まだ若い
今日は短期アルバイトの初日。
以前から時たま声をかけてもらっている会社から、バレンタインのチョコの販売店員として働かないかと言われ、のそのそと重い腰を上げて働くことにした。
初めての施設で初めての人間関係、初めてのレジ。
これまで何度もレジ打ちの経験があるけれど、久々に知らないレジを触ると本当に気がおかしくなりそうなくらい頭を使う。
無言の圧力をかけてくるお客さん、覚えの悪いバイトには厳しい同じフロアのパートのおばさん、板挟みになると焦って焦って下しか向けなくなる。
そんな苦い経験を何度も積んできたからか、最初は緊張したものの、難なくこなすことができた。
前日の夜にあれだけ不安になって嫌になって、彼氏さんに泣き言を送りつけていたのがバカみたいだ。
一人の時間も、接客もレジもお手のもん。
立ち仕事だから肉体的に疲れるのは当然だけど、なんだか清々しい気持ち。
新しいことをして、失敗して立ち直ってみたいなプロセスが本当に苦手で、できれば心の波風立てない平穏な暮らしがしたいと思うところ。
でも自分まだ若いんだな。
初めて触るレジもちゃんと使えるようになったこの学習能力と適応力の高さにびっくりした、そんな1日。
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