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ひとり旅日記:森の中の天然温泉クラビとまだまだ知らないバンコクへ

2018年5/17-21クラビと人生7回目のバンコク

今年のイミグレは絶望的に時間がかかった。スーツケース押しながらドンムアン空港の国内線に移動してクラビへ。調べておいたソンテウ乗り場がない…。地元の人がいたから、彼らと一緒に待つことにした。観光客は普通タクシー使うか…。チェンライ以来でソンテウ乗った。宿の外観写真撮っておいたから、町中に近づいたらそれを探す。良かった目立つ看板で。

翌日日帰り温泉。クラビは美しいビーチで有名らしいが、ビーチより温泉。水着着てれば誰でも入れる温泉に、写真だけ撮ってる観光客は何が楽しいんだろう…。自然が作った森の中にある、段々の天然の浴槽(パムッカレに似てる)の温泉の温度は40度。昨晩のスコールでお湯が注ぎ込む先に流れてる川は濁っていたが、温泉自体は問題ない。ここはもう一度絶対に来たい温泉。素晴らしかった。湯加減も自然の中の癒しも。

2つ目の温泉はエメラルドプールと呼ばれてる所。温度は低め。水中のバクテリアが太陽の光で綺麗なエメラルドグリーンに見えるらしい。プールから流れ出る小川には魚がいた。流れが強めの所に身を任せ、森林を眺めながらの低温入浴。かすかな硫黄臭。流れによるマッサージ効果で疲れが軽減された。

トイレで着替えて、乗ってきたバンの出発時間まで少しあったから、野外レストランで、チキン炭火焼ハーフ。味はいつも通り美味しいが、ハーフなのにデカイ…。バンに乗り込んだらすぐに夢の中へ。自分が泊まった周辺は特にお店がある訳ではない。21:20の国内線に乗ってバンコクに戻るまで、まだ時間があったが、空港行きタクシーだと高い。ソンテウだと、空港行きの最終は18時。早く空港に着く分には問題ないから、ソンテウにした。この時間帯は帰宅ラッシュの渋滞が酷かった。下校の男子学生3人は外にはみ出る感じで立ち乗り。向かいに座ってる女子学生は二階堂ふみみたいに可愛い。可愛いからついつい見てしまって、彼女は自分の視線に気付いて微笑んでくれた。

国内線の空港にお店はないし、中は冷房が効き過ぎて寒いから外のベンチに座って、搭乗時間を待つ。そして遅れてたヒコーキ。スワンナプーム空港着23:05。スーツケースを拾って急いでエアポートリンクの駅へ。この時間、パヤタイまでしか行かない。宿のマネージャーに教えてもらった道に出てタクシーを拾おうとした。距離的に近いから50バーツで乗せてくれないかな…。この金額では断られた続けたが、両替がまだできてなくて、去年の残りのバーツがそれしかなかった。はぁ。どうしよ。

大きめの車体のタクシーの兄ちゃんが哀れんで乗せてくれた。思った通り、乗車時間5分。宿の前に着いて、支払おうとしたら「要らない。日本人にしては珍しいね」と言われた。ボンビー過ぎてだろう。でも、本当にたまたまだったんだよ…。「ありがとう。サンキュー。コップンカー」と、握手をして別れた。宿着25時…。寝たのは26:30…。

バンコクに戻ったら、知り合いのガイドさんに去年行けなかった、メイクローン市場と水上マーケットに連れてってもらった。彼女の中学生の息子さんと従姉妹の方も参加。テレビで何回もやってるメイクローン市場。電車が入ってきたら、本当に店先の屋根をたたむんだ。この先が最終駅だから減速してるけど、それにしても屋根と路面に並べた商品を店頭から引っ込めるこのやり方、いつ始まったんだろう。観光客はこの光景を見る為に来てる。電車が通った後の線路を歩きつつお店をのぞいてみたり、写真撮ったり。次の観光ポイントに移動。

夜は行きたいナイトマーケットがあったからそこまで連れて行ってもらって、彼女達とお別れ。まだ自分が行ったことないバンコクに連れて行ってくれて、本当にコップンカー。このナイトマーケットも写真ポイント。色とりどりのテントがたくさん並んでる。お店を見て周ったけどそこまで欲しい物はなく。

毎年来たら絶対に外せないオートーコー市場のカニラーメン。わざわざ来る価値がある、変わらぬ味。有料トイレで、1バーツの半分しか小銭がなかった。トイレでお金徴収のおばさんは受取り拒否。困った。この様子を見てた駐車場のお兄さんが、「おいで」と声を掛けてくれて影でこっそり5バーツをくれた。

最終日。今回、両替する日本円の金額間違ってたのか?3万+クレジットカードじゃ間に合いませんでしたか…。インド人街で欲しいものがあったから、そこで使う現金の事を考えると、地下鉄代が出ない。歩くか…。暑い国で外歩いてる人ってほとんどいないよね…。しかも理由が地下鉄代ないとか。相変わらずダサイな。自分…。

歩いた事がない道を歩くのは楽しかった。ってか、こんなにディープなインド人街あるのを今まで知らなかった…。お目当の物を買って、元来た道を戻る。が、景色が違う。来る時に通った道でない!道間違えた。曲がる所をまっすぐ進んでしまった。危ない。思い込みで歩いてたらマジヤバかった。雲行きが怪しい。

降るなよ…。と思ったら、来たよ。スコール。たまたま角にあったカフェの軒先で雨宿り。道路を流れる雨水が勢いを増す。バイクに乗ってた人がスリップして転倒。大丈夫?雨に弱い靴だし、傘ないし。カフェに入った。温かい飲み物を待ってる間、たまたまカフェがある所で良かったと思った。歩いてきた道の後にも先にもカフェはここしかなかったから。40分くらいしたら雨は止んだから店を出た。


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