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言葉だけでは伝えられないことを気づかせてくれる、かけがえのない人。

「憧れの人を目の前にすると、マジで語彙を失う。」
私もそれに漏れない人間だったようだ。

写真集を手渡される時に目が合って、それでもう全部飛んだ。恋愛経験も社会経験もない中学生みたいなことを言ってるけど、ほんとにそうだった。

マウントしたいわけではなく、私は「芸能人」と言われる方やアイドルの子とも普通に仕事で一緒になることもないわけではない。その私が「自分なんだこれ? 何言ってんだ?」と思うことしか言えなくなった。

もう、ほんとに存在自体がかわいく愛おしい。人として好き。世界を旅して、泣きたくなるような時もありつつ撮影をして、本当にすごいことを成しているのにそれを変にドヤったりもしないし、私のような金髪イカれ野郎が目の前に現れても、真っすぐ見てくれて、その人のいいところを感じ取り受け止めようとしてくれる。女神? よすが? なんと表現していいか、もうわからない。

写真集には行った先々でも「そこの場、人に寄り添おうとしている」彼女の素直な姿が切り取られているように思う。
言葉も通じないだろう異国にも、体全部を使って寄り添いにいく彼女の姿に、言葉だけが表現の手段じゃないことを改めて思うし、彼女は自身の存在自体で精いっぱい表現している、そんな彼女が愛おしくてたまらなくなる。

おこがましいけれど「表現する」という共通項を持った立場として彼女のあり方、存在が憧れで、尊敬の対象だ。実際に感じた写真で見るよりも華奢で小柄で、目の輝きと真っすぐな純粋さ、優しさが写真集の中の素直な彼女の姿とリンクして、気づいたら涙を流している。
そしてまた、「自分の心がいつの間にか汚れていた」と気づくのだ。

私は本当に彼女に救われている。彼女の存在が心を浄化して、ニュートラルどころではなく、気力があるプラスの状態にまで持っていってくれる。
やっぱり特別だ、私にとって。森七菜という人は。

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