7ふし

発達障害の息子の母ちゃんです。 旦那も発達障害があり、勤めていた会社を突然辞め、今はフ…

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発達障害の息子の母ちゃんです。 旦那も発達障害があり、勤めていた会社を突然辞め、今はフリーという名の無職。 フルタイムで働きながら、息子の才能を生かすべく奮闘中。

最近の記事

さあ地獄の始まりだ

息子が生まれたのは産院の外では凄まじい暴風雨が吹き荒れる春の嵐の中だった。 3日間にも渡る難産の末のハラキリ。つまり帝王切開で息子誕生。 第1話で触れた通り、めちゃくちゃ泣く赤ちゃんで大型産院の看護師の間でも話題になっていたらしい。 産院を退院してからも「大丈夫か」と自宅に電話が掛かってきたほどだ。 自分で言うのもなんだけど、私は根性が有る。 看護師さんに「大丈夫です~」と明るく答え、極めて前向きに育児に取り組んだ。 世の中には産後鬱になる人も少なくないが、逆にア

    • 旦那との出会い

      私と旦那は、演劇活動を通じて知り合った。 演劇に関わっている人は個性的な人が多いけれど、その中でも旦那は特に変わっていた。 なんというか、 表情が無い、話し方に抑揚が無い、感情がこもっていないと言うか、掴み所がない。 旦那は戯曲を書いていたが、そのストーリーは全く理解出来ない。複雑怪奇な難解ストーリー。 周囲には「分からなくていいんだ」と言う人が多かったので、私も「そうなんだ」と思って演じていた。 今、思えば、アホだ。 変わった人を「すごい」と称賛する傾向のある

      • 発達障害の家族に囲まれて

        息子が発達障害と診断されたのは3才になる直前の頃だった。 診断がおりたとき正直私はホッとした。 「私の躾のせいではなかった」という安堵の気持ちだったと思う。 息子は生まれた瞬間から手の掛かる子だった。起きてる限り泣く泣く泣く!で、産院の看護師さんからも退院後の育児の大変さを心配されたほどだった。 そんなチョー手の掛かる息子、 何故か突然会社勤めを辞めて無職になってしまった旦那、 まるで宇宙人たちと暮らしているような不思議な物語。もちろんノンフィクションです。

      さあ地獄の始まりだ