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ハッカソンって何?から始まった短距離全力疾走

初参加の目標は「完成」

”ハッカソン”という言葉は知っていたけど、「自分には縁がないエンジニアの人たちが楽しそうにやってるお祭り」くらいの認識だった。でも今回まさかの参戦!!!

まだロクにコードも書けないのに、マイクロコンピュータを使った実装(しかも当日テーマを発表されてエイや!で作り始める)をタイムアップ形式でやることになるとは。まだヨチヨチ歩きの私。かつ途中で仕事やらで一時間半以上抜けなくちゃいけないことが事前にわかっていたので、私が自分に誓ったのは、「とにかくぜったい完成させる」こと。
↓参加者のすべての作品はこちら

前日対策~当日いきなり実装&ヨチヨチ歩きの技術力

「これがテーマです」と当日いきなり言われて作るにあたって、私の頼りない技術力×その場思いつきアイデア×私が楽しいコトのバランスを取ることを一番に考えた。
そして使うモノを、二つだけ決めた。
obnizと、音。これで作る。

メモ①~制作開始~

テーマは、「マイコンを使って、テレワークをテーマに実装せよ!」
制作スタートしてから何度も仕事の電話がかかってきていたので、メモはパソコンにテキストで書いた。主なメモをいくつか紹介↓

1:参考になるコード探しの精度がアップ!

まずヨチヨチ歩きの私は、参考になるコード探しから。ここに意外に時間がかかった・・・でもここで気づき。「参考にするコード探しのスキル」が上がっているではないか。探していて、「あ、これは私が参考にするべきコードじゃない」という判断が前より格段に早くできている・・・!ここの気づきがよほど大きかったようで、メモにデカフォントで記してあった笑

2:シンプルなコードの合体が”一人で”できるようになった

ここもよほどうれしかったようで、1番同様デカフォントで書いてある。JavaScriptの文法を少しずつ、でも着実に理解してきている。うれしい。1の参考にすべきコードの精度アップと合わせて、一人でなんとか書ききれるコードが増えていく予感。

3:ファイルは同じ階層に

音楽ファイルをwavにしたのだけど、正しいコードを書いているのになぜか引っ張ってこれない。wavファイルは、デスクトップに別途作ったフォルダの中。ハッカソンの途中で相談したら、作っているコードと同じ階層になければ引っ張ってこれない、とのこと。
音楽ファイルをフォルダごとコードと同じ階層に移すも、やはりダメ。そこで今度は、フォルダごとではなく、3つの音楽ファイルをそれぞれコードと同じフォルダの階層に移す。
するとなんということでしょう!!JavaScriptに音楽ファイル名が現れた!!!「同じ階層」、覚えた。

メモ②~私の作品「ドラマティック会議」~

完成した私の作品がこちら↓

前日からテーマが何であれ「音を使った実装」にすることだけは決めていた。そしてobnizでPCから音を出す方法の下調べはいくつか行っていた。
そして当日の制作に向け、下記三つを自身に決めておいた。
・obnizで2つのコードを参考に作ること(参考コードが3つ以上になると私の今の技術力では時間内にコードの合体&完成ができないと予想)
・音を使いたかったので、やったことないけど技術チャレンジでobnizとつなげること
そして何より
・自分が作っていて楽しい企画であること&見てくれた人が楽しんでくれること
この三点にフォーカスして頑張ることに。
事前に設定したこの三点が功を奏したのか、結果、メモ①にあるような気づきがあり、作品も無事完成!!しかもYouTubeで観て下さっていた方がかなり楽しんでくれていたみたいで、私なりの目標も達成!やったー!

メモ③~他の方の作品が「楽しい」「すごい」~

アイデア編

すっごく正直に書くと、私は自分のアイデアが一番好きだし一番面白いと思っています笑
さておき、この二作品の何がいいかと思ったかというと、「(あまり言ってほしくないことを)他の人に勝手に知らせる」というところです。
一つ目はslackで、二つ目はLINEで。
自分以外の他者を巻き込んだアイデアは、それだけで「予測不可能」の度合いがグン!と増し、異なる次元に一気に移ります。予測できない分(他人の反応やアクション)、ギャップも増し、当然面白味も増す。
”何らかのギャップ”を組み込むことで、”誰にでもわかる面白さ”は生まれやすいと改めて思った二作品。

技術編

こちらの作品は先に書いた”ギャップ”も持ち合わせてました。
企画意図自体はけっこう真面目方面なんだけど、この方がすごいなぁと思うのが、アウトプットの絶妙なセンス!!!
手書きの旗、「えらーい」の音声セレクト、イラスト屋の絵・・・
技術実装はゴリゴリなのに、このギャップとアンバランスがもう笑
やはり上記に書いた「ギャップ」(≒アンバランスさ)は非常に大事だな、と思う。
あと技術面では、「聞いたことあるけどよくわかってなかった”AWS”ってこういうことができるのか!!」とお手本を見せていただいた気持ち。でもLINEとの連携がまだよくわからない・・・QRコードは私も今後実装で使ってみたい!

どうやって作ってるのか正直見当もつかないのですが、これ面白い!!ゲーム性高い技術は、私の大好物。まじでどうやって作ってるんだろ・・「暗号配信モード」ってなんすか。新概念を教えていただいた作品。

初ハッカソンを終えて

もはや無我夢中でしたが(しかも途中大学院の大事な面談もこなしつつ)、「作品完成」と「記事のアウトプット」までのワンパッケージを達成するにあたって、時間と自分のスキルとやりたいこと、そして技術チャレンジのバランスのとり方を学ぶのにとても良い機会でした。
他の方の作品やアイデアにこうしてたくさん触れられるのも、ハッカソンの良さなんだろうな。
またハッカソン(あまりガチすぎないやつ)出たい!


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