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核シェアリングの必要性、現実味を増してきました・・・


ウクライナへのロシア侵攻によるウクライナ危機(又は紛争)は、泥沼化し混沌とした状態になっています。

これによって原油・ガス価格や小麦価格が高騰し、ロシアへの経済制裁によって取引ができない日本企業などが増加、先行き不透明感から日経平均株価も続落しています。
紛争が長引けば、水産物や化学製品を初め、その他色々なものの高騰も起こってくることが予想されます。

※ロシアは、原油で世界3位、天然ガスで世界2位の生産規模を有している。また、ロシアとウクライナは、世界の主要な穀倉地帯でもあり、特に小麦は両国で世界全体の輸出量の約30%をカバーしている。
日本における水産物では、カニは総輸入量の約60%(金額ベース)がロシア産、サケ・マスが約10%、タラが約7%、エビが約4%など、ロシアからの輸入に依存している品目は多い。

ウクライナ及び西側諸国と、ロシア双方の言い分がありどちらがどうとは言えませんが、このウクライナ侵攻によって言えることは、「世界の秩序がこれをきっかけに様変わりした」ということです。



株取引をしているので、たまたま目にした動画でそのことを話されていましたので紹介したいと思います。
この動画では少し過激に(熱が入って)お話をされていますが、案外大筋で的を得たことを話されていると思っています。
(今すぐどうのというのは無理だとは思いますが、核シェリングの細部がどういうもので、それが本当に抑止力になるのか、デメリットはないのかも含めて議論を始めることが必要な時期に来ていることはわかります)

ウクライナ危機で見えてきたことは、核による抑止力がない国は、今回のウクライナのように軍事侵攻を受けたりする可能性が出てきたということです。
ロシアにエネルギー関連で依存する西欧諸国、その軍隊NATOは、ロシアとの直接衝突を避けるため、ウクライナに派兵することを避けています。(但し、ロシアの国際法違反、国際世論もありウクライナに武器供与は実施し、ロシアへの経済制裁を実施しています)
また、国連は、ロシアが国連の常任理事国であるため、実質機能していない状態です。

今のロシアのプーチン大統領のように独裁者が追いつめられたら(もしくは暴走しだしたら)、日本も侵攻されたり、核ミサイルを打たれる可能性が少なからずあるということです。
ロシア以外では、覇権主義を押し通そうとする中国からの可能性があります。

日本はアメリカと、日米安全保障条約を結んでいるから大丈夫だろうと思っている方もいらっしゃるかと思いますが、アメリカの国内世論はあまり他国関与を望んでいないので、日本が侵攻または攻撃された時に本当にアメリカが助けてくれるかは不明です。
かつては、第2次世界大戦後「世界の警察官」だったアメリカは、オバマ大統領の時から方針転換をし、世界の警察官をやめるようになりました。
この理由としては、国内世論と、世界に軍隊を展開することによる財政難などがあります。


このウクライナ危機をきっかけに、国内では安倍元首相、維新の会 松井代表などは、アメリカの核を、隣国への抑止力のために日本に配備する「核シェアリング」を議論すべきと発言しています。

個人的には、日本は被爆国であり、非核三原則があり、核兵器はもってのほかだと強く思います。
けれども、ロシアのウクライナ侵攻のように「核を保有している国が力による現状変更を試みたという事実」を目の前にして、ロシアや中国の矛先が日本に向いたとき、このまま今のままでは日本を守るのは難しいと思います。
大国とは軍隊の数や軍事力に差がありますし、今回のロシアのように抵抗すれば「核を撃つぞ」と核をちらつかせられれば、対応が難しくなります。

世界の平和は、現実的には、各国(または同盟国)の力の均衡で保たれたいます。
国力が弱り軍事力(防衛力)が落ちれば、隙ありと、攻め入られる可能性があるのは昔から変わっていません。
世界の警察官がいなくなった今の時代は尚更です。

対岸の火事だとは言えないウクライナ危機、皆さんはどのように感じているでしょうか。
核シェアリングについては、議論が必要な時代に突入したと思っています。
そして、日本国民一人一人が、真剣に考えて、日本はどうあるべきかを議論していくべき大事なことであると思います。

このウクライナ危機がどういう結末を迎えるかによって、様子見をしている中国の動き(尖閣諸島や、台湾への侵攻と併合)が決まってくるでしょう。




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