完璧主義は常にはいらないプチ

完璧主義は常にはいらない

※TOP画像は、このnoteを書いた後に何かいいのはないかぁとググッたらヒットしたものです。



完璧主義の行く末。


近頃、完璧主義の行く末について思うことがある。

それは、それを必要とする一時的な物事を処理する場合に有効であるが、常にそれに囚われると、返って物事が上手く進まないということだ。



例えば、会社としても力を入れる ある新製品のプロジェクト並びにプロモーションを成功させるために、ストイックに完璧さを求めて議論し、実行することは大事なことだと思う。

一致団結して総力を結集する、そして思いもしなかった力を発揮する
ということは、組織としても必要なヒューマンエンジンである。


完璧主義の存在は、このように一時的な爆発力を必要とする時には、いいものを創造するために相乗効果を発揮したりする。

しかし、それが毎日の日常に存在するとどうなるか。


比較的余裕のある仕事環境であればそれほど問題ない。
完璧主義は業務の質の向上に効果を発揮するだろう。

ただ現代は、あらゆるものの複雑化、多様性に伴い昔ほど心に余裕のない社会である。

複数の業務をこなさないといけない日常の中におかれれば、完璧主義者は次第にこうなっていく。



最初は、残業してでも完璧に物事を処理しようとする。そしてなんとか処理できる。(これが上長である場合、部下に負荷をかけてでも完璧さを成し遂げる)

完璧主義がゆえに、納得できなければ物事の決断を先送りにするようになる。

すぐ決断しない。

仕事が溜まってそして飽和。冷静な判断ができなくなる(これが上長である場合、部下も困る)

部下(又は上長)の信頼を失う。




これは事実、完璧主義者でよく目にする光景だ。

特に担当レベルならまだ被害は少ないが、これが管理職になると波及範囲が拡大する。


複数の物事を処理するには、何を優先させるか瞬時に判断することが大事だ。

その物事に完璧さを求めることが必要か否か

他の複数の業務がある中で、どれを優先して作業し、どれを程々にしておくか。


一日に処理できる仕事量はおおよそ自分で把握できているはずだろう。

それをどの業務にどう配分するか、溢れた作業をどう部下に手伝ってもらうか。そして組織として物事を止めずにどう対応していくか。

これを考え業務を処理するのがリーダーであり、管理職というものだ。



完璧さを求めることはいい事だ。

しかし、それがいま必要か否かを適切に判断した上で実行することが必要前提である。



「個の思い(完璧主義)」と「組織としての有益な解(組織の負荷状況を踏まえて)」を天秤にかけて、それぞれのシチュエーションで何を優先すべきかを考えていく。


できる人というものは、この辺りのバランス調整が柔軟にでき、完璧主義のONとOFFをうまく使いこなしている。

そこに力を入れるべきか、否かを瞬時に判断して指揮する。そして判断を先送りしない。


こういう人の下では、無駄な作業は減り、業務の効率化もおのずと成されるのは経験上知っている。




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