業保険を貰いながら

夫を支える専業主婦に徹した。

はじめこそ知らない土地を探検するのは楽しかった(転勤族ならでは)のだが、

だんだん日中一人で過ごすのが寂しくなってきた。

人間ってないものねだりだなぁと思う。

とうとう失業保険も終わり、これからどうするかという時に妊娠が発覚したのだが、

いつ妊娠できるかわからないから仕事が始められないというモヤモヤはかなりストレスだった覚えがある。

妊娠しても受け入れてくれる職場なんてないと思っていたからだ。


そして、妊娠後のお話。

基本的な生活は変わらないものの、つわりという

妊婦の症状が私たちを変えていった。

近くに知り合いがいないので、つわりによるストレスは全て夫が被ることになり、

今だから思うが、

本当に申し訳なかったなぁ。

仕事の疲れもあるのに私のケアもしなくちゃいけないなんて。

でもそんなこと考える余裕もないのがその時の私だった。

喧嘩も何回かした。(多分私の一方的な攻撃だが笑)

お互い、メンタル的に、きつかった。

もし、あの時近くに誰か知り合いでもいたら、(ストレスの分散)

もし、あの時仕事を少しでもしていたら、(居場所の確保)

たらればが止まりません。

少し希望が見えてきたのが、

つわりが落ち着いた頃の話。

病院主催の妊婦さん集合!のようなイベントや、

マタニティヨガ、マタニティサロンに

少しずつ参加できたこと。

楽しかったけれど、欲を言えば、友達が欲しかったなぁ。

そして、イベント自体は良かったんだけど、

もう少し妊婦同士で話せる機会があれば良かったなぁと思う。

(基本、司会の人が進行するようなセミナーのような形。)

そんなこんなで、里帰り出産のため、

福井県を離れるのでした。



次へつづく。



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